北九州記念 データ分析 ~初夏の高速スプリント戦は牝馬が強い!?~

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小倉の1200mは非常に時計が出やすいコースです。開幕週の開催も手伝って、下手をすれば1分7秒を切る事もあり得ます。速いですね~。GⅠみたいです笑。

小倉1200m 傾向
※出典:JRA

2コーナーポケットからのスタート。3コーナーまでの距離は479mと長い。スタートから下り坂のレイアウトで、ハイペースになりやすい。3~4コーナーもスパイラルカーブで下り坂になっておりスピードが落ちない。最後の直線は293mと短く平坦。高速決着になりやすく、絶対的なスピードが問われる。逃げ・先行が有利も開催が進み、内が荒れてくると差しもある程度は決まる。

北九州記念 傾向

前半3ハロンは33秒を切るハイペースになる。それでも逃げ・先行が有利。ただ、流石に後半3ハロンは34~35秒かかっており、33秒半ばの末脚を使えれば差し馬にも出番はある。ワンターンの為、枠の有利不利は無し。馬券内15頭中10頭は牝馬。牝馬が優勢。

出走馬実績
【特記事項】
エイシンスポッター:23年京阪杯3着、オーシャンS3着
サウンドビバーチェ:23年阪神牝馬S1着
ジャスパークローネ:23年北九州記念1着、CBC賞1着
テイエムスパーダ:23年セントウルS1着
ディヴィナシオン:23年オーシャンS2着
トゥラヴェスーラ:23年高松宮記念3着
ナナオ:24年葵S3着、23年函館2歳S2着
バースクライ:24年オーシャンS3着
ピューロマジック:24年葵S1着
ペアポルックス:24年葵S2着
モズメイメイ:23年葵S1着、チューリップ賞1着
ロードベイリーフ:23年アイビスSD3着
【ピックアップデータ】牡馬・牝馬戦績比較
このレースの傾向のところで牝馬優勢と書きましたが、今回は牡馬・牝馬の成績についてピックアップしてみたいと思います。
直近10年の牝馬、牡馬の戦績を抽出してみました。10年間で見ても、やはり牝馬が強いですね。面白いことに1、2、3着、全て6対4の割合になっています。
数もそうですが、率で見ても牝馬が優勢です。勝率、連対率、複勝率全てにおいて、2倍近く数値が良いですね。
出走している総数は牝馬の方が少ないです。数だけでなく、質についても牝馬の方が優秀と言えます。
ただ、1~3着に入着した時の平均人気を見てみると、牡馬の方が人気薄で馬券になっている事が分かります。牝馬はしっかり人気に応えているという事でしょうか。というか、全体的に平均人気が高いですね笑。ここ10年荒れてきたレースという事が分かります。
まとめ
今年、牝馬は9頭エントリーしています。ピューロマジック、ナナオ、サーマルウインド、バースクライ等、有力な馬も多いですね。
今年は牡馬のほうもジャスパークローネ、エイシンスポッター等、快速馬が揃いました。ハイレベルなスピード勝負が見られそうです。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】6/29(土)19時頃、配信終了予定
以上、北九州記念のデータ分析でした!

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