おはようございます。
TORです。
今日は京成杯AHの考察を行っていきます。考察の前に傾向を見ていきます。
【中山1600ｍ傾向】
第３コーナーの角度がほとんど無い、三角形のような形状のコース。コーナーがきつい為、外枠は不利。スタートから３コーナー途中まで下り坂が続いて前半のペースが速くなる傾向。直線は310ｍと短いので、基本は逃げ・先行有利であるが、前半からのハイペースと直線半ばで待ち構える急坂により、差し・追込みが決まる展開もしばしば有る。
【京成杯AH傾向】
開幕週ですので、逃げ・先行の成績が良いです。差し馬も馬券には絡んでいますが、４コーナーである程度前にはつけておきたいところです。枠は５枠から外の成績が良いです。２～４枠は厳しい成績です。有力馬が過去外枠だったという事もあると思いますが、変に内枠でゴチャつくのであれば、実力馬は外枠の方がよいという事かも知れませんね。
では、早速考察に入っていきます。
１人気 ソウルラッシュ（松山） 2.7倍
マイル戦線で常に上位を争ってきた実力馬です。超王道路線を歩んできましたが、昨年４月のマイラーズC以来、勝利から遠ざかっており、重賞勝ち後、初めてランクを下げて確実に勝ちに来たという感じでしょうか。今まで戦ってきた相手と比べれば、実力は１枚も２枚も落ちるメンバーです。普通に走れば好勝負必死です。ただ死角はあります。まずは５９キロという斤量です。初めて背負う斤量ですので、これは未知です。やってみないと分かりません。それと”レベルを落としたから勝てる”、そんなに競馬は単純ではないです。だから競馬は面白い笑。
２人気 インダストリア（ルメール） 4.9倍
同舞台のダービー卿CTの勝ち馬です。２着のジャスティンカフェ始め良いメンバーが揃っていましたので、価値がありますね。中山コースは（3.0.0.1）と得意としています。負けたレースは適正外の2000ｍで、中山1600ｍに限っては３戦３勝です。前走に続き、ルメール騎手を配してきました。ここは勝負気配ですね。
３人気 ラインペック（石橋修） 7.5倍
前走、関屋記念は３着と２歳以来、久々に重賞で馬券に絡みました。もう６歳になりますが、ここにきて戦績が安定していますね。２歳から活躍し、いかにもディープインパクト産駒らしい、仕上がりの早い馬かと思っていましたが、２回目のピークを迎えている感じです。切れる脚はなく、先行して粘り込むタイプですので、中山は向いていると思います。
４人気 アスクコンナモンダ（西村淳） 7.9倍
直近４戦は（3.1.0.0）です。２連勝でオープン入りを果たし、勢いに乗っての重賞初挑戦です。残念なのは主戦の川田騎手が韓国で騎乗の為、今回騎乗する事ができません。ただ、代打騎乗の西村淳騎手は若手のホープですからね。期待したいと思います。
５人気 ウイングレイテスト（松岡） 9.8倍
オープン、GⅢで安定した成績を残しています。しっかりと賞金を稼いでくれて馬主孝行な馬ですね。インダストリアが勝ったダービー卿CTでも0.4秒差の５着でした。今回も掲示板は有力候補かと思いますが、馬券内はどうでしょうか。３着候補として拾うかどうかの馬だと思います。
人気がなければ、シャイニーロックが面白いです。予想では11人気46.9倍になっています。人気が無ければ無いほど、マークは薄くなり配当はつきます。グラニットが51キロの軽ハンデを活かして前にいきそうですが、譲らずに逃げてくれれば、何かが起こるかも・・・、と妄想しています。
以上、ダービー卿CTの考察でした。
それでは今日も１日楽しんでいきましょう。
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