おはようございます。
TORです。
有力馬の直行ローテが主流の時代で、ソールオリエンスがここに出てきます。ちょっとビックリしました。ひと夏を越して、どんな走りを見せてくれるのか楽しみです。
中山2200ｍ傾向
スタートから１コーナーまでの距離が長く上り坂が続く、枠順の有利差は少ない。２コーナーから３コーナー途中まで下り坂でカーブは緩やか。直線は310ｍと短い。途中約2.2ｍを駆け上がる急坂がある。直線が短いので、逃げ・先行が有利。追い込み馬は厳しい。
セントライト記念傾向
中山開催が始まって間もない為、基本は内・前が有利。先行馬の成績が過去５年で１着３回、２着４回と圧倒的に良い。前は有利だが、逃げ馬は（1.0.0.4）と逃げ粘ることができていない。差し馬は３コーナーをロスなくタイトに回りたいところ。外枠の成績は悪い。過去５年、ピンク帽（大外枠）で馬券に絡んだのはレイエンダ（１人気２着）のみ。
有力馬考察（netkeiba人気予想順）
１人気 ソールオリエンス（横山武） 1.9倍
日本ダービーで生涯初めての黒星を喫しましたが、展開一つで着差は入れ替わる内容でした。タスティエーラとの再戦までは同世代には負けられないですね。キタサンブラック産駒の傾向はまだ分からないところがありますが、おそらくはお父さんと同じく成長力のある産駒が多いと思われます。デビューが遅く、まだキャリア４戦です。伸びしろたっぷりですね。ここはさすがに”どんな勝ち方をするか”が焦点だと思います。
２人気 レーベンスティール（モレイラ） 7.4倍
前走、ラジオNIKKEI賞は前残りのレースの中、１頭だけ違う脚で追い込んで３着と非常に強い競馬でした。フィエールマンを思い出しましたね。デビューして５戦全て上り３ハロン最速の脚を使っています。前走は追込みにまわりましたが、前でも競馬ができる馬です。モレイラ騎手がどう導くのか注目ですね。
３人気 キングスレイン（ルメール） 11.0倍
手塚厩舎はソールオリエンスと２頭出しですか。これは、どう考えればよいんですかね・・・。２歳時はホープフルS３着とGⅠで善戦し、一躍クラシック候補となりましたが、弥生賞を熱発で回避し、毎日杯に出走も調整不足で惨敗（１２着）。春は不完全燃焼でした。仕切り直しの条件戦をキッチリと勝ち、ここに駒を進めてきました。ルメール騎手は３歳牡馬の有力なお手馬がいません。ここはしっかりと力を見せたいですね。
４人気 ドゥラエレーデ（坂井） 11.4倍
ホープフルSの勝ち馬。２歳チャンピオンです。この後のローテーションが実に面白いです。次走はUAEダービーで海外挑戦、しかもダートに挑戦し２着。日本ダービーは落馬で競争中止し、次走は３歳の身で宝塚記念に挑戦（１０着）。なかなかの異端児ですねー。本来パワーの要る中山は得意だと思いますが、先週の傾向を見ていると、かなりタイムが出ていて、スピードが求められています。となると、ちょっとこの馬の適正ではない気がします。ただ、まだ底が知れていない馬ではありますね。
５人気 シャザーン（岩田望） 12.6倍
春は、皐月賞６着、日本ダービー９着でした。春は上位とは少し差があったでしょうか。一夏越して、どこまで成長したのか期待したいですね。末脚は確かなものを持っています。差し馬向きの展開になれば、出番があるかも知れません。
まとめ
非常にワクワクする良いメンバーが揃いました。その中でもソールオリエンスがどんな走りをするのか、非常に注目ですね。上位５頭以外にもセブンマジシャン等、伏兵馬にも重賞で善戦している実力馬がいます。ギュッと絞って当てたいレースですね。
以上、セントライト記念の考察でした。
それでは今日も１日楽しんでいきましょう。
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