スプリンターズS 有力馬考察 ~スプリント王国!香港馬の実力は如何に!?~

競馬

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GⅠですので、当然素晴らしいメンバーが揃っております。各馬の映像を分析していても、いつも以上に楽しいです。ワクワクしてきますね。

スプリンターズSは、今日と明日2日に分けて考察していきます。今日はまず有力馬から見ていきます。強い馬達は盤石なのか、しっかりとチェックしていきます。




有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 サトノレーヴ(レーン) 3.2倍
スプリント界において、久々に現れた”本物”のスター候補生です。母父サクラバクシンオー、父ロードカナロアと繋ぐスプリント王者の系譜を受け継いでいる純血のスプリント血統ですね。重賞2連勝中。1200mの戦績は(6.1.0.0)、1200m戦は6連勝中と文句の付けようのない結果を残しています。先行脚質ですし、まず変な競馬になる事は想像できません。馬群に入れて走りたいタイプですが、レーン騎手ですので、大外にでもならない限り、前走のように上手く乗ってくるでしょう。ただ、初のGⅠで圧倒的な一番人気になるのであれば、私は本命にしたくありませんね笑。
2人気 ママコチャ(川田) 5.1倍
昨年のスプリンターズSの覇者です。その後のレースは振るいませんでしたが、阪神カップはスプリンターズSの反動、高松宮記念は馬場と惨敗しているレースは言い訳ができます。それを証明するように、前走セントウルSは久々に強い競馬を見せてくれましたね。57キロを背負っての内容なので、価値は高いです。ただ、昨年のスプリンターズSで見せた”グイグイ感”は見られておりません。当然、有力馬の一頭ですが、勝つイメージは湧きませんね。
3人気 ナムラクレア(横山武) 8.0倍
この馬が難しいですね。言うまでもなく実績はこのメンバーでも最上位です。ここ2年間、スプリント界の最前線を走ってきましたが、前走は一昨年のスプリンターズS以来、約2年ぶりにスプリント戦で馬券を外しました。GⅠ以外のスプリント戦で馬券を外したのは生涯初です。この敗戦により、久々に主役として臨まなくてよいレースになりますので、大チャンスと見る事も出来ますが、流石に衰えがきているとも考えられます。非常に判断が難しいですね。いずれにしても、今回がGⅠ制覇のラストチャンスだと思います。
4人気 トウシンマカオ(菅原明) 9.4倍
前走は強かったですね。前残りの展開の中、1頭次元の違う脚で差し切って見せました。この馬が勝つときのパフォーマンスは「本当に強いな」と思わされます。もうこの馬の場合は好走条件がはっきりしていて、外枠を引く事が絶対条件です。多少のロスよりも、いかに伸び伸び走らせる事ができるか、ここにかかっています。オーシャンSを勝っているように、中山は合っています。是非、GⅠの舞台で大外からの競馬を見てみたいですね。
5人気 マッドクール(坂井) 9.4倍
昨年のスプリンターズSはハナ差の2着、今年の高松宮記念1着と、国内最強スプリンターといってよい実績なのですが、こんなに人気がないんですかね?確かに両レースとも内をロスなく通す最高の競馬をしており、再現できるか?という疑問はあります。ただ、スプリンターズSは10番枠と外枠発走から自力でインを取っております。恵まれた点もありますが、そういった競馬ができる強みを持った馬という事だと思います。ただ、この馬でさえも、直近の香港の2戦は全く相手にされておりません。馬場が合わない、海外が合わない等の要因があるかも知れませんが、それだけ香港馬のレベルは高いという事だと思います。
6人気 ビクターザウィナー(モレイラ) 10.6倍
スプリント王国、香港からの刺客です。今春、高松宮記念に参戦しており、3着と力を見せました。重馬場開催になり、時計が香港競馬並にかかったのは、この馬にとって追い風だったのでしょうか。ここは謎ですね。少なくとも、高松宮記念で手ごたえをつかんでの参戦である事は間違いないでしょう。ただ、今の中山競馬場は、1分6秒台は確実に出そうな特殊な馬場です。香港では絶対に出ない時計ですね。ここを対応できるかどうかが、この馬の評価を決める焦点になります。不安材料はありますが、鞍上モレイラ騎手ですか・・・。勝ちに来ていますね。
7人気 オオバンブルマイ(武豊) 15.6倍
前走、キーンランドCで初めてスプリント戦に出走しましたが、凄まじい末脚を見せました。スプリント戦で最後方、大外ブン回しで3着にくるというのは”異常”といってよいです。持っているポテンシャルは物凄いモノがありますね。ただ、どこまでいっても”差し馬向きの展開になったら”、”うまく馬群が捌けたら”という条件つきにはなります。また、インを通してロスなくという競馬も向いていません。外差し競馬をしてどこまでという馬です。今の中山の馬場で外差しをして、どこまで走れるでしょうか。武豊騎手と派手なパフォーマンスで人気するなら、あまり妙味はないように感じます。



まとめ
一番のポイントは香港馬をどう扱うかでしょう。ロマンチックウォリアーが今年の安田記念を勝利したのは記憶に新しいところです。ロマンチックウォリアーはワールドクラスの馬なので、同じ香港馬として括るのは違うとは思いますが。
中距離以上のレースにおいては、日本馬のレベルはワールドクラスです。ホーム(日本)で迎え撃った時に海外馬に勝たれてしまう、好走されてしまう確率はそれほど高くないでしょう。
ただ、マイル以下となると話は違ってきます。マイル以下は香港馬が本当に強いです。特にスプリント戦においては、日本馬とかなりの実力差があると思います。ただ、今の中山の超高速馬場が悩ませますね。こればっかりはやってみないと分からないです・・・。難しい・・・。週末まで悩みたいと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】9/28(土)19時頃、配信終了予定
以上、スプリンターズSの有力馬考察でした!



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