チューリップ賞 データ分析 ~桜花賞の最重要ステップレースだった時代は過去の話!?~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

チューリップ賞は、数多くのクラシックホースを輩出してきたトライアルレースです。ただ、直近5年で見ると1頭もクラシックホースが出現しておりません。出走馬のレベル低下により、以前は非常に堅いレースでしたが、一昨年は二桁人気の馬が、昨年は伏兵馬が2頭、馬券になりました。

近年は直行ローテ等、桜花賞までのローテーションが多様化しており、桜花賞の最重要ステップレースという位置づけから、大きく状況が変わってきております。

その辺りを注意してデータ分析を行っていきたいと思います。

阪神1600m 傾向
※出典:JRA

向こう正面からのスタート。スタートから最初のコーナーまでの距離が長い。3~4コーナーは大きく緩やかな為、枠の有利不利は比較的少ない。大外ピンク棒は若干割引。直線手前から下り坂で、残り200m付近で急な上り坂が待ち受けている。直線の距離は約474mと東京コースに次ぐ長さ。逃げ、先行が有利だが、直線の長さ、最後の急勾配により、差しも決まりやすいコース。

チューリップ賞 傾向

スローペースになる事が多い。逃げ・先行馬の成績が優秀。内枠の成績が優勢だが、実力のある馬であれば外枠でも嫌う必要はない。紛れの少ないコースの為、人気サイドが圧倒的に強いレースだった。近年は桜花賞直行ローテ等、ここをステップにする有力馬が減り、昨年、一昨年のような波乱も・・・。

出走馬 実績
【特記事項】
ショウナンマヌエラ:新潟2歳S(GⅢ)2着
スティールブルー:アルテミスS(GⅢ)3着
タガノエルピーダ:朝日杯FS(GⅠ)3着
ミラビリスマジック:2勝馬
ワイドラトゥール:2勝馬
まとめ
今年は朝日杯FS3着のタガノエルピーダが出走してきます。牡馬混合GⅠで、デビューしたばかりの牝馬が3着という事で、人気すると思いますが、この馬はまだ1勝馬です。突出した存在ではありません。
阪神JFの上位馬の出走はなく、主役候補と謳われているチェルヴィニア、ボンドガールの出走もありません。今年も桜花賞最有力ステップレースという位置づけではなく、数あるトライアルレースの一つと考えた方が良いと思います。
最後にデータから見る”データ推奨馬”を挙げておきます。
【データ推奨馬】配信終了
以上、チューリップ賞のデータ分析でした!

コメント

タイトルとURLをコピーしました