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各馬の考察の前に、前提として挙げておきたいのは、中京1800mは前が圧倒的に有利なコースという事です。これを踏まえて、考察をお読み頂けたら、取捨選択がしやすいかなと思います。
では、早速見ていきましょう!
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 サンライズジパング(坂井) 3.5倍
実績:B 近走:B 適正:A 騎手:A 所属:C
チャンピオンズCは6着と力負けでした。ただ、古馬にも臆する事なく、ロスが大きくても外をまわして差し込む自分の競馬をしました。3着と0.2秒差ですから、大健闘ではないでしょうか。こういった競馬をする馬ですので、ダウン戦には強いです。自分より弱い相手はしっかりと飲み込んできます。人気でもここは有力です。状態さえまともなら、まず好勝負でしょう。
2人気 ドゥラエレーデ(川田) 4.0倍
実績:A 近走:B 適正:A 騎手:S 所属:A
チャンピオンズCは3着でしたが、いつものような先行競馬ではなく、中団のインでジッとして、直線では狭い内を抜け出す、ムーア騎手の神業のような騎乗に助けられたと思います。完璧にハマった感がありますね。一昨年の正攻法の競馬での3着とは全く質が違います。強いのは間違いありませんが、今回は正直よく分かりませんね。というか、今回に限らず、常識では測れない馬です苦笑。
3人気 オメガギネス(松山) 6.3倍
実績:B 近走:C 適正:B 騎手:A 所属:C
みやこSは何だったんでしょうか?。直線に入って馬に走る気がなかったのか、直ぐに追うのを止めてしまいました。許容をオーバーするようなメンバーではなかったように思いますが・・・。いずれにしても、フェブラリーSの大敗後、直ぐに巻き返しているように、前走の大敗を引きずるタイプではないと思います。ただ、厳しい状況になると、直ぐに投げ出してしまう可能性がありますので、この馬にとって、いかに良いシチュエーションを用意できるかが大事です。まず、鞍上が松山騎手に戻りますので、それはプラス材料です。後は内枠が欲しいですね。
4人気 カズペトシーン(西村淳) 6.7倍
実績:C 近走:C 適正:A 騎手:A 所属:D
凄まじい末脚を武器にしている差し馬です。今、本当に充実しています。かなりの集中状態にあると思いますね。左回りの1600~1800mはベストの条件です。今回、先行馬が少ないので、スローになる可能性のほうが高いと思います。そうなれば、冒頭でも書きましたが、先行有利なコースです。ただ、現状は問答無用に差し込んでこれるだけの状態にあります。その辺りをどう判断するかですね。
5人気 サンデーファンデー(鮫島駿) 13.9倍
実績:C 近走:C 適正:C 騎手:B 所属:C
ここ2戦、逃げ、番手と積極策をとる事で、成績が向上しています。今回、逃げ馬がおりませんので、すんなりハナを取れるシチュエーションです。最近はスタートがゆっくりのオメガギネス、前走差しにまわって好成績だったドゥラエレーデ、この2頭が位置を取らず、マークされない形で進める事ができてば、チャンスは多いにあるでしょう。
6人気 ミッキーヌチバナ(Mデムーロ) 15.6倍
実績:B 近走:C 適正:C 騎手:C 所属:C
ここ2戦も負けてはいますが、いい脚を使って、良く追い上げています。ダートというのは、芝以上に先行有利ですからね。展開がハマるのを待つしかないです。ただ、前走は前にいる馬よりも脚を使えていなかったのは、よろしくないですね。調整がうまくいかなかったのか、衰えがきているのか、年齢的にも脚質的にも衰えがきていたとしても不思議ではないです。
伏兵馬考察(netkeiba想定人気順)
7人気 ディープリボーン(古川吉) 24.3倍
実績:D 近走:D 適正:A 騎手:D 所属:D
前走は昇級戦でしたが、まずまずの走りだったと思います。4コーナーから直線入口で勝ち馬に外から寄せられる厳しい展開の中、最後まであきらめず脚を使っていました。中京は(3.1.0.0)と大得意としているコースです。前々走も条件戦とはいえ、同舞台の中京1800mで完勝でした。レース全体の圧が後ろに集まった場合は、サンデーファンデーとこの馬はチャンスがあるでしょう。
8人気 タマモロック(幸) 25.5倍
実績:D 近走:D 適正:C 騎手:C 所属:D
武蔵野Sは、直線を向くまでは手応えもよく、8着に敗れはしましたが、重賞初挑戦としては、十分見せ場を作ったと思います。オープン戦でも勝ちに等しい競馬をしており、重賞でも好走できる力はあるように思いますね。ただ、直近の結果を見ていると、馬券になっているのは1600mです。1800mはことごとく馬券になっていません。ヘニーヒューズ産駒ですし、少し距離が長いのかも知れませんね。距離さえ持てば、チャンスはあると思います。内枠が欲しいですね。
9人気 フタイテンロック(小崎) 33.9倍
実績:D 近走:C 適正:B 騎手:E 所属:E
シリウスS3着、ブラジルC3着の実績がありますが、いずれも50、51キロという軽ハンデを活かしてのモノです。ブラジルCでのオメガギネスとの重量の差は8キロ差です笑。この2戦は評価せず、3勝クラスを勝ったばかりの馬と捉えてよいと思います。
10人気 ホウオウルーレット(岩田康) 37.9倍
実績:C 近走:D 適正:B 騎手:B 所属:C
ここ2年近く、今回鞍上の岩田康騎手とのコンビでしか馬券になっていません。かなり手が合っているのでしょうね。前々走は、追い込み競馬が見事にハマり1年振りの勝利。それを受けて、前走も同じ追込み競馬をして不発。問答無用に外から差し切るような力はありませんので、かなり恵まれないと前々走の再現は難しいでしょう。元々、先行競馬もしていた馬です。同型に強力な馬がいますので、先行とは言いませんが、少し前で競馬をした方がチャンスはあると思います。
11人気 ロコポルティ(団野) 45.4倍
実績:C 近走:D 適正:B 騎手:B 所属:B
オープン戦までは強い競馬をしておりましたが、重賞ではハッキリと壁を感じる結果になっています。シリウスSはインでジッとして、勝ち馬ハギノアレグリアスの真後ろにいる、これ以上ない競馬をしました。それでも踏ん張れず5着。重賞でこれ以上の結果を残すのはなかなか難しいと思います。
まとめ
ドゥラエレーデ、オメガギネスは、実は重賞を勝った事が無い馬です(ドゥラエレーデは芝重賞の勝利実績有)。ここでは上位の存在ですが、そこまで抜けた存在ではありません。サンライズジパングも明け4歳ですから、真価を問われるのはこれからです。
各馬の考察の中でも書いていきましたが、今回確実に先行しそうな有力馬が不在です。ドゥラエレーデ、オメガギネスが先行しなければ、前の馬は楽をできます。この2頭の動向がレースのカギを握りそうです。
そして、しつこいようですが前有利のレースです。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】1/25(土)19時頃、配信終了予定
以上、プロキオンSでした!
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