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直近5年で馬券になったメンバーを見ると、実に豪華ですね。連覇のイクイノックス、アーモンドアイを始め、GⅠ馬がズラリと並んでいます。
近年高速化が進み、昨年は1分55秒2という、驚愕のタイムが飛び出しました。直近5年で一番遅いタイムでも1分57秒9と、1分58秒を切ってきています。
元々、東京2000mは、東京2400mに並び、紛れの少ないコースです。データうんぬんもありますが、弱い馬がまぐれで馬券になるのは難しいでしょう。細かなデータよりも純粋に強い馬を導き出す事が的中の近道だと思います。
東京2000m 傾向
※出典:JRA
スタートしてすぐコーナーを迎える為、内枠有利なコース形態。特に先行勢は内枠が望ましい。バックストレッチ半ばで最初の上り坂がある。最後の直線は525.9mと長く、直線入口付近で二度目の上り坂があるタフなコース。高速馬場になる事が多く、スピード、瞬発力がある馬が好走傾向。差し・追込みも決まるが、開幕して間もない時期は、逃げ・先行馬が有利。内枠有利なコース形態だが、直線が長い為、戦績的には内外の差はそこまで無い。
天皇賞(秋) 傾向
22、23年は強力な逃げ馬がいた為、ペースが速かったが、本来はスローからの瞬発力勝負になる事が多い。前が止まらない高速馬場の為、先行馬が有利。差しも決まるが、直線入口で10番手以内にはつけておきたい。遅くとも1分57秒台の高速決着。紛れの無い実力勝負になる。
前走データ
とにかく、近年の天皇賞(秋)は超ハイレベルです。
前走、12/15頭はGⅠからの参戦、残り3頭もスーパーGⅡ札幌記念、毎日王冠からの参戦です。
しかも15頭全ての馬がGⅠもしくはスーパーGⅡの舞台で、1人気もしくは、2人気に支持されている実力馬達です。
着順も(4.6.3.2)、連対率67%、複勝率87%と、人気に応えて結果も出しています。
実は過去のレベルが高すぎて、今年の出走メンバーで、このデータに文句なく該当している馬は、リバティアイランドのみです。リバティアイランドでも前走3着ですので、ギリギリ該当といった感じです。
後はレーベンスティールもギリギリ該当と言ってよいでしょうか。札幌記念、毎日王冠ではありませんが、オールカマーを1人気1着で参戦してきます。戦ってきたメンバーを見ると、若干疑問符はつきますが、オールカマーもGⅡですし、1人気1着と文句なしの結果を残しての参戦です。
他でいくと、ドウデュースは宝塚記念で6着に敗れていますが、1人気でしたし、GⅠ3勝馬ですからね。過去巻き返した1頭(ダノンプレミアム)以上の実績は持っています。
出走馬実績
【特記事項】
ジャスティンパレス:宝塚記念10着(2人気)※GⅠ1勝含む重賞3勝
ソールオリエンス:宝塚記念2着(7人気)※人気非該当
ダノンベルーガ:ドバイターフ3着(4人気)※人気非該当
ドウデュース:宝塚記念6着(1人気)※GⅠ3勝含む重賞4勝
ノースブリッジ:札幌記念1着(5人気)※人気非該当
ベラジオオペラ:宝塚記念3着(5人気)※人気非該当
ホウオウビスケッツ:毎日王冠2着(4人気)※人気非該当
リバティアイランド:ドバイシーマクラシック3着(1人気)
レーベンスティール:オールカマー1着(1人気)
まとめ
ジャスティンミラノの回避は非常に残念ですが(前走データにも完全に該当していました)、現状考えられる最高に近いメンバーが揃いました。
イクイノックスが引退し、主役不在が続いている中、どの馬が主役の座に名乗りを挙げるのか、非常に楽しみです。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】10/26(土)19時頃、配信終了予定
以上、天皇賞(秋)のデータ分析でした!
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