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レモンポップがこのレースを最後に引退となります。国内GⅠ５連勝中の馬です。衰える前の引退というのは、芝馬ならともかく、ダート馬としては異例ともいえる決断ではないでしょうか。それだけ種牡馬としての期待が高いという事なんですかね。
このレースを勝てば、国内GⅠ６連勝、国内１６戦全て連対という快挙です。さあ、偉業の達成はなるでしょうか。
有力馬考察（netkeiba想定人気順）
１人気 レモンポップ（坂井） 2.5倍
海外の２戦は思ったような結果が残せませんでしたが、国内に限ると（12.3.0.0）とほぼパーフェクトな戦績です。前走、南部杯はペプチドナイルに徹底マークされ、楽な競馬ではなかったですが、しっかりと勝ち切りました。本当に強いですね。ただ、昨年このレースを勝利しているものの、1800ｍという距離はギリギリな印象ですし、直線の長い中京コースはこの馬にとって決してプラスではありません。去年は１人気ではありましたが、各陣営も半信半疑なところがあったのか、結果的にマイペースで逃げる事ができました。今年は全ての馬がこの馬をマークしてきます。有終の美を飾って欲しいですが、簡単ではないと思います。
２人気 ウィルソンテソーロ（川田） 4.8倍
昨年のチャンピオンズCは前残り競馬の中、一頭鬼脚で追込み２着と健闘。当時は１２番人気での激走でしたが、そこからGⅠでも毎回好走を続け、前走JBCクラシックで悲願のGⅠ制覇を果たしました。４馬身差をつけての圧勝で強い内容でしたね。ただ、本当のトップレベルに入ると、少し足りないイメージはあります。もしJBCの勝利で、ここまで人気してしまうなら、あまり重視したいとは思わないですね。もちろん、堅実に走ってくる馬ですので、人気でもヒモでは検討したい馬です。
３人気 サンライズジパング（武豊） 6.6倍
みやこSは、常に大外をまわすロスだらけの競馬でしたが、しっかりと外から差し切りました。着差以上に強い内容だったと思います。２着のアウトレンジは次走で圧勝しており、単に相手が弱かった訳ではありません。そう考えると、かなり価値の高い勝利だったと思います。ただ、今回はみやこSよりもグッとメンバーレベルが上がります。このレベルの馬達を、みやこSのように外から飲み込むのは、さすがに至難の業だと思います。だからと言って、内を割って良さが出るタイプではないです。このメンバー相手にどの位やれるでしょうか。
４人気 ペプチドナイル（藤岡祐） 15.3倍
フェブラリーSの激走は本当に驚きました。本命にしないまでも、GⅠで激走する穴馬は結構見抜けていると思っていますが、この馬は全くノーマークでした・・・、悔しい笑。前走、南部杯もレモンポップとのマッチレースでしたし、フェブラリーSの勝利がフロックではなかった事を証明する走りをしています。難なく先行して、前から脚を使えますので、凡走が少ないタイプです。過去の荒れた成績を気にする必要はありません。覚醒してまだ１年経っていませんので、ここは額面通り信用してよいと思います。フェブラリーSの覇者がこの人気で買えるなら、美味しいと思います。
５人気 ハギノアレグリアス（岩田望） 17.7倍
この馬はGⅠでは少し足らないと思います。臨戦過程が整った時、GⅡまでなら好勝負できる馬という感じでしょうか。前走、良いレースをしてしまいましたので、臨戦過程も良くないです。前走、楽に走った後の格上げ戦ですので、かなりの苦を感じると思います。昨年の６着までいけたら、大健闘だと思います。
６人気 ガイアフォース（長岡） 18.1倍
非常にパワーがある馬なので、フェブラリーSは走ってくると思いましたが、それにしても良く走りましたね。初ダートの鮮度を如何なく発揮した結果でしょう。左回りの1600～2000ｍは現状ベストの舞台といってよいです。ここも期待できます。ただ、フェブラリーSの後、芝の安田記念を使って、今回またダートというローテ―ションは、ショックが濫用され過ぎていますね。特に勢いがある訳でもありませんし、かなり凡走の可能性が高いと言わざるを得ないです。
まとめ
ジャパンダートクラシックで、１、２着馬に大きく離されて敗れているサンライズジパングが、みやこSでかなり強い競馬をして、古馬に勝利しております。
この世代トップのフォーエバーヤングは、現時点でも日本競馬に名を残すような活躍をしています。この世代は相当レベルが高い可能性がありますね。もし、そうであれば、サンライズジパングはかなりやれるかも知れません。
一気に世代交代が進むのか、現役最強マイラーが貫禄を示すのか、本当に楽しみな一戦です。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】11/30（土）19時頃、配信終了予定
←以上、チャンピオンズCの有力馬考察でした！
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