中山牝馬S 考察 ~実力伯仲のメンバー!今年も大荒れとなるか!?~

競馬

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今年は今後が期待できそうな馬が揃いました。例年荒れるレースですが、今年は上位が強いのでしょうか。その辺り、しっかりと見ていきたいと思います。




有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 シランケド(Mデムーロ) 4.7倍
実績:D 近走:C 適正:C 騎手:B 所属:C
生涯成績(4.2.2.1)、馬券を外したのは2年半前の新馬戦の1回のみです。前々走は4馬身差の圧勝。前走は出遅れて、最後方からの競馬になりましたが、一頭次元の違う末脚でまとめて差し切る圧巻のパフォーマンスを見せました。この馬の上がり3ハロンのタイムが33.0秒、2位の馬のタイムが33.8秒ですので、驚異的の一言です。牝馬限定のGⅢで斤量54キロであれば、実績はありませんが、この人気は納得です。いきなり勝ち負けしてもおかしくありません。ただ、前走のように出遅れるような事があると、流石にこのメンバー、この舞台で差し切るのは難しいと思います。
1人気 クリスマスパレード(石川) 4.9倍
実績:B 近走:B 適正:A 騎手:C 所属:B
中山金杯は初の古馬、牡馬との対戦で、いきなり1人気を背負っての競馬でした。淀みない厳しい流れの中、逃げて0.4秒差の4着は負けて強しの内容だったと思います。先行馬の押し切りは難しいレースですし、斤量56キロも楽ではありませんが、それでもこのメンバー相手には負けられないところでしょう。
3人気 セキトバイースト(藤岡祐) 6.9倍
実績:C 近走:C 適正:C 騎手:B 所属:D
このレースの逃げ馬候補です。同型にコンクシェルがいますし、後ろにクリスマスパレードもいます。タフなコースですし、逃げ切りは簡単ではないでしょうね。55キロもやや見込まれた感じがします。それでも今の中山の馬場状態を考えれば、軽視はできません。
4人気 ミアネーロ(津村) 7.1倍
実績:C 近走:B 適正:A 騎手:C 所属:A
ターコイズSは出遅れが全てです。8着ですが、0.3秒差と僅差ですし、上がり3ハロン最速の脚を使っています。中山は紫苑S2着、フラワーC1着と実績十分です。この馬は津村騎手と手が合っているようですので、鞍上が戻るのもプラスと考えて良いでしょう。ただ、好走した重賞2戦とも、内枠を引いてロスなく立ち回り、直線でスムーズに抜け出す最高の競馬が出来ての結果だった事は覚えておきたいです。
5人気 シンティレーション(杉原) 8.5倍
実績:B 近走:B 適正:B 騎手:D 所属:B
小倉牝馬Sは勝ちはしましたが、超ハイペースの差し決着になり、差し馬に展開が向いた事に加え、4コーナーで内がぽっかりと開いたところを侵入し、差し馬の中で一頭だけワープしたような形になりました。これだけ展開に恵まれれば、それは好走します笑。もちろん府中牝馬Sの2着等を見ても、力があるのは間違いありません。ただ、直近結果を残している末脚を活かす競馬をするのであれば、直線の長いコースの方が合っていると思います。
6人気 ホーエリート(戸崎圭) 8.5倍
実績:C 近走:D 適正:A 騎手:A 所属:C
中山は前走勝利、フラワーCでミアネーロの2着と得意舞台です。ミアネーロに劣らない能力を秘めていると思います。ただ、外を捲る競馬を得意としており、弱い相手にはよいのですが、強い相手を外から飲み込むとなると、ロスが大きく紫苑Sのような結果になる事もあります。ただ、このレースは毎年のように捲りが決まっているレースです。この馬に展開がハマる可能性も十分あり得ます。



伏兵馬考察(netkeiba想定人気順)
7人気 ビヨンドザヴァレー(菱田) 14.8倍
実績:C 近走:C+ 適正:C 騎手:C 所属:B
スタートが良く、楽に好位で競馬ができます。そこから速い脚を使えるので、特に注文を付けるところがありません。実際、ほとんど大負けした事がない馬です。ここでも期待したいところですが、今回前にいく馬が多く、厳しいペースになりそうですし、1600m以上の距離は1年半ぶりです。斤量も前走から1キロ増えます。条件は前走と比べて、格段に厳しくなります。ただ、人気が本当にこの位で落ち着くなら、引き続き面白い存在ではあります。
8人気 ジューンオレンジ(横山和) 16.6倍
実績:D 近走:C 適正:B 騎手:B 所属:D
ディセンバーSは、エコロヴァルツの2着と好走していますが、インをロスなく突く走りがハマりました。前走ニューイヤーSは、前残り決着でしたので、この馬に展開が向きませんでしたね。問答無用で馬券になるような差し脚はありませんが、ハマれば強い相手にも迫れる力があります。このレースは差し馬が好走するレースですので、チャンスはありそうです。好走の大前提として、まずは内枠が欲しいですね。
9人気 カナテープ(未定)25.7倍
実績:D 近走:D 適正:C 騎手:ー 所属:S
前走は素晴らしい末脚で差し切り勝ち、良い内容だったと思います。キング騎手は凄いですね。馬が変わったようでした。道中脚を溜めると、かなりの末脚を使えるので、今回も脚を溜めて、どこまで通用するか、展開がハマるかでしょう。
10人気 コンクシェル(横山武) 28.7倍
実績:B 近走:D 適正:A 騎手:A 所属:C
昨年のこのレースの覇者です。この舞台の適正は十分でしょう。ただ、今年は昨年より斤量が2キロ重いですし、逃げ・先行馬に強い馬が揃っています。楽逃げは叶いそうにない状況です。流石に厳しいと思います。
11人気 キミノナハマリア(菅原明) 29.4倍
実績:D 近走:D 適正:B 騎手:B 所属:C
エリザベス女王杯は強い相手にそこまで差のないけいはをしていますし、小倉牝馬Sも勝ち馬と0.4秒差ですから、決して悪い内容ではありません。GⅢを好走できる馬と比較しても、引けはとらないです。大きな人気落ち、好枠という条件が重なれば、拾いたい馬です。週末、雨マークも見られます。道悪になるようであれば、そこもこの馬には追い風です。
12人気 エミュー(佐々木) 37.6倍
実績:B 近走:D 適正:A 騎手:B 所属:C
長く不振が続いていましたが、ここ2戦は見どころのある競馬をしており復調気配です。特に小倉牝馬Sは勝ち馬と0.3秒差の5着と際どいレースをしております。初ブリンカーの効果は多いにあったのではないでしょうか。このタイミングで、この馬が全ての勝利(3勝)を挙げている中山に参戦です。道悪になれば、更にチャンスが拡がるでしょう。
13人気 フィールシンパシー(横山琉) 53.8倍
実績:C+ 近走:D 適正:B 騎手:E 所属:C
直近4戦を見ると、不振期に入っているかも知れません。京都金杯は結構深刻な敗戦だったように見えました。今回、先行馬は強力です。ちょっと好走できる姿は想像できませんね。



まとめ
上位は強いですが、伏兵馬も大きな差は無い感じがします。
そうなると、展開一つな気がします。前有利と見るか、後ろ有利と見るか、枠順がどうなのかで、着順は全く違うものになりそうです。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】3/7(金)19時頃、配信終了予定
以上、中山牝馬Sの考察でした!




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