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データ分析でも触れましたが、牝馬の場合は桜花賞が1600ｍ、オークスが2400ｍという事で、春は結果を残せなかった中距離適正のある馬が巻き返してくる事が結構あります。
リバティアイランド等、三冠を取っている馬、三冠全て好走している馬って本当に凄いですよね。
出走馬考察（netkeiba想定人気順）
１人気 ボンドガール（武豊） 2.2倍
重賞２着３回の実績はここでは上位です。唯一馬券を外したNHKマイルも明らかな不利がありましたので、まだ生涯で凡走した事がない馬ですね。距離が持つかどうかは注目点の一つですが、３歳の内はこなせるのではないかと見ています。距離を伸ばして、更に力が出せるとは思わないですけどね。ただ気になるのは、前走の走りです。秋華賞を見据えてなのか、初めて後方からの競馬をしてきました。レース自体はスムーズに抜け出して、かなり強い内容でしたが、前が壁になっても不思議ではなかったです。差し競馬は不利、ロス等による差し損ねが付いて回ります。１人気でわざわざ本命にするにはリスクがあるかなと思います。
２人気 カンティアーモ（ルメール） 4.7倍
フラワーCで１人気に推された期待馬です。能力は高そうですが、スタートが良くない馬です。フラワーCの３着は出遅れが全てといってよいと思います。前走は決して良いスタートだったとは言えませんが、最近ではマシな方だったと思います。ある程度のスタートを切る事が出来れば好勝負できます。後方からまとめて差し切るような切れ味のあるタイプではないので、それなりのスタートを切りたいですね。この馬も人気で本命にするにはリスクがあります。
３人気 エラト－（横山和） 8.8倍
チューリップ賞惨敗の後、一息いれて大きく成長しましたかね。ここ２戦かなり強い競馬をしております。ただ勝ち上がっているだけでなく、内容が良いです。スタートが良く、逃げてヨシ、番手でもヨシという馬です。メンバー的にも、いつもの前にいく競馬をする事ができるでしょう。持っている能力を発揮する事は出来そうです。後は相手関係だけですね。唯一の３勝馬ですし、上がり馬の中では最有力の存在です。
４人気 クリスマスパレード（石川） 9.7倍
中山２戦２勝の馬です。新馬戦と１勝クラスのものですので、鵜呑みにはできませんが、直線の急坂を苦にせず、グッと前に出る辺り、中山巧者の片鱗があります。前走、関東オークスというのも、異端性があるローテーションで良いですね。フローラSで0.3秒差の４着という実績があり、重賞でもある程度通用する担保もあります。
５人気 ミアネーロ（津村） 10.3倍
フラワーCを始め、中山で２勝しております。菜の花賞（中山）は５着に敗れていますが、スタートで後手を踏み、直線では前が壁になって、まともに追う事ができませんでした。中山では常に良い競馬ができております。ただ、フラワーCは最内を通して、ロスのない競馬をしてのモノですので、かなり恵まれたところはあります。
６人気 ホーエリート（戸崎圭） 12.0倍
フラワーCではミアネーロに敗れはしましたが、一番外をまわすロスの大きな競馬をしています。それでも最後まで脚を伸ばしての２着は負けて強しの内容です。オークスでも１０着に敗れはしましたが、大外を捲って、果敢に勝ちに行く競馬をしました。流石に最後は止まってしまいましたが、GⅠでも見せ場たっぷりの内容だったと思います。ただ、この馬の魅力は皆にバレていると思いますので、それなりに人気してしまうと思います・・・。戦績だけ見れば、人気するような馬ではないんですけどね・・・。人気してまで重視するかどうかですね。
伏兵馬の考察
上記以外の馬ですと、フォーザボーイズは前走１勝クラスの勝ち方が良かったですし、フラワーCも決して悪い競馬ではありませんでした。まともなら、ミアネーロ、ホーエリートには正直劣りますが、立ち回り次第でチャンスはありそうです。枠の並びによっては一考の余地ありです。
テリオスサラもフォーザボーイズと良い勝負位の馬だと思いますので、同じく枠の並びによっては拾ってもよいかも知れません。
ハミング、サロニコスも可能性はゼロではないと思いますが、この辺りの馬まで手を拡げるのであれば、当たってもリターンの少ない人気馬は切るべきだと思います。リスクを負って、リターンを取りに行くかどうかだと思います。
まとめ
基本的には人気６頭が中心になると思います。正直それ以下の伏兵馬には、そこまで魅力的な馬はおりません。少し６頭とそれ以下の馬には差があるように思います。今のところギュッと絞って人気どころから勝負なのかなと思っています。
ただ、６頭以外の馬が全く人気にならないようなら、買いたくなりますね笑。後は枠が出てから判断したいと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】9/6（金）19時頃、配信終了予定
←以上、紫苑Sの考察でした！
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