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展開ですが、コンクシェル、フィールシンパシーのどちらかが逃げるでしょう。コンクシェルが良い枠に入りましたので、この馬の戦略次第だと思います。個人的には少し離した逃げを打ったら面白いと思っていますが。
フィアスプライド、スタニングローズは先行、マスクトディーヴァ、ハーパーはその直後、ナミュール、ウンブライル、モリアーナは差しにまわると思います。
東京1600ｍ 傾向
※出典：JRA
スタートから３コーナーまでの距離が長く、１ターンコースの為、枠順の有利不利はほとんどない。スタートから緩やかな下り坂が続き、３コーナー手前に上り坂がある。コーナー途中から下る為、本来一息入るはずのコーナーで息が入りづらい。直線は約530ｍと長い。道中は起伏があり、直線が長いため、差しがよく決まるコース。ただ、開幕間もない時期は、高速馬場になる事が多く、スピード豊富な逃げ・先行馬が好走する。
ヴィクトリアマイル 傾向
前半800ｍは46秒前後と高速で流れる。脚質は先行が優勢、前は止まらない。枠順は真ん中から内枠優勢。内・前でロスなく立ち回りたい。最後の直線は上がり3ハロン32秒後半～33秒前半の末脚が必要。リピーターレース。上位人気馬が強いが、１、２番人気は不振（2.0.1.7）。
出走馬 実績
【特記事項】
ウンブライル：23年NHKマイル２着
キタウイング：フェアリーS１着
コンクシェル：24年中山牝馬S１着
サウンドビバーチェ：23年阪神牝馬S１着
スタニングローズ：22年秋華賞１着、オークス２着
ドゥアイズ：阪神JF３着
ナミュール：24年ドバイターフ２着、23年香港マイル３着、マイルCS１着、富士S１着
ハーパー：23年エリザベス女王杯３着、秋華賞３着、オークス２着
フィアスプライド：23年ターコイズS１着
マスクトディーヴァ：24年阪神牝馬S１着、23年秋華賞２着、ローズS１着
モリアーナ：23年紫苑S１着
ライラック：22年エリザベス女王杯２着
ヴィクトリアマイル 予想
◎ フィアスプライド
内枠を取りました。今回騎乗する鞍上が乗るようになってから、しっかりと位置をとることができていますので、これは好枠です。ポケット、もしくはその一列後ろ辺りをとってきそうです。血統的にも高速馬場は大歓迎でしょう。持ち時計もありますし、32秒台の末脚を使った実績もあります。実はGⅠ初挑戦ですので、鮮度もあります。ここはチャンスです。
〇 マスクトディーヴァ
絶好の枠に入りました。好位を難なく取れそうですね。今の東京競馬場は内前有利な馬場です。内前有利な馬場も追い風になって、ここはまず好走してくると思います。モレイラ騎手ですので、更に信頼度は高まりますね。当初ローテーションが気になっていましたが、このレースに関してはそこまで気にしなくてよいのかなと思い直しました。次走、安田記念を使うなら、さすがに厳しいと思いますが。
▲ ナミュール
力が一番なのは間違いありませんが、昨年２番人気で７着に敗れているように、本質的にはこのレースに向いている馬ではないですね。いつものように差して勝つためには、32秒台の究極の末脚が求められる可能性が高いです。鞍上武豊騎手も初騎乗ですので、急に戦法を変えてくる事もないでしょう。ハービンジャー産駒ですし、そこまでの脚が使えるか心配はあります。ただ、昨年とはまるで馬が違いますからね。問題もなく勝ち切ってくる事も十分あると思います。
☆ スタニングローズ
マイル適正はそこまで高くないと思います。切れ味勝負でも分が悪いです。ただ、ヴィクトリアマイルというのは、距離適性を超えて”格”で圧倒してきた馬が過去に何頭もいる、格を重視したいレースです。ナミュールを破った秋華賞は非常に印象的ですし、２強以外はGⅢレベルの面子です。ここは走ってくると判断しました。
△ ウンブライル
内枠をとりました。詰まるリスクはありますが、タイトなコース取りから直線抜け出してくる事ができれば、ワンチャンスありそうです。末脚の破壊力はここでも上位です。先週、NHKマイルで素晴らしい騎乗をした川田騎手の手綱さばきに再度期待したいと思います。
✖ ハーパー、ドゥアイズ
←勝負馬券
◎☆ー〇▲ 馬連フォーメーション
◎ー〇ー▲☆△× 三連複二頭軸流し
※馬券は当日の倍率によって、変更になる可能性があります。
まとめ
◎本命馬は高速マイルの適正抜群の馬です。
過去、スターズオンアース、リスグラシュー、ミッキークイーン、ショウナンパンドラという中距離の実力馬達はしっかりと馬券になっている一方、マイル適正の高い馬に敗れ、勝ち切る事が出来ていません。
「歴史は繰り返す」と言います。実力的には２強が１枚も２枚も抜けていますが、本命馬に期待したいと思います。
以上、ヴィクトリアマイルの予想でした！
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