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東京2500mは、日本ダービー、ジャパンカップと100mしか距離に違いはありませんが、上り坂を一度多く上る事で、よりスピードよりもスタミナが問われる舞台です。
現状の重賞レースを見ますと、スタミナに特化したレースが少ない為、ここに標準を合わせている馬も多いです。集まるメンバーが似通ってくるので、リピーターが多いですね。そういった側面から、同じ東京2500mの目黒記念とも関係が非常に深いレースです。
東京2500m 傾向
※出典:JRA
直線入口付近からのスタート。スタートして直ぐ上り坂。向こう正面半ばに2度目の上り坂がある。そして直線入口付近で3度目の上り坂を上る。2400mコースとはわずか100mの違いだが、上り坂が1度多い分、よりスタミナとパワーが問われる。スタートから最初のコーナーまで450mあるため、枠の有利不利はない。脚質は先行の成績が良い。逃げ・追込みと極端な脚質の成績は芳しくない。
アルゼンチン共和国杯 傾向
スタート地点が上り坂からのスタートという事もあり、前半はゆったりと流れる事が多い。上り坂を三度上るレイアウトの為、先行馬よりも、中団からバテずに最後まで脚を使える馬を狙いたい。枠順の有利不利はない。大外でも馬券になっている。紛れのないコース形態の為、堅い決着になる事が多い。リピーターレース。同舞台、目黒記念との関係が深い。
出走馬実績
【特記事項】
クロミナンス:24年目黒記念3着、日経賞2着、AJC3着
サヴォーナ:24年日経新春杯2着、23年神戸新聞杯2着
セレシオン:24年新潟記念2着
マイネルウィルトス:24年日経賞3着、23年ステイヤーズS3着、21・23年アルゼンチン共和国杯共に2着、22年目黒記念2着
ミクソロジー:23年ダイヤモンドS1着
メイショウブレゲ:24年京都大賞典3着
ラーグルフ:23年中山記念2着、中山金杯1着
まとめ
”新星”という感じの馬はおりません。ベテラン、実績馬が比較的多い顔ぶれです。
ただ、ヒートオンビート、ゼッフィーロ、ハーツイストワール等、「いつものメンバー」は今回おりません。この舞台も世代交代の時かも知れませんね。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”が見られます。
※【D推奨馬】11/2(土)19時頃、配信終了予定
以上、アルゼンチン共和国杯のデータ分析でした!
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