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今年の注目は何と言っても、史上初の外国馬参戦でしょう。
しかもBCJFターフ２着の大物です。何で出てきたんですかね笑。この馬の取捨てはキーポイントになると思います。しっかりとチェックしていきたいと思います。
有力馬考察（netkeiba想定人気順）
１人気 ブラウンラチェット（ルメール） 2.6倍
先行して、前から鋭い脚が使える優等生ですね。スタートも良いですし、馬群に入れても問題ありません。今のところ不安材料はないです。そうなると、後は力関係だけですが、アルテミスSを勝っているので、能力上位なのは間違いありません。ただ、他馬を全く寄せ付けない程の競馬をしている訳では無いので、「この馬は大物だ！」と盲信していいレベルではないと思います。ただ、「ルメール騎手、サンデーレーシング、ノーザンファーム」という現代競馬における”三種の神器”を所持している馬です。勝ち方が地味なので、単勝2.5〜3.0倍はつくでしょうから、変に捻るよりも素直に信用した方が良いような気もします。
２人気 メイデイレディ（デットーリ） 7.2倍
このレース一番の注目馬ですね。BCJFターフで２着と世界トップレベルの馬が参戦してきました。このレースを勝ったレイクヴィクトリアは５戦５勝、GⅠ３連勝をしている怪物です。レイクヴィクトリアには敵いませんでしたが、それ以外の馬については、しっかりと抑え込んでおりますので、この馬もかなり強いです。格という点ではメンバー最上位とみて良いでしょう。勝ちタイムも１分３４秒２８ですので、アルテミスSと遜色ありません。まだ若いので、マイルCS、ジャパンカップに出走してきた外国馬より、日本の馬場に対応してきそうな気もします。そして鞍上は世界のデットーリ騎手です。
３人気 ショウナンザナドゥ（池添） 9.5倍
除外対象馬です。出てこられれば、アルテミスSの内容は勝ち馬にも遜色ありません（３着）。前残りの中、良く脚を伸ばしていました。ただ、GⅠで好走できるような馬なら、２着争いは制していたのかなと思います。アタマ差ですが、これは意外と大きいと思います。
４人気 テリオスララ（Mデムーロ） 9.9倍
スタートが良く、ここ２戦は逃げておりますが、折り合いに不安はなさそうですし、逃げなくても問題ないと思います。早めに仕掛けて長く脚を使うタイプの馬ですね。京都コースは合っていると思います。先手を取れるので、良い馬場を選んで走れる可能性も高いです。鞍上は鮫島騎手から乗り替わりになるんですね。鞍上はMデムーロ騎手ですか。スタートしっかりと出て、位置を取る。この鞍上はここがとても心配です。このミッションを達成できれば、チャンスはありそうです。
５人気 コートアリシアン（戸崎圭） 10.5倍
粗削りですが、大物感たっぷりの馬です。過去２戦いずれも大きく出遅れています。ただ、二の脚が速いので、直ぐに馬群に取り付く事はできています。位置取りが少々後ろになっても、最後の脚が破格です。かなりスケールの大きな走りをしますね。ただ、新潟２歳Sでは一旦先頭に立ったもののトータルクラリティに差し返されてしまいました。出遅れて序盤に脚を使っても尚、全馬を飲み込んでしまう程の圧倒的な能力差は流石にないという事だと思います。スタートさえしっかり出れば、余計な脚を使う必要もありませんので、今まで以上に脚も溜められます。３戦目でどこまでスタートが改善されているかがカギになりそうです。
６人気 ミストレス（坂井） 13.7倍
上のショウナンザナドゥをアタマ差制して、アルテミスSで２着になった馬です。非常にスタートが速く、このレースの逃げ馬候補ですね。今回、フルゲートになるのは間違いないので、基本的にはロス、不利が少ない逃げ・先行馬が有利だと思います。舞台を東京から京都に移して、多頭数というシチュエーションは間違いなくこの馬にとってプラスです。好転した状況を追い風にして、ブラウンラチェットを逆転したいところです。
まとめ
有力馬６頭は、キズナ産駒が３頭、ノーザンファーム出身が３頭、社台ファーム出身が１頭と、血統を見ても、生産者を見ても、それなりに信頼性があるメンバーといってよいと思います。
このメンバー相手に黒船メイケイレディがどこまでやるのか注目です。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】12/7（土）19時頃、配信終了予定
←以上、阪神ジュベナイルFの考察でした！
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