弥生賞 考察 ~無敗のナグルファル、ヴィンセンシオの評価は!?~

競馬

TORです。ご覧頂きありがとうございます。

弥生賞って、いつの間にかディープインパクト記念になりましたよね。私は未だに慣れません。ディープインパクトのレースの中で最も印象の薄いレースが弥生賞だと思うのですが笑。




有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ナグルファル(川田) 2.9倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:S 所属:A
スタートが非常によく、難なく先手を取る事が出来ています。番手から後は抜け出すだけという競馬をしていますので、今のところ死角らしい死角はないですね。エピファネイア産駒、500キロ超の雄大な馬体という事を考えると、中山で更に良さが出る可能性が高いです。社台ファーム、杉山晴厩舎という事で、所属も文句ありません。人気でも切り難いですね。後は時計勝負になった時に対応できるかどうか位です。
2人気 ミュージアムマイル(幸) 3.7倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:A
鞍上は幸騎手ですか。これは正直驚きました。幸騎手が悪いという事ではありませんが、朝日杯FSでGⅠ級の能力を証明しており、ノーザン×サンデーレーシングの所属であれば、他に色々と選択肢はあったように思いますが・・・。この馬はスタートに難がありますし、右回りですと内に刺さってしまいます。能力は申し分ありませんが、非常に乗り難しい馬だと思います。高い能力を発揮するには、鞍上は極めて重要です。朝日杯FSもCデムーロ騎手でなければ、惨敗もあったと思います。圧勝と惨敗、両方が想像できます。あまり軸向きではないと思います。
3人気 ヴィンセンシオ(ルメール) 6.1倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:S 所属:A
母の母にシーザリオがいる超良血馬です。キレキレの末脚というよりは、持続力のある末脚と高い勝負根性が持ち味です。馬体が大きく、リアルスティール産駒という事で、馬体、血統面を見ても、中山は得意だと思います。実際、同舞台の葉牡丹賞を勝っていますしね。その葉牡丹賞はレコード勝ちと時計勝負に不安はありません。連勝しているものの、着差が小さく、速い末脚を使っていないので、上位2頭に比べ地味に映りますが、血統・所属などの背景を考えれば、今年の主役の一頭になっても何ら不思議ではないです。
4人気 ジュタ(坂井) 8.1倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:A 所属:S
世界の矢作厩舎×坂井騎手のコンビで、今年牡馬クラシック戦線に挑むのはこの馬です。ホープフルSは大外枠でしたが、坂井騎手がロスを最小限に抑える素晴らしい騎乗をしました。ただ、それでも枠の差は大きかったですね。枠が違えば、2着はあったかなと思います。前走、若駒Sは直線で進路が狭く、空いたスペースを即座に突いた事で、仕掛けが早くなってしまい、他馬に目標にされる厳しい展開になりました。それでも1人気に応えてしっかり勝ち切っているのは力の証明です。過去の着順や戦績以上に強い馬かも知れません。
5人気 クラウディアイ(鮫島駿) 15.8倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:D
京都2歳S3着、ホープフルS5着と重賞でもよく頑張っています。ただ、京都2歳Sは8頭立ての小頭数で、上位2頭には決定的な差をつけられました。ホープフルSも道中は内を最小限に立ち回り、直線でスムーズに外に出す最高のレースをしましたが、それでも上位4頭には水を開けられました。明確にジュタ>本馬という感じがします。ただ、重賞である程度走れる事は分かっていますので、上位が何らかの理由で走らなかった場合、相対的に着順を上げて、3着を拾うというようなシチュエーションは考えられます。
6人気 アスクシュタイン(横山武) 16.1倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:A 所属:C
デビューから2戦逃げて圧勝。札幌2歳Sは逃げて惨敗も、重馬場、ハイペース等、言い訳ができる敗戦です。前走ホープフルSは差しにまわる位置取りショックを発動し、馬も反応して、良い脚を使っていました。GⅠの舞台という事を考えれば、まずまずの競馬をしたと思います。過去4戦、極端な走りしかしておらず、非常に評価が難しいです。ただ、前走逃げませんでしたので、ここで逃げを打てば、かなり面白いと思います。前走を鞍上がどう評価しているかですね。前走のような競馬では今回も少し足らないと思います。



伏兵馬考察(netkeiba想定人気順)
7人気 アロヒアリイ(未定) 18.6倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:ー 所属:A
新馬戦はノーステッキで余力たっぷりの勝利。前走はスタートでやや出負け、最終コーナーもスムーズさを欠きました。勝ち馬との差は、直線を向いた時の勢いの差でしょう。若干若さを見せるレースになりましたが、デビュー2戦の内容は優秀ですし、まだまだ奥がありそうな感じがします。コーナリングがスムーズなら、中山は全く問題ないでしょう。
8人気 ファウストラーゼン(杉原) 24.9倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:D 所属:D
ホープフルSは驚きましたね。前半1000mを通過したところで、最後方から先頭まで一捲りして、最後まで粘り切る強い内容でした。新馬戦、未勝利戦のレース振りを見ると、速い脚はありませんが、かなり長く脚を使えるスタミナとパワーがあるようです。闘争心も旺盛でかなり良い馬です。ただ、とにかく脚が遅いので、馬場や展開に左右される馬です。先週の中山を見る限り、かなりの高速馬場ですので、今の馬場ではこの馬は用無しかも知れませんね。このレースとは関係ありませんが、ダートならかなり良いところまでいける気がします。
9人気 レディネス(横山典) 27.8倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:D
新馬戦は前残り決着の中、差し切り勝ち。ラスト1ハロンの伸びは別格でしたね。まだ1戦しかしておりませんので、何とも言えませんが、スタートはしっかりと出ていましたし、多頭数の中、馬群を苦にせず、走っておりました。常識的に考えると、大手牧場の馬達を負かしてしまうようなバックボーンはありませんが、人気はしないでしょうから、激走に賭けてみる手はあると思います。
10人気 ブラックジェダイト(佐々木) 33.1倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:D
この馬もレディネス同様、新馬戦を勝ち上がっての参戦です。小さな牧場出身というところも一緒ですね。新馬戦では、弥生賞と同舞台の中山2000mを勝っているのは良いです。レースの内容も、良いスタートから3番手で追走し、直線で早々と先頭に立って押し切る強い競馬でした。競馬振り自体は注文をつけるところは無いです。後は相手関係だけですね。
11人気 ロードガレリア(戸崎圭) 43.2倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:A 所属:C
新馬戦では今回上位人気が予想されるナグルファルと僅差の2着でした。前走は逃げず、先行競馬を試しましたが、ミュージアムマイルに外から被されてしまい、勢いを失ってしまいました。やはり現状は逃げてこそと思わせる内容でしたね。今回逃げ馬がおりませんので、逃げてくれれば、侮れない存在だと思います。
12人気 ベストシーン(田辺) 58.5倍
実績:ー 近走:ー 適正:ー 騎手:B 所属:B
未勝利戦を勝利後、ここ2戦のレースは、インをロスなく通して、着を拾いにいく競馬をしての結果です。着順以上に現状は能力が足りていない印象ですね。ここではどれだけ恵まれても厳しいでしょう。



まとめ
未知の2頭(ナグルファル、ヴィンセンシオ)は、鞍上、所属、血統と文句なしです。もちろんやってみないと分かりませんが、主役候補に躍り出る資質を備えています。
ミュージアムマイル、ジュタは、GⅠで強いレースをしており、能力上位は明らかです。
上位4頭は信頼に値するレベルにあると思います。ただ、明け3歳馬の戦いですからね。人気が偏るなら、穴馬から勝負する価値は十分あると思います。週末まで悩みたいと思います。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】3/8(土)19時頃、配信終了予定
以上、弥生賞の考察でした!




【お知らせ】
X(エックス)も毎日投稿しています。ブログでは投稿していない「⚠注目穴馬⚠」等、X(エックス)のみの情報もあります。ご興味ある方は是非見てみてくださいね!

コメント

タイトルとURLをコピーしました