ジャパンカップ 伏兵馬考察

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圧倒的な２強が存在する今年のジャパンカップで、伏兵馬の出番はあるのか？今回、ガチガチの馬券に１点、２点と大きく突っ込む人も出てくると思います。こういった時こそ、伏兵馬に旨味が出ます。しっかりとチェックしていきましょう。

東京2400ｍ　傾向

※出典：JRA

一周約2120mとJRA競馬場の中で最大の広さを持つコース。バックストレッチ半ばに上り坂があり、直線入口付近に再度上り坂がある。最後の直線は525.9ｍと長く、スピードとスタミナ両方を問われるチャンピオンコース。近年は高速馬場になる事が多く、スピードと瞬発力のある馬が好走。脚質は逃げ・先行・差しと戦績の差はないが、追込みの成績が若干良くない。

ジャパンカップ　傾向

基本はスローペースからの末脚勝負。2020年はキセキの大逃げ、2019年は馬場コンディションが要因で例外的に前半が早くなっている。毎年、超高速馬場になり、内の馬場コンディションが良い為、ロスなく走れる内枠の成績が圧倒的に良い。スローからの末脚勝負になる為、前が止まらず、先行馬して速い脚が使える馬が有利。好位で競馬が出来なければ、直線だけでは間に合わない。2022年は先行勢に実力馬がいなかっただけで例外的。真の実力が問われる舞台の為、毎年非常に堅い決着となっている。

伏兵馬考察（netkeiba人気想定順）

６人気　ダノンベルーガ（モレイラ）　43.6倍

THE善戦マンですね。天皇賞（秋）は超豪華メンバーとの戦いとなりましたが、そこでも３着に僅差の４着としっかり”定位置”をキープしました。レースは先行勢総崩れの中、しっかりと後ろで待機し、直線もロスなくタイトにまわして、モレイラ騎手は完璧な騎乗をしました。今回も同じだけ完璧なレースができれば、このメンバーでも再度良い競馬ができると思います。ただ、有力馬の考察でも書きましたが、天皇賞に出走した馬、特に好走した馬は体調面が心配です。この馬も1.55.8秒というとんでもないタイムで走っていますからね。

7人気　ディープボンド（和田）　65.8倍

今のところ、週末の東京競馬場の天気は晴れです。この馬は高速馬場では厳しいでしょう。パンサラッサがハイペースで大逃げをして、タイトルホルダーが離れた２番手、そこをこの馬が早めに追いかけて、更に４番手以下は大きく後ろ、そんな展開になれば・・・、ん～厳しいですね・・・。この馬の買い時は次走の有馬記念です。

８人気　パンサラッサ（吉田豊）　74.1倍

私の好きな馬です。昨年の天皇賞では単勝をぶち込みました（無念の２着笑）。ロードカナロア産駒ですからね。久々の2000ｍ以上の距離がプラスに働く事はないでしょう。距離が長くなる事でゆったり逃げられると考えるのは、この馬に関しては違いますね。”ゴーイングマイウェイ”な馬ですので笑。いずれにしても、この馬の挑戦によって、今年のジャパンカップに一つのアクセントが加わるのは間違いないです。どこまで先頭でいられるか注目です。

９人気　ヴェラアズール（ムーア）　72.3倍

昨年のジャパンカップの覇者という事で、見限るのが怖い、抑えておこうという方もいるかと思いますが、ここ２走の走りを見る限りでは、もう昨年の力はないと見ていいと思います。中途半端に脚を使えていますので、昨年と同じ舞台で、ムーア騎手騎乗で、”もしかしたら”という気持ちが芽生えそうなところを、グッと抑えましょう。現在はGⅢレベルの馬だと思います。

１０人気　チェスナットコート（田中学）　134.4倍

ヴェラアズール以下の馬に可能性はないと思います。ただ、小頭数ですと盛り上がらないですし、勝負のアヤが起こりづらくなり、無機質なレースになっていまいます。チェスナットコート以下の馬も掲示板を目標にそれぞれが全力でレースをして欲しいですね。

まとめ

ここに挙げた馬以外でいくと、外国馬イレジンは見た目の戦績が良いのと、未知の魅力で多少売れると思いますが、今のジャパンカップにおいては、外国馬がこのレースに勝つことは、日本馬が凱旋門賞に勝つよりも難しいと思います。変に抑えず、切りでOKだと思います。

最後にジャパンカップの”注目点”を挙げておきます。今年も多いに関係しています。是非チェックしてくださいね！

【注目点】配信終了

以上、ジャパンカップの伏兵馬考察でした！