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今年の大阪杯は4歳牡馬が人気の中心です。弱い世代と揶揄されていますが、結果を残す事ができるでしょうか。ここで年長馬が勝つようだと、もう言い訳できないですよ笑。
有力馬 考察(netkeiba想定人気順)
1人気 タスティエーラ(松山) 4.7倍
前走、有馬記念は6着に敗れましたが、直線でジャスティンパレスに寄られてしまい、立ち上がる不利がありました。ただ、それが無くても4着までが精一杯だったと思います。先着した5頭は古馬トップクラスの馬達なので、古馬相手でもある程度やれる目途は立ったと思います。気になるのが、ここ2走差しにまわっている事です。先行して持続力のある脚を使うのが、この馬の武器です。せっかく先行できる能力がありながら、わざわざ差しにまわるのは勿体ないですね。ここでも差しにまわるようだと、有馬記念のような結果が待っているかも知れません。
2人気 ローシャムパーク(戸崎圭) 6.1倍
前走、香港カップは出遅れてしまいました。前決着でしたし、前走は度外視でよいでしょう。むらさき賞で上がり3ハロン33.3秒の脚を使っていますが、本質的にいうと、速い脚を使う瞬発力タイプではなく、長く脚を使える持続力タイプの馬です。スローからの末脚勝負になるようであれば、瞬発力のある馬には敵わないです。ある程度ペースが流れてタフな流れになった方が、チャンスはあると思います。一方で時計勝負に対応できるか心配な面もあります。期待も不安も大きい馬です。
3人気 ロードデルレイ(西村淳) 7.3倍
このレース最大の惑星です。6戦して5勝というのは、並みの馬ではできない芸当です。ただ、勝ったレースは条件戦とオープンのみで重賞は未勝利です。それにしては、これまでのレース振りは強さをあまり感じないですね。負けた神戸新聞杯も理想的なレース運びだったと思いましたが、最後伸びあぐねて4着でした。現状はGⅢレベルの馬かなと思います。抽選待ちで、是非出てきて欲しい馬ですが、過度な期待は禁物だと思います。
4人気 ベラジオオペラ(横山和) 7.4倍
クラシックでは思ったような成績を残せませんでしたが、年末のチャレンジCで古馬相手に勝利し、前走京都記念でも僅差の2着と、ここまで不振の4歳牡馬の中で、唯一といってよい活躍をしています。菊花賞をパスして、中距離路線に進んだのは英断でした。ダービー後、年末まで休ませた事で成長を促す事ができましたね。気になるのは少し勝負弱いところでしょうか。ダービーは勝ってもおかしくない内容でした。あと一押し利かなかったのは印象に残っています。一押し利かなかったという点では前走も同様です。
5人気 ソールオリエンス(横山武) 8.0倍
悩める昨年の皐月賞馬です。セントライト記念、菊花賞、中山記念は、まるでデジャヴのように同じレースをしております。大外ブン回しで、外から飲み込むような競馬をするも、差し届かずという内容です。決して弱い訳ではないです。むしろ強い競馬をしております。それだけにいつも人気するのですが、結局同じ結果という感じですね。私も何か工夫できないかと期待している一人です笑。3戦ぶりに手綱が戻る横山武騎手は期するものがあるでしょう。
6人気 プラダリア(池添) 11.5倍
非常に珍しいタイプのディープインパクト産駒です。切れる差し脚もありませんし、ピチピチの鮮度もありませんが、京都大賞典で1年半ぶりに重賞勝利を飾ると、京都記念でもベラジオオペラを抑えて勝利しました。ゴール前は着差以上に余裕があったように見えましたね。ただ普通に考えれば、この馬はGⅠでは1円も要らないです。今までのGⅠの戦績は5、7、6、14着。大手牧場でもありませんし、GⅠには大きな壁があると見るのが妥当だと思います。ただ、今回はGⅠというよりはGⅡのようなメンバーですからね・・・。
まとめ
ローシャムパーク、ロードデルレイが穴人気ではなく、2、3番人気想定になる時点で、やはりGⅠレースとは言い難いレベルですね。今回考察した6頭全てにチャンスがあると思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、大阪杯の考察でした!
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