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今回、実績馬、上がり馬、3歳馬、それぞれに有力馬がおります。多彩なメンバーが揃いました。高レベルのレースが期待できそうです。このレースで好走した馬はスプリンターズSも見えてくるかも知れません。注目の一戦です。
北九州記念 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ピューロマジック(松山) 5.9倍
葵Sでは、単勝24.1倍でしたが本命に指名し、的中させて頂きました。大変お世話になりました笑。前走バレていなかった、ロケットスタートからの逃げは皆が理解した事でしょう。今回、軽ハンデも手伝ってかなり人気するでしょうね。今回は同型馬もいますし、古馬との初対戦です。何よりマークされる立場に変わります。前走に比べて大変な苦を味わう事が目に見えていますね。ここは重視する局面ではないです。
2人気 ジャスパークローネ(団野) 5.9倍
現役屈指の快速馬です。ピューロマジックも速いですが、この馬もかなり速いので、この対決は楽しみですね。昨年のこのレースの覇者、スプリンターズS4着と実力は折り紙付きです。今やワールドクラスの日本競馬ですが、短距離レースについては世界に及ばないところがあります。その中で、昨冬は積極的に海外遠征をしました。結果は出ませんでしたが、素晴らしい挑戦だったと思います。ここでは一枚抜けた存在ではありますが、58.5キロの斤量を背負います。ピューロマジックと5.5キロも差がありますね。貫禄を見せられるでしょうか。
3人気 ナナオ(和田竜) 8.1倍
葵Sではピューロマジックに敗れましたが、前残り競馬の中で最後差を詰めており、力差は感じません。マーガレットSではピューロマジックを差し切っており、展開、馬場次第で逆転は可能でしょう。斤量も1キロ軽いですしね。展開も前がやり合う可能性があり、直後にいる馬達にチャンスがありそうで、展開も向きそうです。
4人気 サーマルウインド(川田) 8.5倍
マイル路線から距離を縮めて、非常に良い競馬をしています。朱雀S、春雷Sは2着でしたが、それぞれ勝った馬はテンハッピーローズ、サトノレーヴとハイレベルです。信越Sは完勝しております。直近の戦績は着順以上に内容が優秀です。マイルでは重賞の壁に跳ね返されてきましたが、ここは改めて期待したいですね。川田騎手が継続騎乗するのも、チャンスありと思っての事だと思います。ただ、重賞実績のない牝馬が55.5キロは見込まれましたね・・・。
5人気 ペアポルックス(松若) 9.0倍
葵Sではピューロマジックには負けますが、この馬も良いスタートから2番手につけて、そのまま雪崩れ込みました。2着には入りましたが、ピューロマジックより位置を取れず、ナナオほどの末脚がありませんので、葵S上位組の中では一番地味に感じます。オールラウンダーとも言えますけどね。今回、3頭の中では人気も一番無いでしょうし、斤量54キロも魅力的です。重い印を打ちたいとは思いませんが、印をまわさないと痛い目に合いそうな気もしますね。
6人気 エイシンスポッター(角田河) 9.8倍
追い込みを得意としている個性派の短距離馬です。重賞でも十分通用する能力を持っていますが、追い込み馬ですので、どこまでいってもハマり待ちになります。少し均衡状態にありましたが、前走安土城Sで1年振りに勝利を収めました。六甲Sで2年振りにマイルを使った事が良かったですね。今回は臨戦がよいので、ハマれば馬券にきてよいタイミングです。
7人気 グランテスト(坂井) 13.7倍
スタートは速いのですが、サッと控えるセンスがあります。好位で走っている姿は非常に余裕があるように見えます。最近は余裕があり過ぎて、かかり気味なくらいです。上のクラスに上がって、流れが速くなるのは望むところだと思います。直線の挙動もかなりの能力を感じさせます。終始抜群の手応えで、3勝クラスではレベルが違うように見えました。今回斤量も53キロと恵まれていますし、一気に突破してきてもおかしくないと思います。5戦連続1人気だった馬ですので、大きな人気落ちも良いです。
8人気 バースクライ(西村淳) 16.3倍
内枠に入ったら怖い馬です。馬群を苦にしませんし、非常に操縦性が高く、加速力があるので、上手く馬群を抜け出してくる事が出来ます。ただ、前が詰まるリスクというのは常に頭に入れておく必要がある馬です。完璧に捌いたうえで、馬券内の当落線上という立ち位置だと思います。内枠に入った時に、拾うかどうか考えましょう。
9人気 ヨシノイースター(丸山) 18.0倍
ここ3戦は出遅れ癖が影を潜め、しっかりとスタートを切る事が出来ています。スタートが互角なら、この位は走れる馬です。先行して相手なりにしぶとく粘る走りが持ち味です。勝つことは想像できませんが、馬券内は十分チャンスがあると思います。
10人気 メイショウソラフネ(横山典) 26.8倍
淀短距離Sでビッグシーザーの2着という実績がありますが、これは全てが完璧にハマっての結果です。少しこのクラスでは能力が足らないと見てよいと思います。内枠を取って、枠の並びもこの馬に向きそうな形になった時にどこまでというところでしょう。
11人気 カンチェンジュンガ(斎藤新) 34.3倍
今、非常に充実しております。連勝の内容も圧倒的ですし、前走春雷Sも、最後良い脚を使って差を詰めております。ただ前走で底が割れましたかね。現状はこのメンバーでは足らないかなと思います。
12人気 テイエムスパーダ(酒井) 42.0倍
セントウルSの1着は忘れましょう。特に今回は同型馬がいますので、買いのタイミングではないです。
13人気 ヤクシマ(幸) 44.3倍
厳しいですね。何かきっかけが欲しいです。
まとめ
葵S組の取捨てが非常に難しいですね。前残りレースでしたので、素直に評価できないところがあります。ただ、3頭とも戦績が荒れておらず、底を見せておりません。ここを突破してくる可能性は十分あります。斤量の恩恵もありますしね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】6/29(土)19時頃、配信終了予定
以上、北九州記念の考察でした!
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