宝塚記念 データ分析 ~京都2200mで問われる適正は!?~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

今年の宝塚記念は京都開催です。京都2200mというとエリザベス女王杯の舞台ですね。同じ2200mでも阪神と京都では問われる適正は違います。

しっかりとチェックしていきましょう。




京都2200m 傾向
※出典:JRA

外回りコースを使用。長い直線を3回走るレイアウト。3コーナー手前から高低差4.3mの坂を上り、3コーナーの途中から一気に下る。下り坂で勢いがつきやすい為、外に振られてロスが出る事も。タイトにコーナーをまわって、しっかりと脚を溜めたい。直線入口で馬群がバラける為か差しがよく決まるコース。枠順は、5、6、7枠と外枠の成績が良い。

宝塚記念 傾向(※参考)

例年開催の阪神2200mは内回りコース(直線約356m)で上り坂が2つ(スタート直後、ゴール前)。今年開催の京都2200mは外回りコース(直線約404m)で上り坂が1つ(3コーナー手前)で4コーナーから下り坂。京都の方が阪神よりも、レース質の軽いスピード勝負になり易い。




エリザベス女王杯 傾向(※参考)

枠順は内枠が有利。速い脚が使える差し馬であれば、外枠でも馬券に絡む事はできるが、馬番12番より内に入りたい。スローペースからの瞬発力勝負になる傾向が強く、前が止まらない。上がり3ハロン上位の脚を繰り出せる馬であれば差し届く。差し馬をチョイスする場合は実力馬を選定したい。毎年6番人気以下の馬が馬券に絡んでいる。穴馬は逃げ・先行馬。前の馬は人気が無くても注意したい。




出走馬実績
【特記事項】
ジャスティンパレス:23年天皇賞秋2着、宝塚記念3着、天皇賞春1着
ソールオリエンス:23年菊花賞3着、日本ダービー2着、皐月賞1着
ディープボンド:24・23年天皇賞3着・2着、23年京都大賞典3着
ドウデュース:23年有馬記念1着
ブローザホーン:24年天皇賞春2着、日経新春杯1着
プラダリア:24年京都記念1着、23年京都大賞典1着
ベラジオオペラ:24年大阪杯1着、京都記念2着
ルージュエヴァイユ:24年大阪杯3着、23年エリザベス女王杯2着
ローシャムパーク:24年大阪杯2着
※23年以降、GⅠもしくは京都競馬場の重賞で馬券になったものを記載
まとめ
宝塚記念とエリザベス女王杯の前半1000mのタイムを比較すると、宝塚記念は60秒を切るペース、エリザベス女王杯は62秒前後。上がり3ハロンのタイムを比較すると、宝塚記念が35秒前後に対し、エリザベス女王杯は33秒台です。
エリザベス女王杯は牝馬限定戦ですので、一概に比較はできませんが、阪神2200mのほうがタフなイメージでしょうか。京都で好走するには切れ味、瞬発力が欲しいところです。
また、今回のコース変わりとは関係ありませんが、非根幹距離のスペシャリストは一定数います。同じ非根幹距離の有馬記念と宝塚記念の関係性は深いです。明日はこの関係性について分析したいと思います。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
以上、宝塚記念のデータ分析でした!



コメント

タイトルとURLをコピーしました