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まだ皐月賞組と未対戦の馬が沢山おります。未知の馬達の実力はいかに!?
早速、各馬を見ていきましょう。
出走馬 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 シュガークン(武豊) 5.2倍
キタサンブラックの半弟、鞍上も父と同じ武豊騎手という事で話題性抜群ですね。レース振りも距離を伸ばして良さが出ておりますし、逃げ・先行脚質、非常に前向きなところも、お兄さんと似ております。現時点でお兄さんと比較するのは可哀そうですが、なかなかのポテンシャルを感じます。お兄さんもそうですが、決して派手な競馬をするタイプではないので、強い相手に通用するかどうかは、対戦してみないと判断できないですね。
2人気 トロヴァトーレ(横山武) 6.6倍
新馬戦、1勝クラスは強い内容で連勝しました。好位で競馬ができ、安定感がありそうなタイプという事もあり、弥生賞では1番人気に推されましたが、結果は0.9秒差の6着と完敗でしたね。正直、理由がよく分からないです。レースを見る限り決定的な理由は見当たりません。ただ、勝った2戦は上がり3ハロン33秒台の脚を使っており、中山で結果を残しておりますが、パワーよりもスピードが問われるようなレースの方が得意なのかも知れません。もし、この仮説が当たっていれば、東京コース変わりはプラスでしょう。
3人気 ウインマクシマム(松岡) 7.3倍
ホープフルSで12着と大敗していますが、理由は明確です。まず、外枠(15番)発走で逃げる事ができませんでした。道中は折り合いを欠き、外々をまわる苦しい競馬になりましたが、それでも4コーナーでは大外を押し上げて伸びるような挙動を見せており、悲観するような内容ではなかったと思います。それを証明するように前走ゆりかもめ賞は、自分の形(逃げ)で競馬をすると、2馬身半差をつけて完勝でしたね。逃げて上がり3ハロンのタイムがメンバー中最速でしたので、強い内容だったと思います。
4人気 ヘデントール(オシェア) 7.8倍
新馬戦でジャスティンミラノと対戦しております。この時は2着に敗れていますが、スタートで出遅れてしまった分、位置取りが後ろになってしまいました。道中、位置を押し上げる為に脚も使っています。それでも直線ではジャスティンミラノに離される事なく、鋭い末脚を使っており、非常に強い内容でした。この後、楽勝で2連勝してきており、かなりの大物の可能性がありそうです。人気すると思いますが、楽しみな馬です。
5人気 ショウナンラプンタ(鮫島駿) 8.5倍
安定した末脚が武器の馬です。重賞でも2戦して、それなりに恰好をつけておりますし、ゆきやなぎ賞で2400mも経験しており、ここでもある程度走ってくる担保はあります。ただ、ゆきやなぎ賞は内々をロスなくまわって、クビ差の辛勝。東スポ2歳Sは上がり最速の脚を使っていますが、出遅れたため圧の外で走っており、競馬に参加していませんので、それほど評価できる内容ではありません。人気どころの実力が未知なので、強ければ歯が立たないでしょうし、弱ければ相対的に浮上してくる馬だと思います。
6人気 デュアルウィルダー(モレイラ) 10.4倍
初戦は前にいた馬が上がり3ハロン33秒台の脚を使う前残りレースの中、1頭追い込んで3着と強い内容でした。初戦も強かったですが、次走は1戦使った事で、更に大きく良化していました。未勝利戦ではありますが、ほとんど追う事なく、1頭だけ終始馬なりで回ってくる圧巻の競馬でした。デビューが2月と遅いので、走るごとに大きな上積みが期待できます。モレイラ騎手を配してきている辺り、勝負気配を感じますね。人気が無いなら、強く狙いたい一頭ですが、まあ人気するんでしょうね苦笑
7人気 マーシャルポイント(津村) 13.0倍
新馬戦では、後のフラワーC馬ミアネーロに敗れましたが、ミアネーロが直線でよれて、ぶつかりそうになる致命的な不利がありました。これが無ければどちらが勝っていたかは分からないです。際どい勝負になっていたと思います。フリージア賞では、先週のフローラSを制したアドマイヤベルに勝っており、牝馬の重賞ウィナーには劣らない走りを見せておりますね。相手がそれなりに強かった事もあり、ここまで特筆するような走りを見せておりませんので、この相手に通用するかどうかはやってみないと分からないですね。
8人気 サトノシュトラーゼ(Mデムーロ) 13.3倍
京都2歳Sは、3番手から早めに抜け出し押し切る競馬で、最後僅かに交わされましたが、非常に強い競馬でした。毎日杯は6着に敗れましたが、2着とは0.3秒差と着順ほど負けておりません。能力は重賞で好走するだけのモノを持っていると思います。ただ、高速馬場の対応はどうでしょうか。純粋なスピード比べでは厳しい気がしますが、距離が延びる事で良さが出る可能性はありますね。この馬もやってみないと分からないです。
9人気 シュバルツクーゲル(北村宏) 16.3倍
弥生賞は、上位とは明確に能力差を感じるレースだったと思います。逃げたシリウスコルトとの差を詰められず、後ろにいたコスモキュランダ、シンエンペラーに並ぶ間もなく交わされております。この内容ですと、重賞で上位争いをするのは少し厳しいと思います。余談ですが、この馬の後ろに今回人気するトロヴァトーレがいるんですよね・・・。
まとめ
重賞初挑戦の馬達は勿論ですが、重賞に挑戦済の馬も、能力を測りかねる馬が多く、非常に難解なレースですね。これを言うと身も蓋もありませんが、やってみないと分かりません笑。
応援している馬、可能性があるのに人気していない馬、狙い方はそれぞれですが、日本ダービーに向けて、軽く楽しむレースではないでしょうか。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、青葉賞の考察でした!
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