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今年も22頭がエントリーしており、フルゲート(16頭)は確実です。出走馬の顔ぶれを見ると、多種多様で大混戦の印象ですね。では早速見ていきたいと思います。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 マスクトディーヴァ(岩田望) 2.7倍
驚きましたね。マイル路線にきましたか。ローズSではブレイディヴェーグに勝利、秋華賞ではリバティアイランドに敗れましたが、3着以下には決定的な差をつけての2着と実力は折り紙付きです。確かに中距離路線で頂点をとるのは厳しいですが、大いなる挑戦ですね。マイル路線はソングラインが引退し、主役不在です。ここで結果を残すようであれば、一気にマイル路線の主役候補に名乗りを上げる事になりますね。
2人気 ジャスティンカフェ(坂井) 4.5倍
マイルCSで3着、東京ではエプソムCで勝利、毎日王冠で2着と、東京マイルは絶好の舞台のように思えます。実際、昨年のこのレースでも0.1秒差、僅差4着と好走できております。リピーターが強いレースですし、そういう意味でも有力な1頭といえるでしょう。ただ、何か勝ち切るイメージが持てないです。過去の敗れたレースは上手く馬群を捌いての結果で、ロスや不利があったわけではありません。確かに実績は上位ですが、そこまで他馬と大きな力差はないという印象を持っています。
3人気 マテンロウスカイ(横山典) 13.2倍
切れる脚はありませんので、直線を向いた時に差し馬に対して、ある程度のアドバンテージをとるような展開が必要だと思います。ただ、今回逃げ、先行馬が揃っています。思い通りの展開に持っていけるでしょうか。良い材料としては3走前にセン馬になり、成績を落として心配していましたが、復帰3戦目にして勝利を収めました。セン馬になってダメになる馬は体重が減って元に戻らないのですが、この馬は体重を増やしてきていますからね。1年9か月ぶりの勝利です。これは価値があります。
4人気 ウンブライル(未定) 13.3倍
同じ東京1600mの舞台、NHKマイルCで2着と好走しました。最後の100mは他馬と違う脚を見せましたね。一瞬のキレというよりは、追えば追うほど伸びてくる持続力のある差し馬です。そういった意味では、前半スローではなく、ある程度流れて、持続力勝負になって欲しい馬です。
5人気 ウインカーネリアン(三浦) 15.4倍
昨年のこのレースの覇者です。左回りのマイルはベストの舞台ですね。ここ4戦は海外やGⅠ等でさすがに相手が強く歯が立たなかったですが、このメンバーであれば、改めて見直したいところです。ただ、マテンロウスカイのところでも書きましたが、今回結構前にいく馬は多いので、枠順がカギを握っているかも知れません。どういった並びになりますかね。当然この馬は内枠が欲しいです。
伏兵馬 簡易考察
上記以外の馬でいきますと、トゥードジボンは充実しています。前走、京都金杯では逃げる事ができず3番手からの競馬でしたが、しっかりと直線では脚を使い、僅差の3着と重賞でも通用するところを見せました。
コナコーストは、前走桜花賞2着以来、久々に得意のマイルに出走し、期待は大きかったですが10着と敗れました。ただ、中山コースでピンク帽(15番)は先行馬には致命的でしたし、最後もこの馬なりに脚は使っており、人気がガッツリ落ちるならば面白い存在だと思います。
アヴェラーレは引退レースなんですかね?3走前に関屋記念で重賞初制覇したばかりです。ここ2戦は右回りのレースでしたが、左回りの方が良い馬です。まだまだ力の衰えは無いでしょうから、最後の花道を飾るシーンも十分ありそうです。
フリームファクシ、ホウオウビスケッツの4歳牡馬陣もマスクトディーヴァと同様、マイルに標準を合わせてきました。この挑戦がどう出るでしょうか。
サクラトゥジュール、サウンドビバーチェ、アスクコンナモンダも噛み合えば、十分チャンスがありそうです。
まとめ
噛み合えばチャンスがありそうな馬が結構います。今回取り上げた馬はなんと13頭です笑。さあどうしましょうかね。
今回、前にいく馬、後ろからいく馬、結構キャラクターがはっきりしていますので、逃げ・先行向きの流れになるのか、差し・追込み向きの流れになるのか、決め打ちをするのも一つの手かなと思っています。可能性のある馬全てを拾っていては、手が広がり過ぎてしまいますからね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、東京新聞杯の考察でした!
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