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ここ数年は圧倒的な存在がおり、馬券的には面白味のないレースが続いておりました。
その点、今年は面白いですね。本命馬を選ぶにも目移りします。強い馬が期待に応えて強い競馬をするのも楽しいですが、やっぱりこういうレースを当てるのが一番気持ちいいです。しっかりと各馬チェックしていきたいと思います。
有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 リバティアイランド(川田) 3.7倍
ジャパンCは斤量が軽く、1枠を引いてインをロスなくまわり、雪崩れ込むだけの競馬でしたので、そこまで評価できるモノではありません(もちろん高いレベルの話です)。ドバイシーマクラシックは、前残りの中、中団外から飲み込む競馬をして3着と強い競馬だったと思います。ただ、ジャスティンパレスを抑えるのがやっとで、勝ち馬はともかく、シャフリヤールにも迫れないレース振りは現役最強馬のソレとは違うように見えましたね。古馬になって出走したレースは1戦だけですので、まだまだ鮮度があり、ここでも無様なレースをする事はないと思います。ただ、ずば抜けて強いとは思わないですね。
2人気 ドウデュース(武豊) 5.0倍
宝塚記念は6着でしたが、そこまで悪い競馬ではなかったと思います。道悪になり、いつも以上に大きく外に広がる競馬になった為、進路が無くインを突きましたが、この馬には合っていなかったですね。それでもこの馬なりに頑張っていたと思います。昨年の天皇賞は、戸崎騎手がテン乗りで初めて騎乗した為、この馬の良さを理解していませんでした。7着に敗れてしまいましたが、東京2000mがダメという事はないと思います。ただ、例年続いている高速馬場となると、前はなかなか止まらないでしょうし、早めに捲るのも難しいと思います。有力なのは間違いありませんが、展開に注文がつく馬だと思います。
3人気 レーベンスティール(ルメール) 5.0倍
ここ2戦の競馬は非常に強かったですね。GⅡ、GⅢレベルではランクが違った感じです。スピードもパワーもあり、本質的にどちらにベクトルが向いた方が良い馬なのか、現時点では判断がつきません。何せ今までのレースはレベルが違い過ぎましたので。ただ、リアルスティール産駒ですし、最高峰のレベルで言えば、スピードに振れない方が良い気がしています。そういう意味では、ここはこの馬が最も得意とするレースにならない可能性はありますね。それでも、そういった事を含めて、このメンバーを飲み込んできそうなポテンシャルを感じさせる馬です。どんな競馬をするか本当に楽しみです。
4人気 ベラジオオペラ(横山和) 9.0倍
この春、大阪杯を勝利し、GⅠ馬の仲間入りを果たしました。クラシックはあと一歩届きませんでしたが、4歳になって、充実一途、成長著しいですね。この馬は操縦性が非常に高く、常に良いポジションで競馬をする事が出来ます。良いポジションを取れるので、不発がなく非常に安定感があります。そういう意味では、ポジショニングの優位性が出る小回りコースの方が、この馬には有利だと思います。ただ、東京コースであっても、前にいけるのは、大きなアドバンテージです。今回、有力馬はズラリ差し馬が並んでいますからね。
5人気 ソールオリエンス(横山武) 11.2倍
宝塚記念を見て、改めて思いましたが、やはりこの馬は前半ゆっくりいかないと、最後に脚は使えないですね。前半ポジションはとれず、イン差しがダメな馬です。色々試していますが、現状は外をまわして追い込む競馬しか出来ません。ただ、抜群の持続力がありますので、他馬の脚が止まれば、皐月賞、宝塚記念のようにまとめて差し切る事ができます。他馬よりもスピードがある訳ではありませんので、「他馬が止まる」シチュエーションが、この馬には必要です。今回そういったシチュエーションになる可能性は低いかなと思います。
6人気 ジャスティンパレス(坂井) 16.0倍
宝塚記念の敗戦をどう見るかですね。重馬場という言い訳はできると思います。ただ、勝ちタイムは2.12.0、勝ち馬の上がりタイムは34.0秒なので、稍重寄りの重馬場だったように思います。それであれば、元々切れ味よりも持続力とスタミナに長けている馬なので、ここまで負けるか?という疑問は湧きますね。ドバイシーマクラシックは、初の海外戦でしたので良かったですが、5歳になり鮮度は完全に切れています。ディープインパクト産駒ですので、もう国内の中距離戦では厳しい可能性もあるのではないでしょうか・・・。
まとめ
いや~、面白いですね。GⅠで何度も好走している実績馬、勢いのある上がり馬と、バラエティー豊かな良いメンバーが揃いました。どの馬も非常に強い馬ですが、噛み合わない姿も想像できます。一長一短ある感じですね。
このコースに一番適正がありそうなのはリバティアイランドですが、1人気ですからね。この馬については厳しい目で見たいです。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】10/26(土)19時頃、配信終了予定
以上、天皇賞(秋)の有力馬考察でした!
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