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今回、津村騎手が1人気になりそうなので、少し騎手の話をしたいと思います。
今年は何と言っても、三浦皇成騎手が中央のGⅠを初制覇を果たしたのが、大きなトピックスです。毎年、コンスタントにリーディング上位をキープしてきた騎手ですが、GⅠを制覇するまでに、騎手免許取得から17年の年月がかかりました。
何が言いたいかというと、GⅠというのは馬もそうですが、騎手も「勝てる騎手」と「勝てない騎手」、ここは大きく大別されます。昨年はGⅠ初制覇をした騎手が結構いましたが、基本的には毎回勝つ騎手というのは、同じ顔ぶれです。
2025年、JRAで開催されたGⅠは障害を除くと、これまで21戦消化していますが、その内外国人騎手が11勝、日本人騎手で勝利しているのは、川田騎手、武豊騎手、戸崎騎手、坂井騎手、松山騎手、横山和騎手、北村友騎手の7人です。武豊騎手、川田騎手、戸崎騎手は言うまでもなく毎年のようにGⅠを勝っている騎手ですし、坂井騎手は生涯でGⅠ7勝、北村友騎手、松山騎手も同じく7勝、横山和騎手は4勝しています。横山和騎手はやや少ないですが、4勝は直近4年と短い期間で積み上げています。やはりGⅠを勝てる騎手が勝つべくして勝っています。
津村騎手は騎手生活21年でGⅠは1勝のみです。ただ、昨年初勝利を挙げた騎手の中の一人です。さあ、GⅠを勝てる騎手に仲間入りできるか、注目です。
出走馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 リアライズシリウス(津村) 3.1倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:B 所属:A
強いですね~。2戦共、楽勝です。
特に新潟2歳Sは出遅れたものの、直ぐに番手をとりました。新馬戦もそうでしたが、この馬はかなり二の脚が速いですね。
このレース3着だったフェスティバルヒルは次走重賞制覇、4着のサンアントワーヌは次走楽勝していますので、レースレベルは高かったと思います。この馬は、そのレースを楽勝していますから、当然評価すべきでしょう。
もちろん、初の右回り、多頭数と超えるべき壁はありますが、変に嫌い過ぎる必要はないかなと思います。
スタートさえまともなら、二の脚が速いので、欲しいポジションを取れる可能性が高いです。
2人気 アドマイヤクワッズ(坂井) 4.0倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:A 所属:S
デビューして2戦とも、上がり最速の末脚を繰り出しています。デイリー杯は内を突くセンスのある競馬を見せてくれました。2着馬との着差はわずかでしたが、3着以下は5馬身突き放していますので、この馬と2着のカヴァレリッツォは一定評価すべきでしょう。
ただ、この馬もリアライズシリウス同様、小頭数で全く摩擦のないレースしか経験していません。中団で競馬をするこの馬の方が、初の多頭数で競馬にならないリスクはあるかなと思います。
3人気 エコロアルバ(松山) 5.9倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:A 所属:D
この馬は新馬戦とはいえ、フルゲートの競馬を経験しているのは大きいですね。その新馬戦ではそこまで派手な勝ちっぷりではありませんでしたが、ノーステッキで差し切っており、着差以上に余裕のある勝利だったと思います。
サウジアラビアRCはスタート出遅れ、スローペースの直線勝負になりましたので、最後方にいた本馬は万事休すかと思いましたが、ステッキを入れてからの伸びは別格でしたね。一頭違う脚での差し切り勝ちはインパクトがありました。インパクトだけで言えば、リアライズシリウスにも劣りません。
ただ、前走のような出遅れをした場合は、前走よりも直線が短く、多頭数での競馬となれば、リカバリーは簡単ではありません。
また、血統や生産牧場からも、GⅠで重視すべき馬か、考える必要はあるでしょう。だからこそ人気が控えめになって、絶好の買い場になる可能性もありますけどね。
4人気 カヴァレリッツォ(Cデムーロ) 6.3倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:S 所属:A
新馬戦、デイリー杯共に、馬群にしっかり入れて競馬が出来ている事はよいです。
デイリー杯は先に抜け出して、目標にされる形になりましたし、最後は突き放されず、差し返す勝負根性を見せていました。アドマイヤクワッズとの勝負付けは済んでいません。
ただ、前走はCデムーロ騎手の完璧すぎる手綱さばきがあってのものですので、伸びしろという点ではどうかなと思います。
5人気 ダイヤモンドノット(ルメール) 7.7倍
実績:- 近走:- 適正:- 騎手:S 所属:D
明らかに距離を伸ばして、パフォーマンスが上がっています。1400mの中ではタフなコースの東京1400mで強いパフォーマンスを見せていますし、マイルまでは対応できるのではないかと思います。
京王杯2歳Sは、2歳重賞の中で唯一多頭数での競馬だった事も評価できます。
鞍上がルメール騎手に替わって、サッと好位を取れているのもいいですね。マイルなら楽に番手位で競馬が出来るでしょう。
9月から月1回のペースで競馬をしているので、体調面は注意したいです。まあ、歴戦の金子真人HDの馬ですから、所属牧場等を鑑みて、早い時期に出来るだけ稼いでしまおうと考えているのかも知れませんね。
先々は分かりませんが、このレースに限っては、高い完成度で十分勝負できそうです。
まとめ
今日挙げた5頭はどの馬も十分チャンスがありそうですね。想定人気でも完全にこの5頭とその他という感じになっています。
2歳戦ですので、あまり考えても仕方ありません。個人的には2頭、3頭と当てるのは難しそうなので、好みの馬の単勝勝負でもいいかなと今のところ思っています。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】12/20(土)19時頃、配信終了予定
以上、朝日杯フューチャリティSの出走馬考察でした!
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