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1400m戦というのは、GⅠレースがありません。ですが、スプリントでは短く、マイルでは長い、1400mのスペシャリストは確実に存在します。そういった馬にとっては、ある意味このレースと、阪神カップはGⅠみたいなモノかも知れませんね(言い過ぎですか?笑)。
京都1400m 傾向
※出典:JRA
スタートして直ぐに上り坂に入り、3コーナーにかけて高低差3.9mの勾配を登る。残り800m辺りから下りに転じて、3コーナーと4コーナーの中間点に向けて一気に駆け下りる。4コーナーはその勢いのままトップスピードで回るので、直線入口で馬群が横に広がることが多い。ゴール前の直線は398.7m。馬群がバラけやすいので後方の馬が進路を失うことが少ない。差し・追い込み馬が能力を発揮しやすいコース。
スワンS 傾向
スタートして直ぐ上り坂がある為、短距離戦にしては前半は速くならない。先行が優勢も、4コーナーから直線入口にかけて、馬群が横に広がる為、差し馬は進路を確保しやすい。決め手のある馬であれば差し届く。2、8枠の成績がよく、枠は内外互角。度々、二桁人気の馬が激走、大荒れ決着も。
出走馬実績
【特記事項】
アグリ:1400m(3.0.2.0)複勝率100%、24年シルクロードS2着、23年阪神カップ3着、セントウルS2着、他
ウインカーネリアン:1400m以下の出走は高松宮記念(4着)の1走のみ、23、24年東京新聞杯1、2着
オフトレイル:1400m以下初出走、京都(2.2.0.0)連対率100%、24年ラジオN1着
カルロヴェローチェ:23年ファルコンS2着
クランフォード:1400m(4.1.0.0)勝率80%、連対率100%、京都(2.1.0.0)
シングザットソング:23年フィリーズレビュー1着
ジョウショーホープ:1400m(3.2.0.2)
スズハローム:1400m(3.0.1.1)、24年CBC賞2着、京王杯SC3着
セルバーグ:1400mは2年半ぶり、24年小倉大賞典3着、23年中京記念1着
ダノンマッキンリー:1400m(3.0.0.1)、24年ファルコンS1着
トゥラヴェスーラ:23年高松宮記念3着
ノーブルロジャー:1400m以下初出走、24年毎日杯2着、シンザン記念1着
バースクライ:24年オーシャンS3着
ピンハイ:23年中日新聞杯3着
まとめ
人気の中心はクランフォード、スズハローム、オフトレイル、ノーブルロジャー、ダノンマッキンリー等、若くて勢いのある馬達ですね。対するのが、ウインカーネリアン、アグリという実績馬という構図です。
ウインカーネリアンは1400m以下という意味で言えば、実績馬とは言えませんので、本当の意味で実績のある馬はアグリだけです。
絶対的な存在がおらず、どこからでも入れそうなメンバーですね。馬券的には楽しみです。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】10/25(金)19時頃、配信終了予定
以上、スワンSのデータ分析でした!
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