桜花賞 有力馬考察 ~絶対的な馬は不在?主役に躍り出るのはどの馬か!?

競馬

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ドバイデーは日本馬が強さを示してくれましたね。

ダノンデサイルは皐月賞から追いかけていた馬なので、自分の見る目は間違っていなかったなと、嬉しく思います。余程、戸崎騎手と手が合っているのでしょうね。横山典騎手の教育の賜物ですが、戸崎騎手が乗ってから、ワンランク上のステージに進んだように見えます。

ソウルラッシュはまさかロマンチックウォリアーを破るとは!、という感じですね。本当に昨秋から充実しています。秋は是非天皇賞秋に挑戦して欲しいです。

フォーエバーヤングは好位の外々をまわして、安全に確実に競馬をしておりました。後は突き抜けるだけでしたが、伸びきれず3着。それでも1頭は前残り、もう1頭に対しては内を掬われてた後、最後差し返そうとしていましたので、力負けではありません。負けられない立場の中で難しさが出ましたね。世界最高峰の舞台で、勝ち続けるのは並大抵の事ではないです。また立て直して、頑張って欲しいですね。

そういう意味では、ロマンチックウォリアーは凄いですね。勝利こそ上げられませんでしたが、僅差の2着です。芝でも、ダートでも、どの国でも、常に人気を背負って、勝ち負けを繰り返しています。本当に素晴らしい馬です。

フォーエバーヤング、ロマンチックウォリアーの負けについて、一部言われているようですが、そもそもアーモンドアイでも15戦11勝、キタサンブラックは20戦12勝です。主にGⅠ戦線を戦う馬で、5割勝てたら、スターホースです。圧倒的1人気で勝つ事は本当に難しい事です。だから競馬は面白いのだと思います。




有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 エンブロイダリー(モレイラ) 3.7倍
実績:B 近走:ー 適正:ー 騎手:S 所属:A
3戦続けてスタート一息な馬でしたが、クイーンCは完璧なスタートから圧勝。ハイペースの差し決着になりましたが、この馬は2番手追走から、先行馬で唯一バテる事なく走り抜けました。スタートさえ出れば、ここまで強いのかと思わせる内容でしたね。勝ちタイム1分32秒2は馬場が良かったとは言え、この時期の3歳牝馬としては破格の時計です。一方、前々走は超スローから上がり3ハロン33.1秒の脚を使って差し切る競馬をしております。追走力があり、溜めれば強烈な末脚もあります。これは強いです。ただ、スタートに不安がある馬という事を忘れてはいけません。小頭数、直線の長い東京コースであれば、弱点を露呈する事はありませんが、多頭数のGⅠ戦で1人気になるなら、リスクとリターンが合っていないですね。わざわざ1人気で本命にする馬ではないと思います。
2人気 エリカエクスプレス(戸崎圭) 4.8倍
実績:B 近走:ー 適正:ー 騎手:A 所属:B
ここ2戦、まだ全力で走っていませんね。フェアリーSは、最後一回ムチを入れて、動きを確認していましたが、ムチを使う必要がない位の楽勝でした。ハイペースを先行しても、全く脚が衰えておらず、まだまだ奥がありそうです。スタートが良く、サッと好位につけられますし、ギアチェンジもスムーズで、勝負どころで後手を踏む事も無さそうに見えます。現状、死角は見当たりません。後は本当に強い相手との対決が初めてですので、摩擦が大きい中で持っている力を発揮できるかどうか、ここはやってみないと分からないですね。ここ2戦を見る限りでは自分の許容量の中で、競馬をする馬に見えますので、このメンバーを飲み込めるだけの圧倒的な能力があるかどうかだと思います。ここを勝つようなら、未来は明るいですよ、この馬。
3人気 アルマヴェローチェ(岩田望) 5.9倍
実績:A 近走:ー 適正:ー 騎手:A 所属:A
阪神JFは強い競馬でしたが、外差しのバイアスに完璧にハマったところもあります。その後の出走馬達のレースを見ていると、メンバーレベルもそこまで高くなかったかも知れないですね。当時、人気も5人気で伏兵の立場でした。今回は1人気になるかもしれない主役の一頭、マークされる立場です。メンバーレベルも上がります。真価が問われるのは、ここからです。今年の阪神JFは京都開催で、桜花賞と舞台は違いますし、GⅠ馬だからといって、リバティアイランドのように盲目的に信用できる馬ではないですね。ただ、普通に強い馬ですよ、この馬は。GⅠはまぐれで勝てる程、甘くないです。
4人気 ビップデイジー(幸) 11.0倍
実績:B 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:B
阪神JFは唯一アルマヴェローチェに肉薄しており、出走メンバーの中では勝ち馬と共に、能力は抜けていたと思います。チューリップ賞は1人気馬として、しっかり勝ちにいく競馬をして、僅差の3着。軽い凡走からの人気落ちで、このレースに向けて申し分のない臨戦です。今回は間違いなく買い時です。ただ、アルマヴェローチェのところでも書きましたが、そもそも阪神JFのレースレベルがどうかというところがあります。そもそも能力がGⅠレベルにない可能性もあります。430キロ台と馬体が小さい事、サトノダイヤモンド産駒というのも、何かGⅠ馬という感じはしないです。
5人気 ショウナンザナドゥ(池添) 13.5倍
実績:B 近走:ー 適正:ー 騎手:C 所属:B
クイーンCで人気を裏切り、前走フィリーズレビューでは相手弱化にも関わらず、人気落ちとなりました。先行から差しにまわる思い切った競馬をする事ができ、そこに反応しましたね。これは明確に前走が買い時でした。前走、勝ち切ったところを見ると、混戦タイプというよりは、弱い相手に勝ち切るタイプという事でしょう。これは切りで良いと思います。買うとしたら、想定以上に人気せず、極端な枠に入って、ハマり待ちに賭けてきそうな時くらいですね。
6人気 リンクスティップ(Mデムーロ) 14.8倍
実績:C 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:B
果敢にきさらぎ賞に挑戦し、ランスオブカオスを競り落として2着と、牡馬を相手に非常に良い競馬をしております。ランスオブカオスがチャーチルダウンズCで強い競馬をしましたからね。この2着は価値があります。血統的に桜花賞よりもオークスの方が良さそうな感じがしますが、かなり面白い存在です。全く別路線ですので、不気味な存在ですね。



まとめ
今年は核となる馬がおらず、混戦です。エンブロイダリー、エリカエクスプレス、アルマヴェローチェは、いずれも三冠全てで上位争いできるような可能性を持った馬です。ただ、現時点では未知の部分が多く、昨年のアスコリピチェーノ、ステレンボッシュ、一昨年のリバティアイランドのような信頼感はありません。
流石に三頭全滅という事は無いと思いますが、明日の伏兵馬はいつも以上によくチェックしたいと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】4/12(土)19時頃、配信終了予定
以上、桜花賞の有力馬考察でした!




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