ステイヤーズS 予想 ～このレースで重視すべき事は・・・～

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展開ですが、アイアンバローズは昨年大逃げしているものの、生粋の逃げ馬ではありませんので、他に行く馬がいれば２、３番手に控えると思います。今年も逃げ馬がおりませんが、ダート→芝替わりのウェルカムニュース、クールミラボー辺りは積極的にいく可能性があると思います。

シュヴァリエローズは先行、ミクソロジーは中団、ゴールデンスナップ、メイショウブレゲは後方という形になりそうです。

おそらくアイアンバローズは、逃げても逃げなくても、かなり早めに仕掛けると思います。シュヴァリエローズも切れないので、それを追随する形をとるのではないでしょうか。

早めに動く２頭を、ゴールデンスナップ等の差し馬が襲い掛かる展開になりそうです。

中山3600ｍ　傾向

※出典：JRA

ステイヤーズSのみに使用されるコース。スタンド前、直線入口付近からのスタート。内回りコースを２周する。中山名物の急坂を２度上る為、当然豊富なスタミナが問われる。また、コーナーを８回まわるので、器用さも必要なコース。

ステイヤーズS　傾向

毎年、道中はゆったりと流れる為、逃げ・先行馬の成績が優勢。特に逃げ馬の成績は優秀。枠は真ん中から外枠が優勢。小回りコースであっても外枠を嫌う必要はない。大荒れは少ないが、１、２人気の成績は良くない。リピーターレース。

出走馬実績

【特記事項】

アイアンバローズ：23年ステイヤーズS１着、21年ステイヤーズS２着

シュヴァリエローズ：24年京都大賞典１着、目黒記念２着

シルブロン：23年ダイヤモンドS３着

ダンディズム：24年福島記念３着、23年福島記念２着

フェーングロッテン：23年鳴尾記念２着、金鯱賞２着、中山金杯３着

ミクソロジー：23年ダイヤモンドS１着、万葉S（OP）１着

メイショウブレゲ：24年京都大賞典３着、万葉S（OP）１着

ステイヤーズS　予想

◎　アイアンバローズ

ノーザンファームの馬ですので、休み明けはさほど気にする必要はないでしょう。有力馬は差し馬が多いですし、未知の馬はそこまで強気に動いてこないと思います。そうなると、この馬がいかにも有利だと思います。素直にこの馬で良いと思います。意外と人気しないようならラッキーですね。

〇　フルール

切れる脚はありませんが、スタミナは相当なモノがありそうです。積極的に前にいって、スタミナを活かす競馬ができれば、意外と面白い存在だと思います。人気を考えると、ここは絶好の買い時です。アイアンバローズと共に、タフな流れを作りたいところです。

▲　ミクソロジー

長期休養明けのここ２戦がパッとしませんが、長距離レースと中距離レースでは全くレース質が違いますので、そこまで気にする必要はないと思います。過去、長距離しか走らないステイヤーというのはザラにいましたからね。ゴールデンスナップ、メイショウブレゲよりも位置を取れますし、この馬の方が信頼できると思います。気になるのは前走の大敗です。気にする必要はないと言ったものの、あまりにも負け過ぎですね。全く走っていません。精神的な問題であれば、尾を引く可能性があります。

△　シュヴァリエローズ

ディープ産駒ですが、距離を伸ばして、良績を残す事が出来るようになりました。全く切れませんが、長く脚を使う事が出来ます。1600～2000ｍでは良さが出なかったのだと思います。ただ、だからといって、3600ｍが合っているかどうかは話が別です。現時点では2400ｍ、2500ｍで持続力が問われる展開になった時は好走できるという事が分かっただけです。買い時も明らかに前走、前々走でした。あまり重視したくないのですが、このメンバーで、京都大賞典１着、目黒記念２着という実績は流石に重いですね。

△　ゴールデンスナップ

条件クラスの身ですが、タイランドC、阪神大賞典の競馬振りから、このメンバー相手でも好走できる力は十分あります。ただ一方、自己条件の古都Sで取りこぼしているように、後ろから競馬をする馬なので、どうしても展開待ちになりますね。人気で本命にする馬ではありません。取りこぼしに期待しつつ、抑える程度でよいと思います。

✖　メイショウブレゲ

この馬もゴールデンスナップと同様です。展開待ちになります。こちらの方が人気がなく、実績があるので、本馬を上に取るのも全然アリだと思います。勢いと鮮度、機動力があるのは、ゴールデンスナップだと思います。

✖　ダンディズム

昨年よりもメンバーレベルは落ちます。それであれば、昨年６着のこの馬にもチャンスがあっていいと思います。８歳ですが、今年もコンスタントに活躍しており、堅実に走ってきそうです。有力馬が走らなかった場合、相対的に順位を上げてくるでしょう。