東京優駿(日本ダービー)考察 ~マジックマンの騎乗馬は!?~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

さあ、ダービーですので、気合を入れて考察していきたいと思います。全頭余す事なく見ていきたいと思います!

考察でも触れますが、モレイラ騎手は皐月賞2着のコスモギュランダには乗りません。本人の意思は分かりませんが、堀厩舎が身元引受調教師ですので、所属馬のダノンエアズロックかゴンバデカーブースに乗ると思われます。どちらに乗りますかね。ここも一つ注目です。




出走馬 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ジャスティンミラノ(戸崎圭) 2.4倍
ハイペースのレコード決着の中、5~6番手で先行、外々を通っての追走という事で、かなり厳しい競馬をしました。3~4コーナーの手応えは怪しいように見えましたが、しっかりと最後まで脚を使って、ジャンタルマンタルを捕らえ、コスモギュランダの追撃を凌ぎましたね。着差が僅かなので、目立ちませんが、相当強い競馬をしています。事実、同じく強い競馬をしたジャンタルマンタルはNHKマイルで楽勝しています。皐月賞のメンバーでは1枚能力が上だと思います。この馬も先週のステレンボッシュと一緒で、共同通信杯は4人気、皐月賞は2人気と、今回初めて圧倒的主役として重賞に挑みます。しかもGⅠです。それでも勝ち切れる能力があるかどうか、そこだけですね。まあ馬券内は堅い気がします。
2人気 レガレイラ(ルメール) 8.1倍
皐月賞は北村宏騎手が代打騎乗でしたので、上手いとか下手とかそういう話ではなく、かなり無難に乗りましたね。道中は位置を取りに行かず、最後の直線は馬群を避けて、大外に持ち出してから追っていました。流石にこの競馬で勝てる程の能力はなかったという事でしょう。まあ仕方ないと思います。GⅠで1人気の馬の代打騎乗ですからね。ただ、追ってからはよく差を詰めていますし、勝負付けは済んでいません。ただ、個人的な見立てでは、ダービーよりも皐月賞の方が合っている馬かなと思います。
3人気 アーバンシック(横山武) 11.1倍
皐月賞はハイペースになりましたので、後ろにいたこの馬向きの展開になりました。前と後ろで大きなスペースがありましたので、思い通りの進路で直線を向く事ができ、一瞬接戦もしくは勝利もあり得るように見えましたが、前を行くコスモギュランダにあっという間に置いていかれてしまいましたね。最後まで差を詰める事が出来ず、前3頭には1馬身半の差をつけられてしまいました。これだけ好走できる要素が揃った状況で、この差は決定的かも知れません。ただ、皐月賞組で上位の力がある事は間違いありません。ヒモでは拾っておきたい馬です。
4人気 ダノンエアズロック(未定) 11.4倍
プリンシバルSは楽勝。アイビーSではレガレイラを寄せ付けず、勝利しております。この2戦だけ見ると、かなり強力な馬なのですが、弥生賞の凡走が分からないですね。典型的なサウスポーと考えれば、今回は能力を発揮できるでしょう。摩擦の多いレースでは脆いと考えるのであれば、今回は凡走するかも知れません。ん~、難しいですね・・・。まずはモレイラ騎手がこの馬に乗るのか、ゴンバデカーブースに乗るのか、ここに注目したいですね。
5人気 シックスペンス(川田) 11.7倍
スプリングSは上がり3ハロン33.3秒の末脚で3馬身半差をつけて圧勝。3馬身半の着差、中山で33.3秒の末脚と、一見かなりインパクトがあるように感じますが、10頭立て、超スローのぬるいレースだったので、額面通り評価はできないです。弱いとは言っていないです。強いかどうかが分からないですね。ただ、速い脚を使える事はダービーにおいてはプラスです。川田騎手を確保してきていますし、期待は当然大きいのでしょう。
6人気 コスモキュランダ(Mデムーロ) 12.6倍
皐月賞は、内でジッとして消耗を最小限に抑え、最高のタイミングで前を射程に入れる、これ以上ない最高の競馬をしました。最後の直線も素晴らしい末脚でしたね。モレイラ騎手が追うと1.3倍位に速くなります笑。モレイラ騎手、凄すぎます笑。今回モレイラ騎手はこの馬に乗りません。それでも今回は皐月賞以上に人気するでしょう。買い時は完全に皐月賞だったと思います。ただ、皐月賞が本当に鮮やかな競馬でした・・・、悩ましいですね・・・。
7人気 シンエンペラー(坂井) 12.6倍
皐月賞を見ますと、ジャスティンミラノには追走力、持続力、全てにおいて劣っていました。もちろん高いレベルで、ですが。コスモギュランダとは弥生賞、皐月賞で対戦していますが、同じく全てにおいて劣っています。少なくとも中山2000mという舞台においては、この2頭とは勝負付けが済んでしまった感はあります。ただ、この馬としては皐月賞はあまりにも速すぎました。ここに一筋の光があります。欧州血統ですので、スピード勝負だった皐月賞からの前進は見込める1頭だと思います。
8人気 シュガークン(武豊) 12.8倍
あのキタサンブラックの弟という話題性たっぷりの馬です。話題性だけでなく、能力も素晴らしいものがあります。青葉賞は前にいく姿勢を見せた上で、他の馬が主張してきたのを見て、サッと下げる自在性を見せました。直線では力強く馬群を割って抜け出し、最後も素晴らしい勝負根性でした。前走1勝クラスで逃げの手を打った後のレースでしたので、格上げ戦、逃げから先行への位置取りという事で、かなり厳しい条件が揃っているなと思っていましたが、見事に克服してきました。流石にお兄さんと比較するのは可哀そうですが、かなり良い馬なのは間違いないです。
9人気 ゴンバデカーブース(未定) 22.0倍
NHKマイルは7か月ぶりの長期休養明けだったと考えれば、及第点のレースだったと思います。問題はこのレースの位置づけです。ダービー前の調整レースに過ぎなかったのか、しっかりと仕上げて勝ちにきていたのか、ここで大きく意味合いが変わってきます。本来は長期休養明け2戦目で前進が見込めそうですが、何せ今回は中2週です。しっかりと仕上げていたのであれば、なかなか厳しいスケジュールですね。距離も血統的にどうでしょうか。かなり半信半疑なところが多いですね。
10人気 ショウナンラプンタ(鮫島駿) 22.6倍
距離を2400mに伸ばして戦績が向上しています。特に青葉賞はかなり長い脚を使いました。タイムも優秀ですし、ここでも楽しみはあるのではないでしょうか。ただ大外をまわして馬券内に来れる程の力は流石にないと思いますので、青葉賞以上にタイトな競馬を遂行したいですね。
11人気 メイショウタバル(浜中) 27.2倍
前走は超ハイペースの逃げを打ち、レコード決着をアシストしました。ゴールドシップ産駒ですので、距離が延びるのは歓迎でしょう。ただ、例年の高速決着ですと、少し厳しそうです。毎日杯の圧勝から、道悪は鬼の可能性があります。週末天気が悪くなれば、注意が必要です。
12人気 ジューンテイク(未定) 33.1倍
京都新聞杯は1枠を最大限に活かして、終始インをロスなくまわって勝ち切りました。京都新聞杯のレベルは疑問ですし、勝ちっぷりも強さは感じませんが、ロジャーバローズの例もあります。ここでも最内枠を引いて、同じような競馬ができれば、舐めているとノーマークの激走があるかも知れませんね。
13人気 ビザンチンドリーム(西村淳) 37.3倍
皐月賞は大きな出遅れ、直線での不利と競馬をしていません。可哀そうでしたね。このレースは度外視でいいと思います。ただ、私は皐月賞の前からこの馬をあまり評価していないので、特に皐月賞で見方が変わったところはありません。素質はあると思いますが、現状完成度でかなり他の馬に見劣りします。
14人気 エコロヴァルツ(岩田康) 41.1倍
共同通信杯はかなり力んで走っておりましたので、皐月賞では追込みにかける形をとりました。しっかりと最後脚を使っており、折り合いの改善は出来ていましたが、こういった競馬で差し切れるような圧倒的な瞬発力は持っていません。ちょっと現状は扱い難い馬という印象でしょうか。武豊騎手は折り合いをつけるのが、抜群に上手い騎手ではないので、騎手が変わるのは浮上のきっかけになるかも知れません。岩田騎手ですし内枠が欲しいですね。思い切ったイン差しをして、どこまでやれるかでしょうか。
15人気 サトノエピック(未定) 53.9倍
ダートからの参戦です。デビュー2戦は芝経験があり、未勝利戦ではウインマクシマムの2着があります。キタサンブラック産駒ですし、芝もそれなりに走れる担保はあります。かなり異端性のあるローテーションです。怖いですね。決して大きくはありませんが、小さな可能性を感じます。
16人気 サンライズジパング(菅原明) 55.1倍
皐月賞は最内枠を引き、終始経済コースをまわる競馬で惨敗しました。正直、底が割れた感じはありますが、上位にきた馬は皆、外差しの馬でした。この馬なりには、インで伸びていたようには見えます。それとこの馬としては道中忙しかったかも知れないですね。
17人気 ダノンデサイル(横山典) 56.4倍
皐月賞で本命にした馬です。無念の競争中止で、走る前に私の皐月賞は終わってしまいました。本命にしている位の馬ですので、かなり私はこの馬を評価しています。実際、京成杯で破ったアーバンシックは皐月賞で4着にきています。シンエンペラー、アーバンシックと良い勝負ができる事は過去のレースから証明されています。ここまで人気がない事はないと思いますが、どの位の人気になりますかね。後は競争を中止していますので、万全の状態で出てこられるのか注目したいです。
18人気 ミスタージーティー(藤岡祐) 64.7倍
皐月賞は持てる力を発揮して10着。良いポジションで不利もなく、最高の競馬をしての着順です。ちょっとこの馬は厳しいでしょうね。
19人気 サンライズアース(池添) 75..3倍
皐月賞では、道中のペースにもついていけていませんし、最後使える脚もありませんでした。現状は力不足です。



まとめ
ジャスティンミラノが1枚抜けている印象です。状態が90%整っていれば、まず恰好をつけてきそうです。
2番手集団は、団子状態だと思います。ジャスティンミラノを重視するのであれば、相手は人気のない馬を選別したいところですね。
皐月賞がスーパーレコードでしたので、スピードの絶対値で足りなかった馬達の巻き返しは検討の余地があります。ダービーも速い時計が出ますが、2000mの通過はどんなに速くても、1分59秒から2分00秒位だと思いますからね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】5/25(土)19時頃、配信終了予定
以上、日本ダービーの考察でした!



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