スプリンターズS データ分析 ~差しが決まるスプリントGⅠ!!~

競馬

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さあ今週はスプリンターズS!、秋のGⅠ開幕です。

スプリンターズSはスプリント戦としては、珍しく差しが決まるレースです。このレースを連覇したレッドファルクスの見事な差し切り勝ちを思い出します。

レッドファルクスはスプリンターズS以外のレースで主だった活躍はありませんでした。スプリント戦で差し切るという事は、強いだけでは叶いませんからね。そんな馬が連覇しているレースです。これは偶然ではないですよ。

一昨年のナランフレグが馬券になったのも、グランアレグリア、タワーオブロンドンが勝利できたのも、このレースだからだと思います。




中山1200m 傾向
※出典:JRA

外回りコースを使用。向こう正面入口の坂の頂上地点からのスタート。3コーナーまでの距離は短いが、4コーナーまでは緩やかなカーブ。スタートから下り坂が続く為、前半のペースは速くなりやすい。直線は310mと短いが、2.2mを駆け上がる急坂がある。スピードだけでなくパワーも求められるコース。脚質は、逃げ・先行が圧倒的に有利。枠は内になればなる程、好成績。

スプリンターズS 傾向

差し馬の成績が良い。スプリント戦としては非常に珍しい傾向。前半3ハロンが33秒台なら前残り、32秒台なら差し決着になっている。枠は真ん中から内枠が優勢。1~3人気の成績は安定しているが、人気薄の激走もある。




関係の深い重賞レース
ここでは直近5年で馬券になっている15頭の、スプリンターズSが実施された同年に好走していた重賞レースをまとめました。23年のスプリンターズSであれば、馬券になった3頭の23年の重賞実績だけを拾っています。22年以前の重賞実績はノーカウントです。
ちなみに同年にスプリント重賞で好走実績(馬券内)がない馬はゼロです。馬券になっている15頭全ての馬がスプリンターズSが行われた同年に重賞で馬券になっています。
一番馬券になっていた関係の深いレースはシルクロードSです。1月、京都開催のスプリント戦ですので、一見すると関連が薄そうですが、実際は6/15頭がシルクロードSで馬券になっています。注目すべき点は人気薄(単勝10倍以上)の馬の中でも一番馬券になっているレースになります。実に該当馬4/6頭がシルクロードSで馬券になっています。
その他、人気薄の馬で馬券になっているレースは、同じ中山1200mが舞台のオーシャンS、春雷S(OP)が続いています。



出走馬実績
【特記事項】
ウイングレイテスト:24年アイビスSD2着、函館SS2着
ウインマーベル24年京王杯SC1着、阪急杯1着
エイシンスポッター24年キーンランドC2着
オオバンブルマイ24年キーンランドC3着
サトノレーヴ24年キーンランドC1着、函館SS1着、春雷S(OP)1着
トウシンマカオ24年セントウルS1着オーシャンS1着
ナムラクレア24年高松宮記念2着、京都牝馬S2着
ピューロマジック24年北九州記念1着、葵S1着
マッドクール24年高松宮記念1着
ママコチャ24年セントウルS2着
モズメイメイ24年セントウルS3着、アイビスSD1着、北九州記念3着
ルガル24年シルクロードS1着
赤アンダーライン赤太字赤字は上記ピックアップデータに該当
まとめ
高松宮記念1、2着のマッドクール、ナムラクレア、昨年のスプリンターズS覇者のママコチャ、スプリント戦7戦6勝のサトノレーヴと役者は揃いました。
この4頭以外にも主だったレースで好走している馬達がズラリと揃いました。秋のGⅠ第一弾に相応しいメンバーが揃ったと思います。非常に楽しみです。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】9/28(土)19時頃、配信終了予定
以上、スプリンターズSのデータ分析でした!



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