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今週はジャパンカップです。いよいよ来ましたね!リバティアイランドは香港に向かう事になりましたが、今年一番、最高のメンバーが揃ったといってよいと思います。本当に楽しみな1戦です。
ジャパンカップは牝馬の成績が良いです。特に斤量54キロで出走できる3歳牝馬はかなり有利です。
思い出すのはジェンティルドンナがオルフェーブルを破った2012年のレースですね。当時史上最強馬とも謳われたオルフェーブルを破る大番狂わせは、3歳牝馬が有利な事を証明する象徴的なレースだったと思います。
今回、牝馬の成績についても分析しておりますので、是非チェックしてください。
東京2400m 傾向
※出典:JRA
一周約2120mとJRA競馬場の中で最大の広さを持つコース。バックストレッチ半ばに上り坂があり、直線入口付近に再度上り坂がある。最後の直線は525.9mと長く、スピードとスタミナ両方を問われるチャンピオンコース。近年は高速馬場になる事が多く、スピードと瞬発力のある馬が好走。脚質は逃げ・先行・差しと戦績の差はないが、追込みの成績が若干良くない。
ジャパンカップ 傾向
毎年、高速馬場になる。内馬場のコンディションが良い為、ロスなく走れる内枠の成績が圧倒的に良い。前が止まらない為、先行して速い脚が使える馬が有利。差し馬もある程度の位置を取らなければ、直線だけでは間に合わない。2022年は先行勢に実力馬がおらず例外的。真の実力が問われる舞台の為、非常に堅い決着となっている。
年齢、性別データ
今回は年齢、性別をピックアップしたいと思います。2014~2023年、直近10年のデータを抽出しました。
ジャパンカップは3歳牝馬の斤量が軽く有利と言われていますが、実際成績は良いです。連対率30%、複勝率40%という数字は各年齢、性別の中で全てトップの数字になります。
3歳牝馬だけでなく、4歳牝馬、5歳牝馬も出走数は少ないですが、勝率は5歳牝馬が1位、4歳牝馬が2位と、3歳牝馬だけでなく、牝馬全体の成績が良いですね。全体の数値を見ても、全ての数値が牡馬を上回っています。エリザベス女王杯をパスして、こちらに向かってくる牝馬というのは、ある程度勝算を持って参戦してきているという事だと思います。
ただ、牝馬は出走数が少ないので、全体の割合でいうと、馬券になっている8割は牡馬です。やはり牡馬を中心に馬券は組み立てなければならないですね。その中でも4、5歳がほぼ馬券の全てを占めています。3歳も出走数は少ないですが、連対率、複勝率は悪くありません。
6歳以上の牡馬は馬券になっていません。過去10年で50頭出走していますが、全て馬券外になっています。ハイレベルなジャパンカップにおいては、充実期を過ぎた馬が馬券になるのは厳しいという事でしょう。
成績の良い牝馬ですが、どんな馬が実際馬券になっているのでしょうか。実際、馬券になった牝馬について更に深堀したいと思います。
まず古馬で馬券になっている牝馬は3頭いますが、いずれも牡馬混合GⅠで馬券になっているという共通点がありました。ジャパンカップ好走の前に、既にトップクラスの牡馬と互角に渡り合える実力を示していたという事ですね。
三歳牝馬で馬券になっている4頭については、3頭が三冠馬、残り1頭がオークス、秋華賞共に2着という成績を残していました。当然ながら世代トップの能力を持っていた事が分かります。三冠馬は当然の事ですが、残り1頭もジャパンカップと同舞台のオークスで2着になっていた事は注目すべき点だと思います。
出走馬実績
【特記事項】
オーギュストロダン:ディープインパクト産駒
シュトルーヴェ:東京(3.1.0.0)、2400m(2.1.0.0)
シンエンペラー:24年日本ダービー3着
ジャスティンパレス:23年天皇賞秋2着、宝塚記念3着、天皇賞春1着他
スターズオンアース:23年ジャパンC3着、大阪杯2着、22年オークス1着他
ソールオリエンス:24年宝塚記念2着、23年日本ダービー2着、皐月賞1着
ダノンベルーガ:23、24年ドバイターフ2着、3着
チェルヴィニア:3歳牝馬、24年秋華賞1着、オークス1着
ドゥレッツァ:23年菊花賞1着
ドウデュース:24年天皇賞秋1着、23年有馬記念1着、22年日本ダービー1着他
ブローザホーン:24年宝塚記念1着、天皇賞春2着
※赤字は東京2400mGⅠ戦
まとめ
久々に超強力な外国馬が参戦してきました。詳細は考察で述べますので割愛しますが、今年はチャンスがあるかも知れません。
今年の牝馬はチェルヴィニア、スターズオンアースと、過去馬券になっている牝馬と比較しても遜色ありません。スターズオンアースは昨年このレースで3着になっている馬ですし、チェルヴィニアは今年の2冠馬で、データ上最上位の3歳牝馬です。
迎え撃つ牡馬もトップホースが揃いました。いや~本当に楽しみです。
最後にデータから紐解く”D(データ)推奨馬”を挙げておきます。
※【D推奨馬】11/23(土)19時頃、配信終了予定
以上、ジャパンカップのデータ分析でした!
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