アメリカジョッキークラブC 有力馬考察 と 注目馬 ~強い8歳馬に立ち向かう馬は!?〜

競馬

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近年はブラストワンピース、フィエールマン、古くはスペシャルウィークが出走している出世レースです。早速今年の出走馬を見ていきましょう。

中山2200m 傾向
※出典:JRA

スタートから1コーナーまでの距離が432mと長く、上り坂が続く。2コーナーから3コーナー途中までは下り坂でカーブは緩やか。直線は310mと短いが、2度目の上り坂が待ち受けるタフなコース。末脚の持続力は必須。距離以上にスタミナが問われる。脚質は逃げ・先行が圧倒的に優勢。枠は1枠と7、8枠が良く、極端な傾向が出ている。

AJCC 傾向

スローからの上がり勝負になる事が多い為、上がり3ハロン上位の馬の成績が良く、差し・捲りが決まっている。逃げ切りは困難。枠は10番から内枠の成績が良い。5番人気以内の人気決着になる事も多く、人気サイドが強いレース。

AJCC有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 モリアーナ(横山典) 3.1倍
母父がダイワメジャーという事もあり、マイル中心に使われていて、当初は距離が心配されていましたが、昨年秋は紫苑Sを勝ち、秋華賞でも5着と健闘しました。むしろ距離が伸びて際立った差し脚を見せております。ここで更に距離を伸ばしてきました。この200mの延長がどうでるでしょうかね。このレースは小頭数になりそうです。ここ数戦追込みで結果を残しているこの馬にとっては、馬群を捌きやすい小頭数はプラスでしょう。
2人気 ボッケリーニ(浜中) 3.7倍
現在、GⅡ以下のレースにおいては、7連続連対、8連続馬券内継続中です。一昨年のこのレース3着から継続しています。凄い安定感ですね~。ただこの馬も8歳です。そろそろ記録が途切れてもおかしくないです。今回はおそらく1番人気になると思います。1番人気は一昨年10月の京都大賞典以来です。これは大きな意味を持ちます。1番人気を背負って勝つ事は本当に大変な事です。小頭数なので、大崩れはしないと思いますが・・・。
3人気 チャックネイト(キング) 7.0倍
生涯成績(4.1.7.2)。着外の2戦も4、5着と掲示板えを外した事のない堅実派です。前走、アルゼンチン共和国杯では重賞初挑戦で3着と強豪相手に持ち前の堅実振りを発揮しました。切れるというよりは追えば追うほど伸びるタイプの馬です。最近は東京ばかり使われていましたが、中山は実績のあるコースですし、問題ないでしょう。
4人気 マイネルウィルトス(横山武) 9.8倍
この馬も8歳です。元気ですね~。横山武騎手が手綱を取った、ここ2戦は追込み一辺倒からある程度位置を取る競馬をしています。結果もついてきていますし、手が合っているようですね。アルゼンチン共和国杯は外々をまわって早めに先頭に立つ非常に強い競馬でした。今がピークではないかと思う充実ぶりです。
5人気 ラーグルフ(三浦) 11.1倍
中山金杯1着、中山記念2着と中山巧者の馬です。今回は外回りとなりますが、差し馬ですので外回りは歓迎でしょう。中山記念はもう少し直線が長ければ差し切っているだろう末脚でしたからね。東京、新潟コースでの勝ち鞍もあり、長くいい脚が使える馬です。近走の成績は良くありませんが、中山コースに変わるこのレースでは見直しが必要でしょう。
まとめ
今年は5番人気の中に2頭も8歳馬がいますね。しかもかなり有力です。ボッケリーニ、マイネルウィルトス、素晴らしいですね。ただ確かに強い8歳2頭なのですが、この2頭に勝てないようではGⅠの舞台では厳しいでしょう。
モリアーナはもちろん、チャックネイト、ラーグルフも使い減りしておりませんので、まだまだ成長の余地があります。ここをしっかりと勝って更なる高みを目指したいところです。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、アメリカジョッキークラブCの考察でした!

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