紫苑ステークス データ分析 ~重賞実績は必須!?高レベルの秋華賞ステップレース!!~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

まだ8回と歴史の浅い重賞ですが、2022年の勝ち馬スタニングローズがそのまま秋華賞を制覇する等、多数のGⅠ馬を排出している重要なステップレースです。




中山2000m 傾向
※出典:JRA

コーナーを4つまわる小回りコース。スタートして直ぐに急坂を上り、最後の直線で再度急坂を上るタフなコース。コーナーをロスなくまわる器用さと二度の坂を駆け上がるパワーが求められる。逃げ・先行の成績が良いが、差しも良く決まる。小回りコースだが真ん中から外枠の成績が良い。

紫苑S 傾向

前半はスローペースになる事が多く、逃げ・先行が有利。前半1000m60秒を切ると、先行押し切りは厳しく、差し馬が台頭。大外ピンク帽が6頭馬券になっているように、外枠の成績が優勢。内枠はロスなく走れれば、チャンスは大きいが、前が壁になるリスクがある。毎年6人気以下の伏兵が馬券になっている。




馬券になっている馬の共通点

このレースで馬券になっている馬は、15頭中9頭が前走オークスに出走していました。ただ、オークスで好走していた馬は2頭のみで残り7頭は掲示板にも載っていません。

GⅠに直結するステップレースという事で、GⅠでの好走実績までは必要ありませんが、GⅠの出走実績(10/15)、重賞の出走実績(13/15)は必須に近い、非常にレベルの高いレースですね。重賞出走実績のない2頭はどちらも3着ですので、連対という事で言えば、全ての馬に重賞の出走実績があったという事になります。

夏の上がり馬には敷居の高いレースと考えてよいでしょう。




出走馬実績
【特記事項】
エラト-:※重賞出走経験アリ(チューリップ賞9着)
カンティアーモ:フラワーC3着
クリスマスパレード:※重賞出走経験アリ(フローラS4着)
テリオスサラ:※重賞出走経験アリ(フラワーC等3レース出走、全て7着)
ホーエリート:フラワーC2着、※オークス10着
ボンドガール:クイーンS2着、NZT2着、サウジRC2着、※GⅠ出走経験アリ(NHKマイル17着)
ミアネーロ:フラワーC1着、※オークス14着
まとめ
今年の主役はボンドガールです。1勝馬ではありますが、重賞連対する事3回。前走、クイーンSでは古馬に混じって2着と力を見せました。問題は距離ですね。ダイワメジャー産駒で、マイルを中心に使われてきた馬です。
前走クイーンSで、1800mは克服しております。その際、武豊騎手が「距離は大丈夫」との発言があったようです。ただ、中山2000mは通常の2000mよりもタフなコースです。やはり心配ですよね・・・。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】9/6(金)19時頃、配信終了予定
以上、紫苑Sのデータ分析でした!



コメント

タイトルとURLをコピーしました