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今週はフェブラリーSの他に、どのレースを考察しようかと考えましたが、ダイヤモンドSを選びました。
理由はへデントールの出走です。明け4歳のGⅠ2着馬がこのレースを4歳の初戦に選ぶのは異例です。とは言え、重賞未勝利の馬ですので、まだどれだけの馬なのか分からない部分はあります。
正にこのレースが試金石です。このレースを機に大きく羽ばたくのか、注目の一戦です。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 へデントール(戸崎) 1.9倍
実績:B 近走:A 適正:B 騎手:A 所属:S
これは驚きましたね。明け4歳、今年の主役候補が、まさかの長距離路線への参戦です。過去のレース振りから中距離でも十分戦えそうですが、春のGⅠを見た時に、大阪杯よりは天皇賞春という事でしょうか。スタートがあまり良い馬ではないので、長距離、東京コースは最高の舞台かも知れません。斤量57キロも手頃です。菊花賞、青葉賞以外、重賞経験のない馬なので、まだ実力を測り切れないところはありますが、ここでは能力が違う可能性も十分あります。
2人気 ワープスピード(横山武) 5.5倍
実績:B 近走:A 適正:A 騎手:A 所属:A
今の長距離路線でトップレベルに位置している馬です。天皇賞春5着、阪神大賞典3着、そして昨年のこのレース3着はこのメンバーでは抜けた実績です。この3レースはいずれもテーオーロイヤルに敗れておりますが、今回テーオーロイヤルはおりません。ここでの凡走は考え難いです。差し馬なので、長距離戦の中でも、直線の長いこの舞台が一番合っていると思います。
3人気 シュトルーヴェ(鮫島駿) 9.4倍
実績:A 近走:B 適正:A 騎手:B 所属:A
ここ3戦は最高レベルでの戦いでしたので、惨敗は仕方ないです。ジャパンC、有馬記念とも10着ですが、大負けしている訳ではなく、よく頑張っています。目黒記念で見せた末脚と、日経賞で見せたスタミナを考えますと、この舞台の適正は十分あるだろうと思います。今回、メンバーレベルはグッと下がります。巻き返しの可能性は高いでしょう。気になるのは斤量59キロですね。長距離経験のない馬がいきなり酷量を背負ってのレースというのは、なかなか厳しいです。
4人気 ハヤテフクノスケ(未定) 10.2倍
実績:D 近走:D 適正:C 騎手:ー 所属:E
前走は2勝クラスとは言え、強かったですね。中京2200mはスタミナが問われる舞台です。このコースで早めに抜け出して押し切るレースは評価できます。斤量53キロも軽いです。確かに魅力的な馬ですが、あくまで穴馬としてはというレベルです。人気するなら重視するような馬ではないです。
5人気 ショウナンバシット(横山和) 15.9倍
実績:C 近走:C 適正:C 騎手:B 所属:A
スタミナとパワーが豊富な馬です。洋芝や道悪等の条件が揃えば、走ってきます。今回も道悪になればチャンスはあるかも知れません。ただ、そもそも重賞では明確な壁があるようにも感じます。週末は晴れ予報ですし、人気するなら、あまり買う要素はないかも知れませんね。
6人気 ダンディズム(田辺) 21.9倍
実績:B 近走:B 適正:C 騎手:B 所属:C
明け9歳ですが元気ですね。近走の充実ぶりは素晴らしいものがあります。ただ、目黒記念でも差のない競馬をしているように、東京コースでも走らない事はありませんが、コーナリングが上手く、小回りコースの方がいいのは間違いありません。今回、良いメンバーが揃いましたので、このメンバーでどこまでという感じがします。ただ、前走長距離でいきなり結果を残しており、距離を伸ばす事が一押しになる可能性はあります。
伏兵馬考察(netkeiba想定人気順)
7人気 シルブロン(大野) 25.9倍
実績:B 近走:B 適正:A 騎手:D 所属:D
ステイヤーズSは1年半以上ぶりの好走。中距離ではスピード負けしておりましたが、スタミナはまだまだ健在なところを見せてくれました。一昨年のこのレースで3着に入っており、東京コースは最も得意としております。この舞台は自身の力を発揮できる最高の舞台です。前走好走でも、そこまで人気しないなら、引き続き期待したいです。
8人気 メイショウブレゲ(藤岡祐) 29.5倍
実績:C+ 近走:C 適正:B 騎手:B 所属:C
万葉Sは稍重でしたが、上がり3ハロン38秒台かかるような特殊な馬場になりました。このレースは度外視でよいでしょう。ステイヤーズSは先行決着の中、最速の脚で追い込んできました。直線の長い東京コースだったらと思わせる内容だったと思います。今回、10戦連続で騎乗していた酒井騎手から藤岡祐騎手に乗り替わります。これは勝負のサインかも知れません。
9人気 ヴェルミセル(未定) 29.7倍
実績:D 近走:D 適正:C 騎手:ー 所属:C
連勝でここに挑戦してきましたが、2戦とも斤量53キロで勝ち上がってきており、今回も斤量53キロですが、決して恵まれた斤量とはいえません。流石にこのメンバーでは敷居が高いでしょう。ただ、ここ2戦で見せている持続力のある末脚は素晴らしいものがあります。状態自体はピークにあるといってよいと思います。
10人気 ホウオウプロサンゲ(未定) 31.8倍
実績:D 近走:D 適正:C 騎手:ー 所属:S
現在、好走、凡走の交互のリズムになっております。内容も、逃げて勝利し、次走は逃げず凡走、というのを繰り返しております。今回も前走逃げられなかった逃げを発動できるタイミングです。同型にジュンカズマがおりますが、人気もありませんし、逃げればノープレッシャーで逃げられるでしょう。ただ、東京3400mという舞台で逃げ粘るのは、それなりに実力がないと厳しいでしょうね。
11人気 コパノサントス(石橋脩) 34.5倍
実績:D 近走:D 適正:B 騎手:D 所属:D
古都Sは3勝クラスではありますが、2着に破ったゴールデンスナップは、その後ステイヤーズS4着、万葉S1着とオープンで活躍している馬です。3着以下は大きく引き離しており、この馬もオープン級の能力があるとみて良いと思います。ここ5戦で4勝しており、集中状態にあると思います。侮れない存在です。
12人気 サスツルギ(未定) 39.6倍
実績:D 近走:D 適正:B 騎手:ー 所属:S
万葉Sは馬場が合わなかったのでしょう。このレースは度外視でよいと思います。ただ、それにしても大差のしんがり負けです。ここでいきなり馬券になったら事故です笑。今回は様子見でよいでしょう。
まとめ
上記以外の馬ですと、マイネルケレリウスは強烈な末脚を持っており、ハマれば馬券になる可能性を秘めていると思います。
ワープスピード、シュトルーヴェは、ここでは抜けた実績の持ち主ですが、その分斤量が重いです。
へデントールは、実績を考えれば順当な斤量ですが、ワープスピード、シュトルーヴェと比較すると楽ですね。ここは勝たないといけないレースだと思いますし、勝って堂々と天皇賞に進んで欲しいです。
勿論、私はこういう馬は本命にしませんので、どうしようかこれから考えたいと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】2/21(金)19時頃、配信終了予定
以上、ダイヤモンドSの考察でした!
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X(エックス)も毎日投稿しています。ブログでは投稿していない「⚠注目穴馬⚠」等、X(エックス)のみの情報もあります。ご興味ある方は是非見てみてくださいね!
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