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実績的にはドゥラエレーデが抜けています。その後ろにプロミストウォリア、ミトノオーがいて、更に大きく後ろにその他の馬がいるという感じです。3頭とそれ以下の馬があまりにも大きな実績差がありますね。素直に実績馬を信じるのか、隠れた素質馬に賭けるのか、
兎にも角にも、各馬を見ていきましょう。
出走馬 考察
1人気 ドゥラエレーデ(武豊) 2.9倍
チャンピオンズC、東京大賞典で3着、ドバイワールドカップでも5着という戦績は、このメンバーでは抜けています。しばらく重賞を勝っていないので、斤量も57キロで出走できます。実績的には「勝って当然」だと思います。心配な点は海外帰り、武豊騎手の初騎乗、この2点でしょう。特にここ4戦は、ムルバザエフ騎手が継続して乗っていました。武豊騎手とは、かなりタイプの違う騎手です。武豊騎手は言うまでもなくトップジョッキーですが、手が合わない可能性はゼロではないですね。重視しつつも、飛んだらラッキー位の買い方が良いでしょうか。
2人気 ミトノオー(松山) 4.5倍
このレースの逃げ候補です。前走は松山騎手の抑えの効いた逃げで、まんまと逃げ切りました。今回同型馬に、テーオードレフォン、プロミストウォリアがいます。ここ2戦の好走から人気も背負います。ここは普通なら危ないタイミングだと思います。下げて持ち味が出そうな馬でもないですからね。人気するなら、バッサリ切るのも手かなと思います。ただ、ドゥラエレーデを除くと、実績は最上位ですし、近走も充実しております。悩ましいです。
3人気 ナチュラルハイ(永野) 7.8倍
札幌ダートは2戦2勝という成績を残していますが、条件戦のモノですし、2戦とも道悪でしたので、特筆すべき実績とは言えません。適正が高いかどうかも判断できないですね。ただ、これまでのレース振りから、小回りコースは得意だと思います。前走、マリーンSはロスない完璧な競馬をしたとは言え、強い内容でした。ただ、ハマった感もあり判断が難しいです。
4人気 ドゥラレジリエント(鮫島駿) 10.6倍
3戦目の未勝利戦を勝ち上がって以来、7戦連続で連対を続けており、非常に充実しております。直線追ってからの挙動も非常によく、「グイグイ」と脚を伸ばしていました。オープン位なら、かなり楽しみがありそうな馬です。ただ、今回一気にメンバーレベルが上がります。人気が無ければ、重視する価値はありそうですが…。このメンバー相手でも突き抜けてくるでしょうか。
5人気 プロミストウォリア(西村淳) 14.0倍
GⅢであれば実績は上位です。GⅠでも好勝負できる力を持っています。ただ、右後肢の状態が悪く、13ヶ月の長期休み明けになります。今回走れる状態にあるかどうかは、どれだけ考えても分からないので笑、とりあえずヒモで抑える形になりますかね。人気するようなら、切るのも手だと思います。
6人気 ユティタム(佐々木) 15.5倍
前走は直線途中までは決して悪い動きではありませんでした。最後止まったのは斤量59キロが堪えたのかも知れないですね。オアシズSでぺリエール、オメガギネスに勝っており、能力は重賞でも通用するものは持っていると思います。前走1人気で惨敗しての臨戦です。人気も適度に落ち、ここは間違いなく買い時です。
7人気 サンテックス(未定) 17.5倍
今年に入って本格化しましたかね。前走、マリーンSでも勝ちに等しい競馬をしており、充実一途です。重賞は初挑戦になりますが、どこまでやれるでしょうか。今回、同型の先行馬が揃っておりますので、かなりの圧力がかかると思います。若さと勢いで圧力を跳ね除ける事が出来るでしょうか。試金石の1戦です。
8人気 サーマルソアリング(北村友) 19.0倍
ダートに転向後、凄まじいパフォーマンスを続けていましたが、前々走はゴール前目標にされて取りこぼし、前走は力負けでしたかね。ただ、これで人気が急落するなら、人気落ちに反応する可能性があります。4戦連続1人気でしたし、かなりの解放感があるでしょう。
9人気 テーオードレフォン(丸山) 19.7倍
もう一頭の逃げ馬候補です。枠によってはミトノオーを制して逃げる可能性もあると思います。ここ2戦ナチュラルハイに差されていますが、確実に力を発揮できるのはこちらです。ナチュラルハイは、必ずしもロスなく馬群を捌いてこられるとは限らないですからね。この馬も人気が急落するようなら、注意が必要です。
10人気 ペイシャエス(横山和) 25.8倍
正直、この馬の走り時がよく分かっていないのですが、おそらく楽に先行できる時に良いレースができるのかなと思います。今回は楽に先手を取れるメンバーではありませんが、さてどうでしょうかね。
11人気 サヴァ(岩田康) 30.3倍
前走はキレイにハマりました。買いたくなりますが、再度来たら事故と考えたいです。
12人気 フルム(水口) 38.3倍
1200~1400mを主戦場としていましたが、前走は初の1700mに出走しました。差し馬なので、融通が利くのであれば、距離は伸ばしたほうがチャンスはありそうです。前走は悪い走りではなかったと思います。鞍上のコース取り一つで更に順位をあげる事は可能だったでしょう。今回も鞍上の捌き方一つだと思います。
まとめ
実績馬、ドゥラエレーデ、ミトノオー、プロミストウォリア3頭とも、飛びつきたいという感じではないです。ただ、次に続く馬が重賞では全く実績がない馬達ばかりです。
悩ましいですが、実績馬3頭以外でどの馬が走ってくるのかを探すレースかなと思います。3頭で決まったら、諦めましょう笑。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】8/3(土)19時頃、配信終了予定
以上、エルムSの考察でした!
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