宝塚記念 有力馬考察 ~GⅠ馬6頭が揃う豪華メンバー!核となる馬は!?~

競馬

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宝塚記念というと、私の個人的な感覚は結構荒れているレースというイメージです。

去年はドウデュースが敗れ、過去はドゥラメンテ、キタサンブラックという名馬が、圧倒的人気で敗れました。マリアライト、ミッキーロケットの勝利には多いに驚きました。

今年はどんなドラマが生まれるか楽しみです。




有力馬考察(netkeiba想定人気順)
1人気 ベラジオオペラ(横山和) 3.5倍
実績:A 近走:A 適正:A 騎手:B 所属:A
阪神は4戦4勝ですが、2000mで3勝しており、実は阪神2200mは初です。阪神2000mと2200mの違いは、本当にスタートを200m下げただけの違いですので、ここも得意な舞台と考えていいでしょう。昨年の宝塚記念は京都コースでしたので、阪神コースに替わるのはプラスです。
大阪杯がかなりのハイパフォーマンスでしたので、反動が心配ですが、3か月近く間隔が空きましたので、しっかりと調整してくると思います。
ただ、GⅠで1人気を背負って勝つ馬という感じはしませんね。今回は嫌いたいタイミングです。大きな圧力がかかれば、5着前後に沈んでもおかしくないと思います。もちろん、安定感のある馬ですので、本命にはしないまでも、相手本線~ヒモの中で押さえたい存在ではありますけどね。
2人気 ロードデルレイ(川田) 4.6倍
実績:B 近走:B+ 適正:B 騎手:S 所属:B
とにかく淀みのないタフな展開になると、無類の強さを発揮しますね。持続力はこのメンバーでもトップレベルです。日経新春杯、大阪杯と、各馬の脚が最後鈍ったところを一刺ししています。最後の脚は出色です。
自分でレースを作れませんので、展開の助けが必要になりますが、今回瞬発力勝負に持ち込みたくない有力馬は多いと思います。
メイショウタバルの逃げが濃厚だと思いますが、各馬それなりに追いかける展開になるのではないでしょうか。前半の流れが速くなれば、再度チャンスがあるでしょう。
3人気 アーバンシック(ルメール) 7.2倍
実績:A 近走:B 適正:B 騎手:S 所属:B
元々スタートが良い馬ではありませんが、直近2戦は明確に出遅れております。多少のロスは関係なく、まとめて差し切れるような決め手を持った馬ではありませんので、負けるべくして負けている感じですね。セントライト記念、菊花賞の勝利というのは、ルメール騎手がロスのない完璧なエスコートをしてのものです。
パワーと持続力が持ち味の馬なので、この舞台は合っていると思います。日経賞からの直行ローテも非常に良いですね。とにかくスタートには気を付けたいです。出遅れれば、日経賞、有馬記念の二の舞です。
ここ2戦の惜敗からの人気落ちで、1人気から解放されるのは好材料です。この馬はチャンピオンタイプではないので、1人気で勝ち切るような馬ではないです。ここは重視していいタイミングです。
4人気 レガレイラ(戸崎圭) 8.4倍
実績:A 近走:A 適正:B 騎手:A 所属:S
阪神のレース経験はありませんが、有馬記念と宝塚記念というのは、どちらもタフな小回りコースで、密接な関係にあります。両グランプリを好走している馬というのは多いです。このコースの適正が高い可能性は高いでしょう。
有馬記念は、中盤でかなりペースが緩み、課題だった位置取りをしっかりとる事が出来ました。ここが大きな勝因だったと思います。位置を取れないと、後方から差し切る脚力はありませんので、レースが流れた時に位置を取れるか、ここが今回のポイントです。
ただ、有馬記念を勝って、強い格を保有しましたので、この勝利で馬が変わっている可能性もあります。今年、飛躍の年にできるか、真価を問われる一戦ですね。
5人気 ドゥレッツァ(横山武) 12.0倍
実績:A 近走:A 適正:B 騎手:A 所属:B
この馬は菊花賞、ジャパンカップでお世話になり、好きな馬ですが、不安材料が結構あります。
まずは、間隔をゆったりとりたい馬ですので、海外帰りで2か月の間隔というのは、ギリギリな感じがします。体調には注意したいです。
また、古馬になってからは、左回りの大箱競馬場でしか結果を残しておりません。菊花賞を勝っており、気にし過ぎる必要はないかも知れませんが、古馬になって本質が出てきている可能性はあります。
最後に鞍上です。この馬は、ルメール騎手、ビュイック騎手、スミヨン騎手と世界の一流ジョッキーが、順々に乗ってきた馬です。外国人騎手使用になっている可能性があります。
今回、テン乗りの横山武騎手がこの馬の能力を出し切れるか、ここは大きなポイントになりそうです。
6人気 ヨーホーレイク(岩田望) 13.7倍
実績:B 近走:B+ 適正:B 騎手:A 所属:S
大阪杯は出遅れなければ、と思っている方もいるかも知れませんが、出遅れた事で道中脚を溜める事ができ、凄い脚で追い込んでくる事が出来ました。結果オーライだったと思います。
最後方に近い位置から、馬群を割って追い込む、消耗が激しい競馬をしましたので、今回は凡走のターンかなと思いますね。
7歳の割に、あまりレース数をこなしておらず、フレッシュな状態なので、ここも頑張れる可能性もあると思いますが、人気するならリスクが高いと思います。



まとめ
6頭中4頭がGⅠ馬、2頭もGⅠで馬券になっている豪華な有力馬達ですが、何か”主役不在”という感じもします。
どの馬にもチャンスがありますが、どの馬も何か助けが欲しい、他力本願な部分があります。伏兵馬の考察をしているような気分でした笑。
これは伏兵馬に面白い馬がいれば、十分付け入る隙がありそうです。楽しみになってきました。
最後に”注目馬”を挙げておきます。
※【注目馬】6/14(土)19時頃、配信終了予定
以上、宝塚記念の有力馬考察でした!




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