オールカマー 有力馬考察

競馬

おはようございます。

TORです。

今日はオールカマーの考察を行っていきます。考察の前に傾向を見ていきましょう。

中山2200m傾向

スタートから1コーナーまでの距離が長く上り坂が続く、2コーナーから3コーナー途中まで下り坂でカーブは緩やか。直線は310mと短い。途中約2.2mを駆け上がる急坂がある。直線が短いので、逃げ・先行が有利。追い込み馬は厳しい。外枠の成績は悪くないが、内枠(1枠、2枠)の成績が良い。

オールカマー傾向

過去5年、馬番1番が4連対、2番が3度馬券に絡んでいる。内枠の成績が圧倒的によく、外枠は割引。多頭数になる事が少なかった事もあるが、2桁(10番以上)の馬番は2021年11番グローリーヴェイズ(3人気)の3着1回のみ。先行の成績が良い。差しで馬券に絡んだ馬は内枠が多く、外差しは決まり難い。追い込み馬は壊滅的。

有力馬考察(neikeiba予想人気順)
1人気 ジェラルディーナ(団野) 4.3倍
昨年のこのレースの覇者です。有馬記念も3着と中山は得意、非根幹距離も得意です。この馬のベストの舞台といってよいでしょう。前走、宝塚記念も見どころたっぷりの4着、負けはしましたが、多いに力のあるところを見せてくれました。気になるのは、武豊騎手が神戸新聞杯でファントムシーフに乗る為、団野騎手に乗り替わります。武豊騎手の意向かどうかは分かりませんし、勿論ファントムシーフも1人気になる位有力な馬だと思いますが。
2人気 タイトルホルダー(横山和) 4.6倍
この馬のファンの方には申し訳ないのですが、天皇賞を見て、「ここまでよく頑張ったし、もうゆっくりした方が」と個人的には思いました。大事に至らず良かったですね。ただ、問題がないのであれば天皇賞の敗戦は解せないですね・・・。昨年、凱旋門賞に挑戦するまでのレース振りは現役最強馬といって差し支えないパフォーマンスを見せていました。本当に強かったです。さあ、どうしましょうか・・・。悩ましいですね。この馬の扱いがこのレースのポイントになりそうです。
3人気 ガイアフォース(西村淳) 4.7倍
同舞台のセントライト記念の勝ち馬。菊花賞で1番人気になった馬です。スパッと切れるというよりは、ズブいタイプのパワー型です。近2走はまさかのマイルへの挑戦。どうかなあ~と思いましたが、マイラーズC2着、安田記念4着と好走しました。上がり3ハロン33秒台前半の脚が使えるとは意外でしたね(失礼ですね笑)。ただ相変わらず勝負どころの反応が遅く、直線で一旦置いていかれてしまうところがあります。マイルで道中の速い追走に慣れる事が出来ましたので、道中はもっと前で追走して早めに抜け出すような競馬ができれば、面白い存在だと思います。
4人気 ローシャムパーク(ルメール) 6.3倍
セントライト記念ではガイアフォースの3着でした。ガイアフォースの後ろから3コーナーを進出し、後は捕らえるだけという流れでしたが、着差は詰まらず逆に3馬身の差をつけられました。当時は完敗でしたね。あれから1年が経過し、この馬も前走、函館記念で重賞ウィナーになりました。その差は詰まったのか、開いたのか、注目です。
5人気 ノースブリッジ(岩田康) 13.0倍
同舞台のAJC杯の覇者です。この時はガイアフォースを5着と退けています。実力差というよりは、内枠を活かして3コーナーをロスなく回ってこれた事が大きかったですね。ただ、そこを除いても勝負どころの反応、抜け出してからの脚は素晴らしいものがありました。速い脚は使えませんので、中山向きの馬です。この馬もここがベストの舞台でしょう。
まとめ
このメンバーの中でも本来の力を発揮できれば、タイトルホルダーの力は1枚も2枚も抜けています。本来の力を発揮できればですが・・・。上記5頭以外でも、ウインマリリン、エヒト、アラタ、ゼッフィーロと伏兵馬も揃っています。中山巧者も多く、面白いメンバーですね。今年は15頭がエントリーしていますので、外枠は避けたいです。枠も大事になると思います。
以上、オールカマーの考察でした。
今日も1日楽しんでいきましょう。
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