TORです。ご覧頂きありがとうございます。
X(エックス)で、今年のエリザベス女王杯はレベルが低いというコメントをちらほら見ました。私はそこまで先のレースをチェックしていないので、この考察で初めて確認しました。
なるほど・・・、という感じですね。別に出走馬をディスっている訳ではなく、純粋に実績のある馬が見当たりませんね・・・。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 レガレイラ(ルメール) 2.8倍
前走は5着に敗れましたが、大外で出遅れた時点で、ルメール騎手は無理せずという騎乗でした。最後の脚は別格の伸びを見せており、良い前哨戦だったと思います。この惨敗で、本来なら人気が分散するはずなのですが、このメンバーですので、抜けた1人気になるでしょう。そうなると、少し話は違ってきます。今年一度も馬券になっていませんし、前走の出遅れ、ダービーの直線の捌き等を見ても、器用な馬ではありません。それなりにリスクのある1人気馬という評価になりますね。ただ、ここではあまりにも抜けた存在です・・・。
2人気 ホールネス(坂井) 6.0倍
(4.1.1.0)と全く底を見せておりません。このレース最大の惑星です。今回、6戦とも騎乗していました西塚騎手から坂井騎手に乗り替わってきました。西塚騎手は可哀そうですが、これは勝負に徹してきましたね。実際、大きなプラスだと思います。ただ、まだ重賞も勝った事がない馬が2人気想定になる辺り、今年のメンバーレベルを表していますね。マーメイドSの3着がありますので、全く未知という事はないですが、人気が先行している感は否めないですね。
3人気 スタニングローズ(Cデムーロ) 8.1倍
前走クイーンSの惨敗は意外でしたし、「復活は厳しいか」という声が聞こえてきそうです。ただ、大阪杯8着はこのメンバーでは威張れる実績ですし、ヴィクトリアマイルは距離に問題があったと考えると、クイーンSの惨敗一度だけで見限るのは危険だと思います。クイーンSも大きく負けていないですしね。ただ、わざわざ人気で重視したい馬ではないです。人気を落とすなら、面白い馬だと思います。
4人気 シランケド(未定) 11.0倍
前走は33.0秒の鬼脚で勝利しました。これは上がり2位の馬より0.8秒速いので、正に「次元の違う」脚だったと思います。非常に派手な勝ちっぷりだったので、ある程度人気になると思いますが、これは3勝クラスでの話です。今回レベルが低いといっても、前走より2ランクはレベルが上がりますので、ホールネス以上に未知の部分は大きいと思います。それと、この馬で心配なのは、前走もそうですが、たまに出遅れるのが気になりますね。3勝クラスならなんとかなるかも知れませんが、このクラスでは致命傷になります。この人気で重視するには、色々とリスクがある馬だと思います。
5人気 シンリョクカ(木幡初) 13.7倍
前走は、実に新馬戦以来、2年振りの勝利をあげました。ここ2戦の好走の要因は先行競馬への脚質転換です。これにより、持ち前の持続力のある脚を、如何なく発揮できるようになりました。前走はハイペースの中、アリスヴェリテを単独2番手で追いかけ、3番手以下を離す競馬をしました。こういった競馬をすると、本当にしぶといですね。直線の長い新潟2000mという舞台で、後続を抑えきったのは価値が高いです。後はGⅠという大舞台で、どれだけ木幡騎手が恐れず、積極的に先行できるかにかかっていると思います。逃げてしまっても面白いと思います。
6人気 サリエラ(ムーア) 17.6倍
ムーア騎手騎乗で一気に期待値が上がっていますね。ただ、ここ2戦は全くいいところがありません。直線を向いた時の挙動を見ると、結構深刻なように見えます。大事に上手に使われてきましたが、鮮度切れが来たかも知れないですね。昨年のエリザベス女王杯だけ走れば、チャンスがありそうですが、ディープインパクト産駒ですので、鮮度切れが敗因であれば、昨年よりもパフォーマンスは落とすと考えるのが自然でしょう。
まとめ
レガレイラは嫌いたいタイプの1人気馬ですが、とにかくメンバーレベルが低いです。正直、レガレイラがいなければ、牝馬限定GⅢといっても驚かない顔ぶれですね。
となると、流石にこのメンバーでは、レガレイラがずば抜けています。さてどうしましょうかね・・・。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】11/9(土)19時頃、配信終了予定
以上、エリザベス女王杯の有力馬考察でした!
コメント