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ブレイディ―ヴェーグ、ジオクリフ、ボンドガール、ジュンブロッサムと、GⅢとは思えない超豪華メンバーが揃いました。
このメンバーの中で勝ち切れば、安田記念も見えてくるといってよいと思います。本当に楽しみなレースです。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ブレイディヴェーグ(ルメール) 2.1倍
実績:A 近走:A 適正:B 騎手:S 所属:A
マイルCSは初のマイル挑戦でどうかと思いましたが、2着とタイム差なし(クビ差、ハナ差)であれば、及第点だったと思います。当然このメンバーでも最上位の能力がある事は疑いようがありません。ただ、どうしてもスタートがあまり良くないので、位置取りが後ろになってしまう馬です。距離がもう少しあれば、徐々に位置を上げていけますが、マイルですと、展開や馬場状態に左右される部分が大きくなるでしょうね。そういう意味では、東京コースはプラスですが、開幕2週目というのはどうでしょうか。先週(開幕週)は前有利だったように思います。
2人気 ボンドガール(武豊) 6.0倍
実績:B 近走:A 適正:A 騎手:A 所属:A
秋華賞は、勝ったチェルヴィニアがロスなく走りましたし、強かったですが、それ以外の馬は外から全てのみ込んでの2着と、非常に強い競馬だったと思います。昨秋は中距離路線を歩みましたが、ダイワメジャー産駒ですし、マイルに戻してきたのはよいですね。後は、武豊騎手が中距離を戦っていくうえで、距離を心配して、脚を溜める競馬を教えてきましたので、久々のマイルで、速い流れに乗れるかどうかは一つカギになりそうです。以前マイルを走っていた時は、先行して抜け出す競馬をしておりましたが、今回どんな競馬をするでしょうか。
3人気 ウォーターリヒト(菅原明) 8.6倍
実績:C 近走:C 適正:A 騎手:B 所属:E
京都金杯2着は、展開が向きましたし、内から外にスムーズに抜け出すパーフェクトな競馬でしたので、過信は禁物です。ただ、キャピタルSでも直線でロスなく外に進路を取れているように、操縦性は高い馬なのでしょうね。絶賛集中状態なので、過信はできませんが、軽視もできません笑。差し馬向きの展開になれば、いつでも突っ込んでこられる状態にあります。
4人気 ジュンブロッサム(戸崎圭) 11.6倍
実績:B 近走:B 適正:A 騎手:A 所属:S
この馬もスタートがあまり良くないので、位置を取る事ができない馬です。マイルCSもスタート一息で、後手後手を踏む苦しい競馬になりました。もっと大敗しても不思議ではなかったですが、苦しいながらも最後脚を使っていましたし、全く悲観する内容ではありません。同舞台の富士Sを勝っているように、東京マイルはベストの条件です。この舞台で巻き返したいところですが、前が止まらない馬場が想定されますので、差し損ねは考えておきたいです。後は斤量ですね。このメンバー相手に59キロは楽ではないです。
5人気 オフトレイル(田辺) 13.1倍
実績:B 近走:B 適正:C 騎手:C 所属:C
ここ2戦のレースは鮮烈です。凄まじい末脚を使っております。阪神カップは直線で行き場がなく、内に切れ込む凡走パターンでしたが、そこから脚を伸ばしての3着はかなり価値があります。ただ、この馬は究極の京都巧者ですし、ここ2戦は1400m戦でした。東京マイルで同じ脚を使えるかというと、個人的にはかなり怪しい気がします。根幹距離、王道のコースで力を発揮するタイプではない気がします。
6人気 サクラトゥジュール(キング) 15.4倍
実績:B 近走:A 適正:S 騎手:A 所属:C
昨年のこのレースの覇者です。前走、京都金杯1着も左回りのマイル戦、メイS1着も東京1800mと、この舞台の申し子といってよいでしょう。この3レースに共通している事は、道中内をロスなく走って、直線でもロスなくスムーズに抜け出す競馬をしている事です。なかなか再現が難しそうですが、京都金杯では見事に昨年の東京新聞杯の再現をしています。鞍上は昨年のこのレース、京都金杯で騎乗しているキング騎手です。内枠を引く事ができれば、再度の再現があるかも知れません。
伏兵馬考察(netkieba想定人気順)
7人気 ロジリオン(未定) 17.1倍
実績:C 近走:C 適正:A 騎手:ー 所属:E
馬は本当に良いモノを持っていますけどね~。常に善戦するも3~5着をウロウロしております。正直、出身、厩舎がもう一つというのは大きいと思います。ただ、今回有力馬は差し馬ばかりです。展開的にはこの馬に有利な流れになるはずです。オープンでも勝てない馬ですが、GⅠ、GⅡでも馬券になる馬です。勝つとは思いませんが、今回もチャンスは十分あるでしょう。
8人気 ジオクリフ(横山武) 23.1倍
実績:A 近走:B 適正:B 騎手:A 所属:S
皐月賞の勝利以来、3年近く勝っていない馬ですが、昨年は札幌記念2着等、復調気配だったと思います。中距離のイメージが強いですが、東京マイルは安田記念で勝ち馬と0.5秒差の6着という実績がありますし、BCマイルでも5着にきておりますので、マイルは問題ないでしょう。寧ろ中距離よりもマイルの方が距離の鮮度がありますので、停滞した成績を打破できる可能性が高いと思います。ロジリオンのところで書いた通り、いつも通り先行すれば、今回展開は向きそうです。意外と面白い存在だと思います。
9人気 オールナット(北村友) 27.1倍
実績:D 近走:D 適正:D 騎手:B 所属:B
1800mに距離を詰めて連勝しており、ここで更に200m距離を詰めてきました。連勝の内容も上がり33秒台の脚を使っておりますし、なかなか優秀です。陣営がここを試したくなるのも分かります。ただ、今回はさすがにメンバーが強力過ぎますね。もちろん、良くも悪くも未知の存在なので、先物買いをするのはアリだと思います。
10人気 マテンロウスカイ(横山典) 28.3倍
実績:B 近走:C 適正:B 騎手:B 所属:A
マイルCSは全く良いところがありませんでしたが、天皇賞秋5着は立派ですし、昨年のこのレース5着、エプソムC(東京1800m)3着、メイS(東京1800m)2着と、東京1600~2000mでは、侮れない馬です。切れる末脚はありませんので、内枠をとって、ロスない競馬をしたいですね。しつこいですが、今回前有利になる可能性があります。この馬にもチャンスがあるでしょう。
11人気 セオ(横山和) 42.5倍
実績:C 近走:D 適正:C 騎手:B 所属:A
京都金杯は3走振りの好走。悪かった原因、良かった原因が今一つ分かりませんが、かなり調子を戻していた事は確かです。調子さえ戻っていれば、重賞でも通用する能力はある馬です。この人気で買えるなら美味しいですね。メンバー的にこの馬が逃げる可能性も多いにあります。逃げたら面白いと思います。
12人気 コラソンビート(津村) 54.1倍
実績:B 近走:D 適正:B 騎手:C 所属:D
2歳時には京王杯2歳Sを勝利、阪神JF3着と、クラシックでも期待された馬ですが、ここ3走は全く良いところがありません。ただ、桜花賞は折り合いを欠きましたし、京成杯AHは直線で不利がありましたので、明確な敗因はあります。これだけの実績馬ですので、復活を期待したいところですが、この馬は「マイネル」「コスモ」で知られる、ビッグレッドファームの出身なんですよね。AJCCのコスモキュランダもそうですが、ここからV字回復というよりは、このまま下降していく可能性の方が高いかも知れません。
まとめ
各馬の考察でも触れましたが、人気上位に推されそうな馬は差し馬ばかりです。直線の長い東京コースで力を発揮できる馬達ですが、今回に限って言うと、開幕2週目で先行有利な馬場です。レースの圧が後ろに集中すると、前をいく馬は楽ですね。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】2/8(土)19時頃、配信終了予定
以上、東京新聞杯の考察でした!
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