きさらぎ賞 考察 ~小頭数も大混戦の様相!?~

競馬

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きさらぎ賞は過去スペシャルウィーク、サトノダイアモンドを輩出しておりますが、あまりクラシックには縁がないイメージですね。今年も全体的には小粒かなという印象です。唯一ビザンチンドリームはここを圧勝するようであれば、一気に未来は開けてきそうですが・・・、さてどうでしょうか。

有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ファーヴェント(川田) 3.6倍
出世レース、東スポ2歳S3着馬です。前残りのレースでしたので差し届きませんでしたが、力負けではないですね。人気するのは納得です。まだキャリア2戦なので、なんとも言えないところですが、個人的には「これは強い!」という挙動は今のところ感じられないです。
2人気 ビザンチンドリーム(ピーヒュレク) 4.6倍
新馬戦は出遅れ気味のスタートで道中は後方にいましたが、大外をまわして全て飲み込む強い競馬でした。着差も3馬身と余裕たっぷりでしたが、実際は最後までしっかり追われていて、まだまだ余力があるという感じではなかったです。強い競馬をしたのは間違いないですが、”大物”と呼ぶには早計な気がします。
3人気 ブエナオンダ(武豊) 7.8倍
新馬戦は4馬身差の快勝と能力を見せました。前走、若駒Sは逃げ馬を捕まえられなかったのは仕方ないですが、後ろにいたサンライズジパングにブッちぎられてしまいましたね。この内容だけを見ると、重賞では足りない気がしますが、この時は重馬場で上がり3ハロンは36~37秒台という非常に重い馬場でした。重馬場がNGという可能性はあり、前走だけで判断するのは危険です。だた人気するようであれば、わざわざ本命で買いたい馬ではないですね。
4人気 シヴァース(Mデムーロ) 8.7倍
名牝ヴィブロスの仔です。新馬戦では上がり最速の33.8秒の脚で勝利しました。額面通り受け取ると末脚が凄い馬なのかなと思ってしまいますが、内をロスなく通って、際どく粘り切ったもので、脚色は外から差してきた馬のほうが良かったですね。ただ、器用に競馬ができる、サッと抜け出す脚を持っているとも言えます。
5人気 ジャスティンアース(松山) 9.7倍
新馬戦では良い手応えで直線を迎えましたが、前の馬と同じ脚色になってしまい3着と惨敗。これを受けて、次走では先行から早めに抜け出し、そのまま押し切る競馬をしました。速い脚はありませんが、最後まで脚があがる事なく、長く脚を使えるタイプです。ここでも先行すればしぶといでしょう。
6人気 ヴェロキラプトル(西村淳) 10.0倍
唯一の2勝馬です。前走ホープフルSは内枠をとった事で思い切って逃げました。この判断は悪くなかったと思いますが、シンエンペラーに早めに来られて厳しい展開でしたね。2走前は差し競馬で勝っていますし、まだまだ可能性は残されている馬だと思います。
まとめ
上記以外の馬ですと、レガーロデルシエロはジャスティンアースと同じく先行押し切りタイプの馬です。こうやなぎ賞では、朝日杯4着馬ジューンテイクに力負けでした。このレースが朝日杯以下のレベルであれば、それなりに走ってくる計算が立ちますね。
ウォーターリヒトは既に5戦しておりますが、走る度に良化していますね。4戦目にして未勝利を勝ち上がったと思ったら、次走シンザン記念では重賞という舞台でいきなり3着と驚かされました。今の荒れてきている京都の馬場はこの馬には追い風でしょう。また、前走追い込んで好結果がでましたので、今回も同じ手を打ってくると思います。馬群を捌きやすい小頭数も追い風になります。
ナムラエイハブも既に5戦しています。デイリー2歳S4着の実績を持っておりますね。そのデイリー2歳Sではジャンタルマンタルを除けば、際どい競馬が出来ております。前走1勝クラスでもアドマイヤテラを除けば、キレイに外から全馬を差し切っています。今回のメンバーレベルは蓋を開けてみないと分からないところがあります。堅実な差し脚は魅力的です。
こう見ますと、小頭数ですがチャンスがある馬が揃っていますね。終わってみれば、ファーヴェント、ビザンチンドリームが強かったという可能性は勿論ありますが、逆にコロッと負けても不思議ではない局面だと思います。上位があまり強くない場合は、ズラッと突っ込んできそうな馬が揃っていますね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、きさらぎ賞の考察でした!

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