函館スプリントS 考察 ~未来のスプリント界を担う快速馬達が集う!!~

競馬

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有力馬は休養に入る時期にきていますが、ナムラクレア、タワーオブロンドン、セイウンコウセイ、ナックビーナス等、後にGⅠで活躍している馬を沢山輩出しているレースです。

今年も、未来のスプリント界を担う可能性がある馬がエントリーしてきています。

早速、各馬を見ていきましょう。

出走馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 アサカラキング(斎藤新) 3.5倍
モルガナイトSは単勝1.5倍の人気を背負っての逃げ切り。前半600m33.0秒のハイペースで逃げきっていますからね。非常に強い内容でした。これで距離短縮後、阪急杯2着含む(4.1.0.0)となっております。このレースは前有利ですからね。素直に最有力の存在といってよいでしょう。
2人気 サトノレーヴ(浜中) 4.8倍
生涯成績(5.1.0.1)、唯一馬券外のレースは阪急杯4着と底を見せておりません。先行抜け出しのレースを得意としており、買う側としては信頼できるタイプです。ただ、突き抜けた能力というのは感じませんね。重賞を勝つにはもう一段階成長が必要かも知れません。ただ、まだ7レースしか走っていない馬です。成長の余地は多いにあります。
3人気 ビッグシーザー(坂井) 6.9倍
4走前の京阪杯辺りから、競馬の内容が非常に良いです。充実していただけに高松宮記念は案外でしたね。重馬場の影響も考えられますが、強い相手に頑張れないタイプかも知れませんね。もしそうであれば、今回はダウン戦ですので、走ってくるタイミングです。前走、苦を味わっていますので、かなり楽に感じると思います。期待されながら、重賞に手が届いていませんが、ここはチャンスです。
4人気 ジャスティンスカイ(池添) 12.7倍
前走初めて1200mを使い、快勝しました。一発回答でしたね。1分6秒9という時計も非常に優秀です。ただ、今まで重賞では全く結果を残せておりません。少し壁を感じます。それと差し馬ですので、このレースにはあまり向いていないかも知れないですね。ちょっと分からないところが多いので、ヒモで抑える程度かなと思います。
5人気 ゾンニッヒ(武豊) 13.7倍
スプリント戦に転戦して5戦、安定した力を見せております。特に同舞台、函館1200mの青函Sは非常に強い内容でした。洋芝が得意な馬かも知れません。ただ、青函Sは初めてのスプリント戦で、距離の鮮度が非常に高かったです。こちらが好走の理由という可能性もありますね。自在性のある馬ですが、今回は先行できる枠が欲しいです。
6人気 ウイングレイテスト(松岡) 15.8倍
7歳ですが、非常に充実していますね。今がピークといっていいかも知れません。スピード豊富な馬で、阪神Cでは前半600m33.1秒の逃げを打っており、今回初のスプリント戦になりますが、距離短縮はプラスに働く可能性はあります。問題は59キロという斤量だけです。この2キロは大きいですね・・・。
7人気 サウザンサニー(菱田) 18.7倍
現在3連勝中の上がり馬です。芝では馬券を外した事がない堅実派です。ただ、レース内容はというと、後方一気の追込み馬ですので、堅実なタイプではないです。条件戦は力の違いでねじ伏せてきましたが、このメンバー相手に同じ競馬でねじ伏せるのは難しいでしょう。今回は展開の助けが必要ですね。前にいきたい馬が多いので、ハイペースになるとは思います。
8人気 キミワクイーン(横山武) 24.4倍
昨年の函館スプリントSの覇者です。先行競馬を得意としていましたが、函館スプリントSでは、大外枠を引いた事で先行から差しにまわる位置取りショックが働き、キレイに差し切り勝ちを収めました。ただ、そこからは重賞の壁に跳ね返されており、良いところがないですね。10戦連続、1年半にわたり、1200m戦のみ使われてきていましたので、距離に対するマンネリがあったと思います。前走ダービー卿CTで、久々にマイルを使ってきました。これは良いローテーションだと思います。ただ、いきなりの好走はリズム的に難しいと思います。
9人気 セッション(藤岡祐) 26.9倍
この馬もマイルからの転戦ですね。一本調子な馬なので、スプリント戦はハマる可能性があるでしょう。重賞好走の実績もあり、ある程度の摩擦に耐えられる担保もあります。スプリント戦、洋芝、初めてな事が多いので、本命はどうかと思いますが、人気がなければ印をまわしても面白い馬だと思います。
10人気 カルネアサーダ(鮫島駿) 28.2倍
抜群のスタートが武器の馬です。逃げてもいいですし、番手でも競馬ができます。正直、実力は劣るので、内枠が欲しいですね。自身が内枠、尚且つ同型馬が外枠に入る等、色々な助けが欲しいです。
11人気 レイべリング(丹内) 40.6倍
鞍馬Sでは、ジャスティンスカイに外から被せられて、全く抵抗できず、あっさり飲み込まれてしまいました。現状はそういう事だと思います。
12人気 オタルエバー(角田河) 43.9倍
リスペクト競争を勝っていますので、弱い馬ではないと思いますが、重賞では全く通用していないですね。ここでも特に強調材料はありません。厳しいと思います。
13人気 シナモンスティック(未定) 46.6倍
ここ3戦は結果が出ていませんが、オーシャンSは大外枠で厳しい競馬、春雷S、カーバンクルSは着順ほど負けていません。洋芝実績はありますし、前にいける馬ですので、内枠引けば可能性はゼロではないと思います。
14人気 ジュビリーヘッド(富田) 47.9倍
函館スプリントS、2年連続2着。函館競馬場の戦績は4戦4連対の函館巧者です。昨年は春雷S9着から、このレースで巻き返しております。今年も春雷Sに出走し、昨年と同じ9着でした。昨年の再現なるでしょうか。流石に直近いいところが無いので、厳しいとは思いますが・・・。
まとめ
ここは上位3頭が強いかなという印象ですね。3頭が強いというよりは、伏兵で強そうな馬がいないと言った方が正しいでしょうか。この3頭で決まるとは思いませんが、本命にしたいと思えるような穴馬はいないです。
ただ、3頭以外の馬でいうと、そこまで大きな差はないと思います。ローカル競馬ですし、直近の成績ではなく、適正重視で考えるという手もあると思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】6/8(土)19時頃、配信終了予定
以上、函館スプリントSの考察でした!

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