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今年の東海Sは京都開催です。中京と京都のダートでは何もかもが違います。その辺りは気を付けて見ていきたいところです。
京都ダート1800m 傾向(※今年は京都開催)
※出典:JRA
スタートから最初のコーナーまでの距離が短く、コーナーを4つまわる、最後の直線は329.1mと短い。バックストレッチの途中から上り坂があるが緩やか、3コーナーから下っていく。脚質は逃げ・先行が圧倒的に有利。枠順は内枠が有利となっている。7、8枠と極端な外枠は大きく割引。レベルの高いレースになると、スタートからゴールまでスピードが緩まない事も少なくない。スピードを持続できる馬が有利なコース。
みやこS傾向(※今年は京都開催)
東海Sは直近10年で京都開催が2020年の1度しかなく、同コース・同距離の重賞みやこSの傾向を分析。前半はハイペースになる事が多く、捲り・差し・追込みが決まりやすい。上がり3ハロン上位の馬の成績が圧倒的。外枠でも馬券になっており、強い馬であれば割り引く必要はない。6番人気以下の馬が半数以上馬券になっている。穴馬は要チェック。
東海S 有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 オメガギネス(戸崎圭) 3.0倍
4戦3勝2着1回と、ここまでほぼ完璧な成績を残しています。スタートが良く、サッと2、3番手につける事ができますね。最後の末脚も秀逸です。前走グリーンCCでは、初の古馬との対戦でしたが、直線途中まで追う事なく、余力たっぷりの圧勝劇でした。十分年長馬とも渡り合える事を証明する走りでしたね。ここも当然有力でしょう。
2人気 ブライアンセンス(岩田望) 4.9倍
3歳の出世レース、ユニコーンSで2番人気に推され、生涯成績(4.1.3.0)と将来を嘱望されている馬です。ここ2戦は、非常に強い内容で勝ち上がりオープン入りしてきました。馬が強かったのもありますが、2戦ともモレイラ騎手がかなり上手かったです。差し馬ですので、展開がどうか、馬群を上手く捌けるか、一定の注文がつく馬です。こういった要素は関係なく、勝ってしまう程の力は現時点ではないと思います。このレースはハイペースになる事が多いので、展開はこの馬向きになるかも知れませんね。
3人気 ウィリアムバローズ(坂井) 5.0倍
5戦目からダートに転戦し、ダート戦においては(6.4.1.1)と本当に安定しています。今回と同舞台のみやこSでは不利な外枠14番で、流石に厳しいかなと思って見ていましたが、常に外々をまわす厳しい競馬の中、最後まで脚を使い3着を確保しました。相当強い内容だったと思います。思った以上に持続力のある脚を使える馬ですね。枠が良ければ、もっとやれていたでしょう。
4人気 ペプチドナイル(藤岡祐) 12.1倍
前走、ベテルギウスSでは大外だった事で逃げる事ができず、2列目からの競馬になりました。結果的にこれが功を奏し、勝利を収めています。逃げでは無く、控えて勝った事で競馬の幅が広がるという考え方もありますが、私の感覚では逃げてナンボの馬だと思っています。特に重賞レベルになれば尚更ですね。前走勝利したことで、今回も控える形をとると厳しいと思っています。さて、藤岡騎手はどうしますかね。
5人気 ミッキーヌチバナ(松山) 13.6倍
前走、ベテルギウスSではオープン昇級初戦で3着と健闘しました。悪い競馬ではなかったですが、このメンバー相手ではどうでしょうか。おそらくこんなに人気しないと思いますので、人気薄なら一考の余地ありというレベルだと思います。
まとめ
オメガギネス、ブライアンセンス、ウィリアムバローズはまだ底を見せておりません。各馬、ここを勝ってレモンポップへの挑戦権を得たいところですね。将来が楽しみな3頭が出揃いました。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
【注目馬】配信終了
以上、東海Sの考察でした!
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