アルゼンチン共和国杯 考察

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今週はGⅠの中休みになりますが、アルゼンチン共和国杯(GⅡ)は、過去、ゴールドアクター、シュヴァルグラン、スワーヴリチャードといったGⅠ馬を輩出している重要なレースです。しっかりとチェックしていきましょう。

東京2500m 傾向
※出典:JRA

バックストレッチ半ばに上り坂がある。直線入口付近に再度上り坂があり、最後の直線は525.9mと長い。2400mのコースからスタート地点を100m後ろにした事により、上り坂からのスタートになる。これにより、上り坂を3回のぼる事になり、わずか100mの違いだが、よりスタミナとパワーが問われる。スタートから最初のコーナーまで450mあるため、枠の有利不利はない。脚質は先行の成績が良い。逃げ・追込みと極端な脚質の成績は芳しくない。

アルゼンチン共和国杯 傾向

2018~2022年の5年間を分析。枠は内・外まんべんなく馬券になっていて、有利不利は無い。脚質は、先行、差しの順で成績が良い。差し馬も直線入口では、ある程度の位置までは押し上げている。逃げ、追い込み馬は馬券になっていない。上がり3ハロン1位の馬は直線入口で後方にいても馬券になっているが、勝つことは出来ていない。勝ち馬5頭は全て好位で競馬をした馬。6番人気以下の馬が4度馬券になっており、適度に荒れている。

有力馬考察(netkeiba人気順)
1人気 ゼッフィーロ(モレイラ) 3.2倍
同舞台の目黒記念は上り3ハロン最速の脚で追い込んで、僅差の4着に入っており、重賞初挑戦の身で善戦しました。東京2500mの適正はありそうです。前走、オールカマーも同じく最速の脚で追い込んで、強い相手に僅差の3着と善戦しております。こういった中で、モレイラ騎手を配してきました。ここは勝負気配ですね。ただこの馬、正直私はあまり強さは感じておりません。オールカマーは、内の最短距離をまわしての差し込みで、目黒記念も一緒に差してきたサリエラに最後離されたのは気になります。馬券内という意味では期待できそうですが、勝つまではどうでしょうか?
2人気 ヒートオンビート(木幡巧) 6.6倍
同舞台、目黒記念の覇者です。同舞台ですので、両レースの相関関係は強いです。一昨年の目黒記念2着、昨年のこのレース3着と東京2500mのマイスターですね。この馬はスタートが良く、ある程度位置も取れますし、馬群を割ってこれる勝負根性に、バテない持続力のある末脚と東京2500mマイスターに相応しい長所を持っています。気になるのが斤量と騎手です。まず59キロを克服できるか、ここが第一のポイントです。次に騎手ですね。勝った目黒記念の鞍上はレーン騎手でしたし、直近、常に一流騎手が手綱を取っています。もちろん、木幡騎手にとってはチャンスです。頑張って欲しいですね。
3人気 ディアスティマ(北村友) 8.9倍
こちらは目黒記念2着馬です。上述の通り、同舞台で好成績を上げた馬は好走の確率が高いですし、人気になるのも必然です。ただ、目黒記念は3戦ぶりに逃げる事(自分の形で走る事)ができ、且つマイペースで進める事が出来ました。正直、これ以上のレースは望めないかなと思います。今回、アフリカンゴールドもいますしね。逃げ馬は人気のない時程、注意が必要です。マイペースで逃げられますからね。人気になればなる程、期待値は下がると考えた方がよいです(本当に強い逃げ馬は除きます)。
4人気 マイネルウィルトス(横山武) 11.6倍
1年間、長期で休んでいたので見落としがちですが、この馬も昨年の目黒記念2着、一昨年のこのレース2着とこの舞台を得意としております。最近のレースは追込みに転じていますが、上がり33秒台の速い脚は使えない馬ですので、中団から前で粘り込むような競馬をして欲しいですね。実際、連対した上記2レースではそういった競馬が出来ています。注文はつきますが、このメンバーでは実力上位です。今年の目黒記念組が人気を吸うようなら、配当妙味がありそうです。
5人気 テーオーロイヤル(浜中) 13.1倍
昨年ジャパンカップ以来、11か月ぶりの出走です。昨年の同レースで1人気に推された馬ですね。レースは直線入口での接触とその後の進路を内にとった事で、伸びきれず6着と敗れましたが、着差も僅差ですし、まずまずの内容だったと思います。この馬は先行して好位で競馬が出来ますので、本来であれば去年のような不利は受け難く、信頼できるタイプです。このレース向きの馬ですね。後は久々がどうかだけです。ノーザンファームの馬ではないので、長期休養明けの仕上がりは心配ですね。
伏兵馬 と 注目馬
いいですね~。最近圧倒的に強い馬がいるレースが多かったので、見ていて楽しいです。どの馬も一長一短ですね。上記で挙げた以外の馬ですと、
ハーツイストワールは、直近2走、テーオーロイヤルと同じローテーションです。同じく11か月振りのレースになります。直近2走、アルゼンチン共和国杯、ジャパンカップで2頭の比較をすると、一瞬の瞬発力は本馬の方が上です。持続力はテーオーロイヤルという感じがします。どちらのレースも本馬が先着していますが、騎手の差がかなりあったように見えます。今回、騎手の差は無くなりますし、ハンデ差も昨年の2.5から1.5キロに縮まります。両馬の差はそこまで無いように思いますが、こちらはノーザンファームの馬です。仕上がりはこちらの方が信用できるかも知れませんね。
上がり馬、チャックネイトレッドバリエンテも注意が必要です。チャックネイトは鞍上が決まっていないようなので、それが誰かによって、陣営の勝負度合いは見えるかなと思いますので、ここは注目です。
他では、古豪ユーキャンスマイルは、前走新潟記念で健在ぶりをアピールしました。ただ、同舞台である、今年の目黒記念、昨年のこのレースを見る限りでは、余程恵まれない限り、掲示板前後なのかなという感じはします。
最後にこのレースの私の”注目馬”を挙げておきます。GⅠでも”注目馬”に挙げた馬は絶好調です。是非チェックしてくださいね。
【注目馬】配信終了しました。
以上、アルゼンチン共和国杯の考察でした。
今日も1日お疲れ様でした。

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