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今年はアスコリピチェーノはじめ、有力な３歳馬の参戦が多く、比較が難しいですね。夏場の戦いを見ていると、今年の３歳馬は古馬と対等に戦えている印象がありますが、今回はどうでしょうか。
出走馬考察（netkeiba想定人気順）
１人気 アスコリピチェーノ（ルメール） 1.7倍
ここに出てくるとは驚きましたね。色々と選択肢はあったかと思いますが。斤量55.5キロ、初めての中山等、突っ込みどころはありますが、このメンバーでは格が違い過ぎると思います。来年以降、息長く活躍できる馬かは分かりませんが、今年いっぱいはGⅠ戦線でも主役を張れる馬だと思います。NHKマイルは並の馬なら４～５着に惨敗しているレースです。ジャンタルマンタルも強いですが、この馬も文句なく強いと思います。
２人気 ディオ（岩田康） 5.6倍
ダービー卿CTで１人気だった馬が、前走は８人気ですからね。走るべくして走りました。２着は当然の結果だったと思います。岩田パパも非常に良い騎乗でしたね。ただ、一転今回は嫌いたいタイミングです。普通に考えれば、前走のストレスが強く、凡走すると考えるのが自然です。ただ、アスコリピチェーノ以外の３歳馬はあまり強くない可能性もあります。そうなると頑張れてしまうかも知れないですね・・・。ヒモで抑えておく位の評価ですかね。
３人気 エエヤン（田辺） 12.3倍
言わずと知れた中山巧者です。この馬を狙っている方、多いのではないでしょうか。非常に好走レンジの狭い馬ですが、中山1600ｍは狭いレンジの中に入っています。後は開幕週がどうかですね。１分３２秒の決着や、上がり３ハロン３３秒台の脚が必要になるようなレースになれば、厳しいでしょう。週末は雨の可能性もありそうです。道悪になればチャンスは拡がるでしょう。
４人気 コラソンビート（丹内） 12.4倍
この馬は難しいですね。早熟、距離が長いといった不安点もありますが、斤量５４キロは手頃ですし、このメンバーなら前走に比べて、楽に感じる可能性もあります。ただ、アスコリピチェーノとの斤量差が１．５キロでは逆転するのは難しいのではないでしょうかね。ヒモで様子見位の評価ですね。
５人気 サンライズロナウド（未定） 18.2倍
ハマり待ちの追い込み馬ですので、開幕週の中山は厳しいでしょうか。最低ラインとして最内枠が欲しいです。その上でハイペース、ロスのない競馬が実現出来れば、ワンチャンスあると思います。
６人気 ディスペランツァ（石川） 19.3倍
ここ２戦はスムーズな競馬が出来ておりません。決してこの馬の力ではないです。少々のロスがあっても外を伸び伸びと走りたい馬なので、外枠が欲しいですね。中山は着外が１度ありますが、これは距離が長かっただけで度外視できます。中山はいかにも向きそうなパワフルな馬です。ただ、開幕週の中山で、外からの差し切るのは、なかなか骨かもしれませんね。
伏兵馬考察
７人気 キャットファイト（大野） 26.7倍
中山得意の先行馬です。切れる脚はありませんが、持続力のある脚を持っております。斤量52キロ、開幕週と好走条件は揃っています。セルバーグが逃げれば、番手もしくはポケットでも良いですが、逃げる事ができれば、かなり面白い存在です。
８人気 オーキッドロマンス（内田博） 28.4倍
非常に闘争心が旺盛で良い馬です。1400ｍであれば、重賞でも十分通用する能力を持っています。パワーがある馬なので、中山の急坂は全く問題ないでしょう。葵ステークスのレース振りから、1200ｍは現状忙しそうですので、1600ｍのチャレンジは納得です。ここで結果が出せると、今後の選択肢が拡がりますがどうでしょうかね。古馬とは対戦済で、結果も残していますので、不安は距離だけです。
９人気 セルバーグ（武豊） 28.9倍
久々のマイル戦です。距離の鮮度が無くなっていたので、これは良いと思います。オーキッドロマンス、キャットファイトと前にいきたい馬がいますので、マイペースで逃げられるかどうかですね。絡まれて踏ん張れる程の力は残っていないと思います。鞍上が武豊騎手という事で期待感がありますよね。人気するかも知れません。個人的には、ここは切りのタイミングかと思います。
まとめ
伏兵馬はいずれも前にいく馬ですので、３頭とも面白い存在です。そこにディオ、エエヤン、コラソンビートも加わって、前は結構な圧力が発生しそうです。弱い馬、ストレスを抱えた馬は、早々に脱落する事が想定されますね。開幕週ですが、前にいける馬を全て評価できる展開にはならなそうです。取捨選択が必要だと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】9/7（土）19時頃、配信終了予定
←以上、京成杯AHの考察でした！
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