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レガレイラは牝馬でありながら、皐月賞で1人気、日本ダービーで2人気と、春の牡馬クラシック主役の1頭です。残念ながら結果は出ませんでしたが、素晴らしい挑戦だったと思います。
秋は牝馬同士の戦いに舵を切ってきました。牝馬同士の戦いなら格が違うだろうと思う方、多いのではないでしょうか。
私としても、どんなパフォーマンスを見せるのか楽しみです。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 レガレイラ(ルメール) 2.0倍
春は皐月賞、ダービーに参戦し、牡馬相手に互角の戦いを見せました。特にダービーは直線で最内から大外に横断する大きなロスがありました。上手く抜け出す事が出来ていれば・・・、と思わせる内容でしたね。牡馬も含めて世代トップクラスの馬である事は間違いありません。ただ、中京2000mという舞台はどうでしょうか。スタートは速い方ではありませんし、スローペースの中、後ろから纏めて差し切れる切れ味があるかというと、なんとも言えないですね。
2人気 クイーンズウォーク(川田) 3.9倍
オークスは直線早めに抜け出して、勝ちに行く競馬をしました。4着に敗れはしましたが、非常に強い内容だったと思います。世代上位の能力の持ち主である事に疑いの余地はありません。レガレイラよりも前で競馬ができますので、こちらの方がロスや不利の心配はありません。雄大な馬体をしており、外を伸び伸び走らせた方が良い馬です。今回、頭数が揃いそうですので、真ん中からやや外枠が欲しいですね。
3人気 カニキュル(戸崎圭) 9.3倍
重賞でも差のない競馬をしており、能力は重賞級と考えて良いでしょう。ただ、キレキレの脚がある訳ではないので、重賞では差し届かないレースが続いておりました。前走はスタートで促して、意図的に前を取りにいく競馬をしました。先行しても末脚は鈍ることなく、最後まで脚を使えており完勝でしたね。今回も前走と同じような競馬が出来れば、楽しみは大きいです。
4人気 タガノエルピーダ(団野) 12.7
キズナ産駒ですが、速い脚は持っておりません。スローからの末脚勝負では出番はないでしょう。早め早めに動いて、いかに持続力勝負に持ち込めるかだと思います。春は主役の1頭でしたが、大手牧場出身ではありませんので、成長力には一抹の不安がありますね。夏を超えて、ライバルたちに置いていかれていないと良いのですが。
5人気 フレミングフープ(Mデムーロ) 14.2倍
前走はかなり強いレースでした。上がり3ハロン33.5秒は、2位の馬34.4秒と0.9秒もタイム差がありました。これは凄いですね。しかも、このレースと同舞台中京2000mでのパフォーマンスです。瞬発力勝負になれば、上位を脅かせる存在になるかも知れません。
伏兵馬考察(netkeiba想定人気順)
6人気 オーロラエックス(松山) 17.3倍
2戦2勝と底を見せておりません。前走、1勝クラスの勝ちっぷりも優秀でした。2着だったケーブパールには抵抗されましたが、この馬は次走で1勝クラスを完勝しております。3着以下は5馬身突き放しており、このクラスの馬ではないという事でしょう。ただ、前走はスタート一息でしたし、小頭数、弱い相手に助けられた面もあります。大手牧場ではないですし、今のところ成績イマイチのサトノダイヤモンド産駒です。2戦2勝という成績で過度に人気するようなら、あまり重視したくないです。人気次第ですね。
7人気 チェレスタ(西村淳) 17.7倍
この馬も馬券を外した事がなく、底を見せておりません。ハービンジャー産駒らしく、スピードとパワーを兼備している馬です。レガレイラ、フレミングフープに対しては、末脚勝負では分が悪いので、この馬としては前走のように早めに位置を押し上げて、直線を向いた時点でアドバンテージを取りたいです。自由に動ける外枠が欲しいですね。
8人気 セキトバイースト(藤岡祐) 20.5倍
チューリップ賞、桜花賞のレース振りから、先手を取れば、このメンバーでも面白い存在です。確固たる逃げ馬がいませんしね。後はとにかく距離ですね。1400~1600mのみ使われていた馬ですので、そこが一番の問題です。デクラレーションオブフォー産駒は、2000mの成績は悪くありますので、血統的に対応できる下地はあります。
9人気 ラヴァンダ(岩田望) 29.4倍
デビュー当時はマイル以下のレースを使い、1勝クラスを勝ち切れずにいましたが、フローラSでは2着と距離を2000mに伸ばして結果を出しました。距離を伸ばした事で位置を取る事ができ、切れ味不足を補う事が出来ていましたね。ただ、フローラSは内をロスなく走る完璧な競馬でした。かなり恵まれた感がありますので、今回も好走条件として、内枠が欲しいです。
10人気 サフィラ(北村友) 31.8倍
上にサリオス、サリエラがいる超良血馬です。アルテミスS2着、阪神ジュベナイルF4着と素質の片鱗は見せましたが、クラシックでは思うような成績は残せませんでした。正直、近2走は力負けだったと思います。ただ、競馬というのはブラッドスポーツです。良血の血がいつ開花してもおかしくありません。夏を越して、どこまで成長しているかでしょう。
まとめ
レガレイラは当然重視したい馬ですが、本命にしたいとは思わないです。レガレイラ、クイーンズウォークはどの位人気になるでしょうか。この2頭に人気が集中するなら、買いたい馬は結構いますが、どうでしょうかね。後は枠次第、人気次第というところですね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
以上、ローズSの考察でした!
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