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この記事は、過去10年間のマイルCSの最強馬を、私の独断と偏見で勝手に決定していく企画です笑。気楽に見ていってください。
過去10年勝ち馬
・2013年、トーセンラー (2人気 4.7倍)
・2014年、ダノンシャーク (8人気 18.1倍)
・2015年、モーリス (4人気 5.7倍)
・2016年、ミッキーアイル (3人気 5.9倍)
・2017年、ペルシアンナイト (4人気 8.8倍)
・2018年、ステルヴィオ (5人気 8.7倍)
・2019年、インディチャンプ (3人気 6.4倍)
・2020年、グランアレグリア (1人気 1.6倍)
・2021年、グランアレグリア (1人気 1.7倍)
・2022年、セリフォス (6人気 9.2倍)
騎手は書いていませんが、10年の内、外国人騎手が6勝です。強い!笑。3歳馬は斤量の恩恵がありますが、3勝止まりになっています。結構、多彩な面子だと思いませんか?事実1番人気で勝っている馬はグランアレグリア1頭のみです。京都専用機のトーセンラー、快速馬ミッキーアイル等、個性的な馬が活躍していますね。
過去10年間の最強馬発表!
今週の考察でも書きましたが、2022年セリフォスのレースはかなりインパクトがあります。大外最後方から纏めて差し切るレースはこの10年の中でも優秀です。それだけに今年どんなレースをするのか楽しみです。
2016年ミッキーアイルは、いつものように逃げのレースを展開します。直線で早めからネオリアリズムに並びかけられ、一旦差されるのですが、そこから脅威の勝負根性で差し返します。最後はもうひと伸びし、イスラボニータの猛追をアタマ差で振り切りました。最近ここまで苦しい状況から逃げ切った馬を見ないので、衝撃を受けました。この馬にしようかなとも思いましたが、次点とします。
2017年ペルシアンナイトは、大外18番のスタートだった為、一旦最後方に下げてしまいます。直線入口まで内でジッとして、まるでこの馬の為に開いたかのような進路を通って、纏めて差し切ってしまいました。このレースは本当に衝撃で今でもよく覚えています。大外枠で皆敬遠する中、Mデムーロ騎手の神がかった騎乗で勝利を収めました。当時のデムーロ騎手は本当に大舞台で力を発揮していましたよね。
こういった馬達を抑えて、最強馬に輝いたのは、2020年グランアレグリアです。まあそうだよね、と聞こえてきそうですが、そうです笑。好位を進み直線では馬なりのまま、いつでも突き抜けられる手応えなのですが、前が開きません。壁を避け、まともに追い出す事ができたのは残り100~150m付近でしょうか。それでも追い出すとあっさり前を捕らえて最後は追っていませんでした笑。強い馬の新馬戦みたいなレース振り(それだけ他馬とレベルが違う)ですが、2着は前年覇者のインディチャンプです。強すぎます。着差は地味ですが、グランアレグリアとルメール騎手の余裕のある走りをお楽しみください!
(※出典:JRA)
今年の展望
今年は、セリフォスとシュネルマイスターの2強という図式です。能力的にはこの2頭が抜けているかなと思います。ただ、どちらも後ろからいく馬です。ここに他馬の付け入るチャンスがあります。先週のエリザベス女王杯もそうでしたが、外が伸びるといっても、大外をまわしては届かないのが京都競馬場です。エルトンバローズは勿論、ナミュール、ソウルラッシュもある程度位置をとってくるのではないでしょうか。額面通り前が有利になるのか、全体が早仕掛けになり差しが有利になるのか、現時点での私の”2強・展開の見解”を挙げておきます。
以上、マイルCSの最強馬でした!
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