東京優駿(日本ダービー)データ分析 ~内枠有利の神話は本当!?~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

いよいよ今年もダービーウィークがやってきました。本当にワクワクします。どのレースも当てたいですが、ダービーは何としても当てたいですよね~。

因みに昨年の今頃、私は入院していて、病院でダービーを見たのを思い出します。しかも、リハビリ中に発走してしまい、生で見る事が出来ませんでした。

今年はこうしてブログをアップする事ができ、週末は生で見る事が出来そうで嬉しいです。当てましょう~!




東京2400m 傾向
※出典:JRA

一周約2120mとJRA競馬場の中で最大の広さを持つコース。バックストレッチ半ばに上り坂があり、直線入口付近に再度上り坂がある。最後の直線は525.9mと長く、スピードとスタミナ両方を問われるチャンピオンコース。近年は高速馬場になる事が多く、スピードと瞬発力のある馬が好走。脚質は逃げ・先行・差しと戦績の差はないが、追込みの成績が若干良くない。

日本ダービー 傾向

高速化が進み、2分21~22秒台の決着も見られる。前半のペースが落ち着けば、上がり3ハロン33秒台の末脚が必要。”ダービーポジション”は健在。直線入口で10番手以内につけている馬が好成績。内有利のイメージがあるが外枠も馬券になっている。ただし馬番14番より外の馬は大幅割引。人気馬が強いが、毎年6番人気以下の馬も馬券になっている。




穴馬の特徴
日本ダービーにおいては、内枠有利、外枠不利というのは、よく聞く情報だと思います。
元々あった内前有利のイメージですが、2019年1着ロジャーバローズ(馬番1番:単勝93.1倍)の激走によって更に強いイメージがついたと思います。
では、実際の成績はどうなのでしょうか。内枠人気薄馬の好走実績を過去10年抽出してみました。
年度  馬名(馬番:単勝倍率:直線入口順位)着順   
23年ベラジオオペラ  (1番:54.9倍:11番手)4着
22年アスクビクターモア(3番:24.7倍:2番手  )3着
21年該当なし
20年ヴェルトライゼンデ(6番:66.4倍:7番手  )3着
20年サトノインプレッサ(1番:63.4倍:12番手)4着
19年ロジャーバローズ (1番:93.1倍:2番手  )1着
18年コズミックフォース(7番:223.7倍:2番手)3着
17年マイスタイル   (3番:188.8倍:1番手)4着
16年エアスピネル   (5番:21.3倍:5番手  )4着
15年コメート     (3番:234.9倍:3番手)5着
14年マイネルフロスト (3番:108.0倍:6番手)3着
やはり内枠人気薄の馬は毎年のように激走していますね。その中でも、より内枠、より前で競馬をしている馬ほど、激走の可能性は高まっています。差し馬も掲示板にはきていますが、馬券にはなっていませんので、少し減点でしょうか。

ただ、直近では外枠の穴馬も好走しております。
21年ステラヴェローチェ(11番:40.2倍:12番手)3着
23年ハーツコンチェルト(11番:25.6倍:6番手  )3着
これは過去10年では見られなかった傾向です。
この理由ですが、ステラヴェローチェは皐月賞3着、ハーツコンチェルトは青葉賞2着と能力はありました。本来、穴馬とはいえない実力馬です。近年はレースの数をこなさない馬が多く、ダービーの時点で底を見せていない(能力が分からない)馬が一定数存在する為、その馬が人気を吸っている、もしくは人気が分散している事が要因でしょう。
近年、皐月賞、青葉賞、京都新聞杯という王道ローテを通らずに出走してくる馬は少なくありません。因みにそういったローテで好走した馬はシャフリヤールですね。この馬は毎日杯からの直行ローテでダービーを制しています。ただ、好走したのはこの馬位です。後の馬はことごとく期待を裏切っております。今年はシックスペンスがスプリングSから直行してきます。どんな結果になるでしょうか。
また今年は牝馬レガレイラの参戦が注目されていますが、過去10年の牝馬の成績を見ますと、21年サトノレイナス(2人気:5着)、レッドリヴェール(4人気:12着)と、どちらも桜花賞2着の強豪でしたが、牡馬の壁に跳ね返されています。



出走馬 実績
【特記事項】
アーバンシック:皐月賞4着、京成杯2着
エコロヴァルツ:皐月賞7着、朝日杯FS2着
コスモギュランダ:皐月賞2着、弥生賞1着
ゴンバデカーブース:サウジRC1着
サンライズジパング:皐月賞9着、ホープフルS3着
シックスペンス:スプリングS1着
シュガークン:青葉賞1着
ショウナンラプンタ:青葉賞2着
シンエンペラー:皐月賞5着、ホープフルS2着、弥生賞2着、京都2歳S1着
ジャスティンミラノ:皐月賞1着、共同通信杯1着
ジューンテイク:京都新聞杯1着
ダノンデサイル:京成杯1着
ビザンチンドリーム:皐月賞13着、きさらぎ賞1着
メイショウタバル:皐月賞17着、毎日杯1着
レガレイラ:皐月賞6着、ホープフルS1着
まとめ
ダービーのステップレースは、圧倒的に皐月賞です。過去10年ダービーで馬券になっている30頭の内、23頭は皐月賞をステップにしています。因みに23頭の皐月賞の着順ですが、1着7頭、2着5頭、3着4頭、4着1頭、5着2頭、6~8着が3頭となっています。9着以下の馬は馬券になっていません。
ダービーで馬券になっている30頭の内、16頭は皐月賞で馬券になっている馬ですね。皐月賞の上位組が圧倒的な成績を残しています。今年もジャンタルマンタル以外の主だった馬は出走してきています。
皐月賞以外に出走していた7頭のステップレースですが、青葉賞が3頭、京都新聞杯が2頭、プリンシバルSが1頭、毎日杯が1頭です。青葉賞以外は全て勝ち馬が馬券になっています。皐月賞以外の組は前走勝っている馬がデータ的には良いですね。
先程、穴馬の特徴でも書きましたが、皐月賞とダービーの正規トライアルレース以外で好走しているのはシャフリヤールだけです。過去、結構人気した馬がいましたが、皆惨敗しています。ただ、直行ローテ全盛時代ですからね。過去のデータから、シックスペンスがダメというのは極論だと思います。馬を見て判断したいところです。これはレガレイラについても同様です。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
以上、日本ダービーのデータ分析でした!



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