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今回、どう考えてもハギノアレグリアスが抜けています。人気はこの馬の一本被りになるでしょうね。という事は他の馬が高配当になるという事になります。逆転できる馬はいないのか、丁寧に見つけていきたいと思います。
出走馬 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ハギノアレグリアス(岩田望) 2.2倍
チャンピオンS6着、帝王賞4着とGⅠでも好勝負しております。直近出走したGⅢレースを見ますと、シリウスSではアイコンテーラー1馬身以上、3着馬には更に3馬身以上の差をつけて圧勝、平安Sでは前が止まらない展開でグロリアムンディを捕まえられませんでしたが、しっかり2着を確保と、GⅢでは明らかに格上です。岩田望騎手も5戦連続手綱をとっており、この馬を手の内に入れております。圧倒的人気になるでしょうが、死角はないですね。
2人気 ヴィクティファルス(池添) 5.7倍
3歳時にスプリングSを制し、皐月賞で4番人気に推された馬ですが、2年7か月未勝利という長い不振に陥っておりました。前々走、太泰Sでダートに活路を求め、これが功を奏し勝利。着差以上に余裕があり完勝でした。続く東海Sでもウィリアムバローズ、オメガギネスに続く3着と重賞でも好走しました。ただこのレースに関しては、前残りのレースの中、雪崩れ込むだけの形でそこまで評価はできないです。ここ2戦ダートでの好走は適正があった事もありますが、初のダート戦という事で、鮮度が高かった事も大きく影響していると思います。ここからは1戦ごとに鮮度も薄れていきますので、パフォーマンスは落ちていくと思います。
3人気 スレイマン(斎藤) 6.9倍
スタートが良く、サッと2、3番手につける事ができます。コーナリングも上手く、コースを1週する阪神1800mは合っているでしょう。特にここ3戦は競馬ぶりが高いレベルで安定しております。1年以上の低迷期がありましたが、完全に調子は戻っていると考えてよいと思います。
4人気 テーオードレフォン(丸山) 7.9倍
直近3戦の競馬が非常に内容が濃いです。逃げ・番手競馬から、長くいい脚を使う事ができます。ここも前有利の展開になれば侮れない存在だと思います。今回、是が非でも逃げたい馬がいませんので、展開的に味方する可能性はありますね。
5人気 ミッキーヌチバナ(未定) 10.2倍
阪神の成績が(3.1.5.1)と非常に得意としています。重賞での好走歴はありませんが、同舞台阪神1800m戦において、2勝クラスで後にJBCクラシックを勝っているキングズソードに完勝。ベテルギウスSではペプチドナイル、ハピとGⅠで好走している馬に続く3着と、この舞台においては重賞級のパフォーマンスを披露しています。適正はメンバー中随一といってよいでしょう。
6人気 ホウオウルーレット(北村友) 15.0倍
強烈な末脚が武器の追い込み馬です。同舞台阪神1800mの堺Sでも後方2番手から上がり35.9秒の末脚で差し切りました。このレースはハイペースの差し決着になる事が多いので、そういった流れになれば、この馬に出番がありそうです。
7人気 ダノンマデイラ(鮫島駿) 19.3倍
ディープインパクト産駒としては非常に珍しいタイプで、芝で6戦して全く良いところがなく、ダートに活路を求めると5戦4勝と、素質を開花させました。ダートにはなりますが、ディープインパクト産駒らしく、末脚が武器の馬です。ホウオウルーレット同様、展開が向く可能性があります。まだ3勝クラスを勝ち上がったばかりですが、重賞初挑戦と鮮度抜群です。鮮度抜群のディープインパクト産駒は黙って買いです。
8人気 ラインオブソウル(松若) 22.3倍
2022年12月以降、阪神1800mでしか勝っていない(3勝)、同舞台のスペシャリストです。中団から確実に伸びる末脚が武器です。基本的には重賞では足りないと思います。ただ、この舞台がベストなのは間違いありません。展開もこの馬向きの差し決着になる可能性は十分あります。
9人気 トウセツ(団野) 31.6倍
この馬も差し馬です。同舞台の阪神1800mで差し切り勝ちをしてオープン入りをしております。ただ、直近のレースでハギノアレグリス、スレイマン、テーオードレフォン等、今回の有力馬の多くと対戦し、完敗しております。展開が向いたとしても掲示板までではないでしょうか。
10人気 サヴァ(岩田康) 31.8倍
ユニコーンSで2着もあり、ダート一筋で戦ってきましたが、4歳になってから結果が出ず、ここ5戦は芝のレースを使われてきました。六甲Sで勝利したものの、アイルハヴアナザー産駒ですので、芝では頭打ちとなり、6戦ぶりにダートに戻ってきます。1600m以上の距離は1度しか使われたことがなく、距離は未知ですが、芝→ダートのショックが加わりますので、印をまわす余裕があるなら、今回はまわしといたほうがよいかも知れません。
まとめ
ここで挙げた以外の馬ですと、ニューモニュメントをコメントしておきます。一昨年このレースで3着になった後、リスペクト競争でジュンブライトボルト、ウィリアムバローズに勝利し、川崎記念で3着になっております。この時の力を出せば、間違いなくこのメンバーでは上位ですが、この時の力は残っていません。おそらく川崎記念までで、競争馬としてのエネルギーは使い切ったと思います。過去の実績に変に引っ張られず、軽視で良いと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】19時頃配信終了予定
以上、アンタレスSデータ分析でした!
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