シンザン記念 考察 ~1勝馬のみの大混戦レースを制するのは!?~

競馬

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1600m戦という事でクラシックとは無縁のイメージでしたが、2016年にジュエラーがこのレースをステップに桜花賞を制し、2018年にはアーモンドアイが三冠馬になりました。昨年のライトクオンタムもそうですが、牝馬がここを選んできた場合は要チェックです。では早速考察をしていきたいと思います。

京都1600m 傾向
※出典:JRA

スタートからコーナーまでの距離が非常に長く、1ターンのコースの為、枠順による有利不利はほとんど無い。3コーナー手前から高低差4.3mの坂を上り、3コーナーの途中から一気に下る。下り坂で勢いがつきやすい為、外に振られてロスが出る事も。タイトにコーナーをまわり、無駄な脚は使いたくない。最後の直線は398.7m。レベルが上がる程、早めのスパート合戦になりやすい。直線入口で馬群がバラける為か、差し、追い込みがよく決まるコース。

シンザン記念 傾向

前半はミドル~ハイペースで流れる傾向。上がり3ハロン上位の馬の成績が良い。特に1位の馬は毎年馬券になっているように、差し馬の成績が良い。枠順は外枠でも馬券に絡む事ができており、外枠の不利は無い。毎年下位人気の馬が馬券に絡んでおり、人気薄馬は馬券に入れておきたい。

シンザン記念 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 エコロブルーム(ルメール) 2.7倍
新馬戦は3着に敗れましたが、直線でスムーズさを欠きました。力負けではないですね。未勝利戦ではそれを証明するように圧勝してきました。2勝馬がいませんので、未勝利を勝っただけのこの馬が1番人気になりそうです。本当に強いかどうかは未知ですね。ここは思い切って評価を落としたいんですが・・・。こういう馬が勝ってしまうのが現代競馬だったりします苦笑。
2人気 ノーブルロジャー(川田) 3.9倍
新馬戦は上がり3ハロン33.2秒の末脚で快勝しました。1頭食い下がった2着のジーゲルは次走4着でした。レースレベルはどうでしょうか?エコロブルームもそうですが、最近は高速馬場化が進み、上がり3ハロン33秒代の脚を使う事はそこまで難しい事ではありません。川田騎手を配してきましたし、人気はするでしょうが過信は禁物です。
3人気 ナイトスラッガー(モリス) 8.8倍
新馬戦はエンジンがかかったタイミングでブレーキを踏む不利がありました。それでも、評判馬シヴァース相手に再度追い込んで、クビ差の2着と力を見せました。続く未勝利戦ではスムーズな競馬をして圧勝でしたね。あまりこういう事を言いたくありませんが、少し現代競馬で好走する背景とはズレている馬ですので、余程人気薄にならない限りは、ヒモまでかなと思います。
4人気 ショーマンフリート(戸崎) 12.4倍
話題のスワ―ヴリチャード産駒です。いや~本当に凄いですね。今年はスワ―ヴ旋風が吹き荒れるのでしょうか。この馬も1戦走っただけなので、なんとも言えないですが、上がり3ハロン34.2秒は2位の馬に0.6秒の差をつけています。レース振りは上位2頭と遜色ないですね。
5人気 タイセイレスポンス(Mデムーロ) 13.2倍
ミッキーアイル産駒という事で、ここ2戦は1400mを使ってきましたが、スタートがあまり上手くないので、現状は1600mのほうがリカバリーが楽で良いかもしれませんね。ただ、スタートが上手くない馬にMデムーロ騎手となると、出遅れが心配ですね・・・。
まとめ
2勝している馬が出走していません苦笑。時代ですね~。予想する側としては、情報が少ないので非常に困ります。基本スタンスとして、こういうレースは人気馬が勝ったら「そうだよね~」で諦めるスタンス。淡々と人気薄を買いたいですね。あまり突っ込まず、少額で当たったらラッキーで良いかなと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、シンザン記念の考察でした!

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