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このレースは、マスクトディーヴァの取り扱いが一番の焦点です。ここを決めないと何も決まらないですね。
では早速各馬の考察を行っていきます。
出走馬考察（netkeiba想定人気順）
１人気 マスクトディーヴァ（モレイラ） 1.9倍
前走、東京新聞杯は盛大に出遅れました笑。内前決着でしたので、流石にどうにもなりませんでしたが、競馬自体は強い内容でした。初の古馬との対戦でしたが、及第点を与えて良い内容だと思います。今回、鞍上にモレイラ騎手を迎えました。本賞金を何としても追加したいのでしょう。これは本気ですね。流石に逆らえないですかね・・・。敢えてケチをつけるとしたら、このレースは余計なレースです。東京新聞杯を勝っていたら使う事のなかったレースですね。こういう時って結構取りこぼすモノです。
２人気 モリアーナ（横山典） 5.1倍
３歳夏まではマイルを中心に使われていましたが、近走距離を伸ばして結果を残しておりました。前走AJCCは、不良馬場、中山2200ｍという過酷な条件の中、最後の末脚は際立っており、現状スタミナが問われるレースは悪くなさそうですが・・・。マイルの実績があるとはいえ、前走と全く適正が違うスピード比べはどうなんでしょうか。ただ、末脚は確かなモノを持っています。牝馬限定戦であれば上位の存在ではあります。
３人気 ドゥアイズ（ムルザバエフ） 5.8倍
３歳時はクラシック３戦を皆勤しましたが、桜花賞の５着が最高順位でした。阪神JFで３着になっているように元々マイルが得意だった馬です。ここ２戦はマイル路線に戻って、２着、１着としっかりと成績を残しています。2000ｍ以上では、マスクトディーヴァ、モリアーナには敵いませんでしたが、得意のマイルで逆転できるでしょうか。
４人気 ウンブライル（川田） 7.3倍
NHKマイルでは、アタマ差の２着とあと僅かのところで戴冠を逃しました。前走、東京新聞杯は９か月ぶり、馬体重プラス２２キロでの出走という事で、仕上がり途上でしたかね。元々、一瞬のキレ味というよりは、追えば追うほど伸びるズブいタイプなのですが、前走の直線の反応はいつも以上に鈍かったですね。コロッと負ける事があり、堅実なタイプではないので、そんなに前走の敗戦を気にする必要はないのかなと思います。人気が落ちるようなら狙い目だと思います。
５人気 ライラック（戸崎圭） 7.6倍
最近は、もっぱら中～長距離を使われていましたが、桜花賞以来２年振りのマイル戦です。ハマり待ちの追い込み馬ですので、全く当てになりませんが、度々人気薄で激走し穴を開けております。個人的に距離はそこまで気にならないのですが、気になるのは人気の方ですね。この人気なら全く妙味がありません。常に注意が必要な馬ですが、皆が忘れた頃に買いたいですね笑。
６人気 テンハッピーローズ（津村） 19.9倍
常に安定した末脚を使う事ができます。牡馬混合のリステッド競走も勝っていますし、牝馬限定の重賞であれば、それなりに走れるでしょう。ただ、好走歴は1400ｍに偏っていますし、京都牝馬Ｓから阪神牝馬Ｓのローテーションも昨年と一緒で、昨年よりも鮮度がない状態です。正直、あまり強調材料はないですね。無欲のイン差しでどうかというところでしょうか。
７人気 シングザットソング（鮫島駿） 28.1倍
前走京都牝馬Sは、道中ロスなく立ち回って、荒れている内馬場を避けてスムーズに直線抜け出す競馬で、これ以上ないレースが出来ました。それでも５着です。これ以上の着順を望むのは厳しい感じもしますが、上手く走れば差のない競馬ができるとも言えますね。有力馬が総じて走らなければ、３着の可能性はあるかも知れません。
まとめ
各馬見ていきましたが、かなり堅そうな印象ですね。
マスクトディーヴァは、今回に限って言うと馬券を外す事は考え難いです。
続く、モリアーナ、ドゥアイズ、ウンブライル、ライラック上位４頭と、それ以下の馬との間には、それなりに差があるように感じます。
テンハッピーローズ、シングザットソングは人気がありませんので、思い切った競馬がハマれば、３着を拾える可能性はあります。そこに妙味を見出すのか、グッと絞って上位から買うのか、そういった馬券の組み立てが現実的かなと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
←以上、阪神牝馬Sの考察でした！
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