【競馬雑学】Mの法則って知ってますか?

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今日は私が予想の上で意識している”Mの法則”について、ご紹介したいと思います。言ってはみたものの、私自身、Mの法則をそこまでよく分かっていません笑。分からない中でも「あ~、これは参考になるなあ~」というところだけを自分で勝手に解釈して、予想に取り入れている感じです。我流な部分も多々ありますので、Mの法則が詳しい方は「これMの法則と違うよ」とかあるかも知れませんが、どうか寛大な目で見て頂けたら幸いです笑。

Mの法則で私が取り入れている事
本当は、そもそもMの法則って何かを説明したかったのですが、よく分からないので辞めました笑。”Mの法則”で検索すれば一杯出てきますので、興味ある方は見てみてください。ここでは私が意識している事だけを紹介したいと思います。
(※出典:ウマニティ)

上記の出馬表をMの法則的観点で見て分かる事を挙げていきます。

セルバーグを見て分かる事ですが、

武庫川Sを逃げて勝利。出馬表では見えていない、その前の3走も、逃げ・もしくは2番手で1着・3着・1着という戦績を残しています。直近のレース振りから六甲S、米子Sでいずれも2番人気と人気していますが、4着、12着と惨敗。どちらも逃げる事をしていない・できていない状況。これは力はあるけれども、自分のレースが出来ておらず、苦を感じた状態です。一方で、力を使っていないので、疲れを残していません。次走、中京記念では8人気という事で、まず人気から解放されています。尚且つ、ここ2走で、できなかった逃げを打った事によって、苦から楽”を感じる事ができ且つ疲れもなくフラッシュな状態だった為、勝利を収めました。次の関屋記念では、中京記念で8人気での激走と、3週間という短い期間での臨戦により、ストレス・疲労が残っており惨敗しました。

次にソーヴァリアントを見て分かる事ですが、

中山記念、鳴尾記念惨敗からの札幌記念の好走は、中身は全く違いますが、人気と着順の相関関係という意味では、セルバーグと同様です。人気は重要なファクターです。人気すればする程、他馬のマークが厳しくなりプレッシャーが大きくなりますので、人気は決して外的な要素ではなく、実際の競馬に影響を及ぼします。次に直近の富士S3着の好走の要因を紐解きます。この馬は2000m中心に走ってきた馬です。中山記念、鳴尾記念の惨敗、札幌記念は3着と好走するも陣営としては、物足りない成績だったと思います。そこで初距離の富士S(1600m)に出走します。これにより、初距離の”鮮度”や”ショック”が働きました、また札幌記念から参戦しているのはこの馬だけだったと思います。”異端性”のある(マンネリしていない)ローテです。こういう事がプラスαとなって好走する事ができました。(※それでも3着では?と思う方、その通りだと思います。多分、ソーヴァリアントはマイルには向いていません。)

Mの法則では、初距離、初ダート・芝、初重賞等、”鮮度”は重要な要素です。また、「位置取り(差しから逃げ等)」「芝→ダート」等の”ショック”も重視されます。競争馬も同じ事を繰り返していると、飽きてきて停滞してしまいます。いつもと違う新しい事をすると楽しい訳ですね。

出馬表は、この臨戦でこの馬ストレス溜まっていないかな?今回、いつもより力を出せるかな?という見地で見るとよいと思います。Mの法則は”ストレス・疲労・プレッシャーがなく、いかに力を出せる状態で走る事ができるかどうか”、ここを重視している法則です。

まとめ
ここで気を付けたいのは、馬の持っている能力を正しく把握する事、ここがまず大前提としてあります。Mの法則を重視し過ぎて、本質を見失うと全く当たりません笑。
物凄い強い馬が、過小評価をされていて、人気薄で勝っていても、それは激走ではありませんので、ストレスは溜まっていません。逆に過大評価されている馬が1人気14着に負けた後、次走7番人気だから狙い目かというと、そうはなりません。弱いから負けただけです(勿論、前走よりは走れる状況にはありますが)。距離、位置取り、芝・ダートという舞台においても、同様でまず一番はその馬の持つ適正が大事です。
どんなに強い馬でも勝ったり負けたりを繰り返します。年度代表馬やGⅠを6勝、7勝としているような名馬でも勝率は5~6割です。能力の高い馬が必ずしも勝利できないのが競馬です。敗因、勝因は、皆が考慮している適距離、得意コース、馬場だけが関係している訳ではなく、ここまで書いてきた要素も考慮すると、皆が気づいていない人気薄の激走馬を見つけられるかも知れません。
今後も各馬の走り時を見極めて、美味しい配当にありつけるよう、予想をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。この記事を見てMの法則に興味を持った方は、是非検索してみてください。Mの法則の使い手は穴党が多いので、面白いですよ。
以上、Mの法則についてでした!

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