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今週は古馬マイル王決定戦、安田記念です。このレースは超リピーターレースです。直近5年を見ますと、昨年馬券になった馬が必ず馬券になっています。今年も昨年2着のセリフォスが出走してきますが、どうなるでしょうかね。
今マイル路線は過渡期です。王者不在の中、このレースを迎えます。そこに香港最強馬のロマンチックウォリアーの参戦です。今年は例年とは一味違うレースになる予感がします。
リピーターに拘る必要はありませんが、東京マイル適正は大きなポイントになるのは間違いありません。今回、そこを少し深堀して分析していきたいと思います。
東京1600m 傾向
※出典:JRA
スタートから3コーナーまでの距離が長く、1ターンコースの為、枠順の有利不利はほとんどない。スタートから緩やかな下り坂が続き、3コーナー手前に上り坂がある。コーナー途中から下る為、本来一息入るはずのコーナーで息が入りづらい。直線は約530mと長い。道中は起伏があり、直線が長いため、差しがよく決まるコース。ただ、開幕間もない時期は、高速馬場になる事が多く、スピード豊富な逃げ・先行馬が好走する。
安田記念 傾向
前半800mは46秒前後で流れるが、上がり3ハロン33秒前後の究極の末脚勝負になる為、結果的に後傾ラップになっている。とにかく”速い馬”を狙いたい。枠は真ん中から外枠が優勢。外差しが決まるレース。ただし後方の馬は厳しい。直線入口で10番手前後にはつけていたい。超リピーターレース。非常に堅い決着が続いている。
勝ち馬の東京1600m実績
22、23年 ソングライン(5.1.0.1)※東京マイルGⅠ、3勝
21年ダノンキングリー(2.0.0.1)※東京1800(2.1.0.0)
20年 グランアレグリア(4.1.0.1)※東京マイルGⅠ、2勝
19年 インディチャンプ(2.0.1.1)※安田記念3、4着アリ
18年 モズアスコット(1.0.0.1)※フェブラリーS1着
17年 サトノアラジン(1.1.0.1)※安田記念4着アリ
16年 ロゴタイプ(2.1.1.0) ※安田記念2着アリ
15年 モーリス(1.1.0.0)※2戦とも安田記念
14年 ジャスタウェイ(1.0.0.1)※天皇賞秋1着
(※上記実績は安田記念勝利含む)
過去10年の勝ち馬の東京マイルの実績を拾ってみました。流石の成績ですね。安田記念以外の東京マイルでは、馬券をほとんど外していません。モズアスコット、ジャスタウェイ、ダノンキングリーは東京1600mが必ずしもベストだったかは微妙ですが、東京コースを得意としていました。
ロゴタイプは2度安田記念に出走し、いずれも8人気でしたが、戦績を見返してみると東京マイル適正が抜群です。絶対に買うべき馬だった事が分かりますね。
出走馬 実績
【特記事項】
ウインカーネリアン:23、24年東京新聞杯1、2着
エルトンバローズ:23年毎日王冠1着
ガイアフォース:24年フェブラリーS2着、23年安田記念4着
セリフォス:23年安田記念2着、22年マイルCS1着
ソウルラッシュ:23年マイルCS2着
ダノンスコーピオン:22年NHKマイルC1着
ナミュール:24年ドバイターフ2着、23年香港マイル3着、マイルCS1着、富士S1着
フィアスプライド:24年ヴィクトリアマイル2着
レッドモンレーヴ:23、24年京王杯1、2着、23年富士S2着
まとめ
今回、東京マイル巧者という視点で分析をしましたが、出走馬の実績をみてもらえば分かる通り、過去の勝ち馬のような東京マイル巧者は皆無です。
パラレルヴィジョンは、過去東京コースを3度走って馬券を外していませんが、3勝クラスまでの実績です。レッドモンレーヴは重賞を勝っていますし、東京巧者なのは間違いありませんが、昨年の安田記念は6着で、掲示板に載った5頭には決定的な差をつけられています。
さあ、今年はどのように組み立てましょうかね・・・。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】6/1(土)19時頃配信終了予定
以上、安田記念のデータ分析でした!
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