京都大賞典 有力馬考察

競馬

おはようございます。

TORです。

今日は京都大賞典の考察をしていきます。3年振りの京都での開催になりますね。同じ2400mでも阪神と京都では傾向が違います。昨年の1、2着馬が出てきますが、全く違うレースと考えて良いでしょう。

京都2400m 傾向
※出典:JRA

4コーナー奥の引き込み線からのスタート。長い直線を3回走るレイアウト。3コーナー手前から高低差4.3mの坂を上り、3コーナーの途中から一気に下る。下り坂で勢いがつきやすい為、外に振られてロスが出る事も。しっかりと脚を溜めてタイトにコーナーをまわりたい。枠は真ん中から内枠がやや有利。ゴール前の直線は403.7m。脚質は、先行、差しの順で成績が良い。逃げ、追い込みもダメという事はない。展開次第でどの脚質にもチャンスがあるコース。

京都大賞典 傾向

昨年、一昨年は阪神開催の為、2016~2020年の5年間の傾向を検証。スローからの末脚勝負になる事が多いが、スタミナを要するコースの為、究極の上がり戦とはならない。バテずに最後まで脚を使える馬が好走。脚質は先行、差し、追い込み、満遍なく走っている。33秒台の脚が使える馬であれば、後ろからでも差し届く。枠は、2020年に外枠の馬が2頭馬券に絡んでいるが、基本は真ん中から内が有利。内からの好位差しが理想。

有力馬考察(netkeiba人気予想順)
1人気 ディープボンド(和田竜) 3.9倍
息の長い馬ですね~。馬主孝行の馬です。3歳に京都新聞杯を勝って以来、昨年まで毎年重賞を勝っています。海外レースのフォワ賞、阪神大賞典の連覇。その他、GⅠ2着が4回と本当に長く第一線で活躍してきましたが、さすがに今年、天皇賞では2着に入線したものの、成績は緩やかに下降線をたどっています。実績は最上位ですが、”今が旬”という馬ではありませんので、過信は禁物です。このレースはスパッと切れる馬よりも持続力タイプの方が好走しています。例年通りのレース質になれば、もちろん有力ではあります。
2人気 ヒートオンヒート(川田) 7.2倍
東京2500m、中山の成績が良く、スタミナと持続力のある末脚が持ち味の馬です。この馬は位置をとれないので、今回のレースにおいては遅刻が心配ですが、鞍上が川田騎手に乗り替わりになりますので、ある程度位置を取りにいってくれるのではないでしょうか。最近は好走と惨敗を繰り返しており、好走のタイミングを見極める必要があります。さて今回はどちらでしょうか。
3人気 ブローザホーン(菅原明) 8.3倍
前走、札幌日経オープンを6馬身差をつけて圧勝。前々走、函館記念では、函館記念とオールカマーを連勝しているローシャムパークを凌ぐ末脚を見せました。前が開かず、内をつくロスがありましたが、スムーズなら更に差を詰める事が出来ていたかも知れません。充実一途の4歳馬です。一つ気になるのは、直近3走が全て良馬場ではなく、上り3ハロン35秒台の決着だった事です。晴れて開幕週の良馬場となった時にどれだけ脚を使えるかは未知数ですね。今のところ、月曜日の天気は雨予報ですが・・・。
4人気 ボッケリーニ(浜中) 9.4倍
ゆっくり着実に階段を上がってきた馬です。6歳になってからの(2022年~)全9戦は、GⅠ3戦、GⅡ5戦、GⅢ1戦と、高いレベルのレースに出走し続けています。GⅠでは(0.0.0.3)と通用していませんが、GⅡ、GⅢの6戦は(2.3.1.0)とほぼ完璧な戦績を残しています。この馬は内枠を活かした競馬が非常に上手いです。内で我慢してスルスルと抜け出してくる事が出来ます。勝つためには、今回も内枠が欲しいですね。
5人気 ヴェラアズール(松山) 11.3倍
この馬はさすがにもっと人気するでしょう笑。確かに近走不振、59キロの斤量と超えるべき壁は多いです。正直、昨年ジャパンカップを勝った時のような競馬を求めるのは酷だと思います。ただ昨年のこのレース、2着ボッケリーニ以下を纏めて差し切った内容は一頭レベルが違いました。直近の負けた3戦ですが、有馬記念はジャパンカップの反動、ドバイワールドカップは海外・ダート、宝塚記念は道中行き場がなく直線最後方と一定の言い訳はできます。今回、改めてどんなレースができるのか注目です。
まとめ
この5頭にプラダリアを含めた6頭が人気しそうですが、難しいですね~。どの馬も勝つイメージが湧きません笑。今回の有力馬はヴェラアズール以外、切れる脚を使うタイプではないです。土、日の馬場状態はしっかりとチェックしておきたいです。馬場状態によって、重視する馬が大きく変わってきそうです。
以上、京都大賞典の考察でした。
今日も1日楽しんでいきましょう。
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